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では早速キットの比較を行うとしましょう。
これから掲載する写真は上がグリフォン、下がビレクのキットですので、覚えといて下さい。
まずは上面図から。
どうでしょうか、グリフォンの方は胴体が太くて、短くて、
そのせいかキャノピーが小さく見えますね。
上面からの写真じゃ分かりにくいでしょうか?
では真横から見てみましょう。
どうでしょう?
どうにも現物を目の前にしますと、一目瞭然なのですが、このように2次元情報だと分かりづらいでしょうか?
で、向きが反対でなんとも申し訳ないのですが、実物の写真を見てみましょう。
さてどうでしょう?
上の2つのプラモデルは、この実機の写真と比較して、似ているでしょうか?
下のビレクの方はなんとなく似ている感じがしますね。
上のグリフォンのキットの方はあまり似ていないように見えます。
そこで、もう少しネットでいろいろ調査してみますと、
Su-20 という機体の写真が、なんとなくグリフォンのキットに近いかな〜と思いました。
まるで間違いさがしのようですが、とりわけ垂直尾翼の付け根にある突起部分が、
ビレクのキットにはありますが、グリフォンのキットにはありません。
そういうわけで、グリフォンのキットは Su-22 ではなく、 Su-20 だということに脳内転換しても、
それでもやはりグリフォンのキットは胴体が太くて短いのです。
3次元の現物を手にしてみますと、その差は歴然で、どうにもこうにも、
本物の機体写真(かなりたくさんの写真を見ました)を見ると、これは似ていないのであります。
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