【 飛行機模型 】

飛行機模型の部屋へ戻る

プラモデルの部屋へ戻る


2005年3月5日(土)〜 2005年3月6日(日) の作業工程

イッチョンチョンのキットで、しかも実機がシンプルで凹凸の少ない機体なので、
部品点数は少なく、かつ、部品の合いも良好なため、基本的に製作は非常にラクでした。
(ボディ上部と下部の接合個所が機体を裏返さないと見えない位置に設けられている点もグッド)

では難儀した点を紹介します。
少ない突起物のうちの一つです。
こういうのがチョコンとついているだけでも雰囲気は変わるので、面倒臭いけれど頑張って取り付けます。






ひゃー実に小さい! TAK01 君の指先の天才的な器用さがしみじみ分かります。

次に問題なのが、このキット、キャノピーピラー(窓枠)のモールドがデタラメです。
そのままモールドを信じてマスキングしたら酷い目に合います。
前の見えないキャノピー(窓)になります。

なので、実機資料などを見て自分でラインを引かなければなりません。
自分は S.T 氏の完成品 を見て、脳内ラインを描いてマスキングゾルをカットしました。



では早速塗装開始です。

さて、その前にもうひとつ、実に大事な問題点があります。

それはトランペッターのキットはすごく離型剤が強いということです。

自分はそのことをネットで知っておりましたが、
実際に体験してみて、まさかここまで強いとは思ってもおりませんでした。

製造ラインによっては、中には「自分のはそうでもなかったよ」という人もいるかもしれませんが、
私のはとても離型剤が強く、コクピット内部の塗装をし始めた時、塗料は全てはじかれました。

そもそもキットを組み立てていたときに主翼を持っていたら、離型剤がヌルヌルして指紋がつくくらいでした。

そういうわけで、ボディ全体を600番でやすりがけして、その後ぬるま湯と食器用洗剤で洗いました。

と、そこまでの仕込みが終了したら、まず先に主脚格納庫の内部を白く塗っておきます。



白のような色は、筆塗りの場合いくら塗っても下地の色が透けて着色せず、
どんどん塗膜が厚ぼったくなって塗りヌラが酷いことになるのですが、
その点エアブラシは非常に助かります。

で、次に主脚格納庫をマスキングして本体の明るいグレーを吹き付けます。

ついでに持ち手をつけておきます。




こんな感じでキットを直に触ることがなくて安全ですね。



乾燥待ちもこんな具合で実に良いです。
まさにイッチョンチョンというスケールサイズならではのことです。

おまけに塗料の乾燥もとっても速くどんどん次の工程に進むことが出来ます。



あとは筆で主脚格納庫との境目まで塗ればいいのです。
本当は白の部分が溶けて塗料が混ざらないようにあらかじめ余分な白の個所をやすりがけしておくといいですね。

完成品を見る



飛行機模型の部屋へ戻る

プラモデルの部屋へ戻る