【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 兄弟コンビ vol.3 ◆◆◆

辺境と呼ばれるショッパイヤ高原にも激戦区域とそうでない区域が存在する。
それはエネルギウムの埋蔵量や採掘場の立地条件によって左右される。
今回の舞台はその中間と呼べる場所での話である。



兄:白一色の雪原の世界から今度は一変、緑一色の草原の世界か。

弟:ホント、どこまで行っても・・・見渡す限り緑一色だ。
・・・どうする?機体、緑色に塗りなおすかい?

兄:塗りなおすカネがない。

弟:ない・・・か。

兄:ない。

弟:そうだよな・・・そもそもこんなオンボロに乗ってるくらいだもんな。

兄:何度言ってもしゃぁないことだが・・・全く親父のしょうもない商売の失敗のせいでたたられることよ。

弟:全くだ・・・何がオレの財産は全部お前達愛する我が子のもんだ・・・だよ。
負債まで全部俺達に背負わせやがって。

兄:ハァ・・・全額返済するまで後何度出撃しなけりゃならないんだ一体・・・

弟:いっそのこと死亡保険かけて撃墜された方がラクだったりして・・・

兄:・・・そりゃ笑えねぇ冗談だな・・・



乾いた草原の風は、以前居た雪原の風と変わりなく二人の兄弟の心に冷たく吹きすさいだ・・・



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 MiG-21F-13 フィッシュベッド C 」 ◆◆◆













◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

ドイツレベル製 1/72 MiG-21F-13 フィッシュベッド C

キット紹介&解説は コチラ

前回のクルセイダーに続いて素晴らしいキット第二弾であります。
これまたドカ買いしておいて損はないキットです。

でも不満な点もあります。
主翼とボディの接合部とキャノピー接合部に結構なスキマが出来るのであります。
パテ修正が必要なくらいのスキマでせっかくの美しいモールドやリベットが消えてしまいます。
その他の個所でもパーツの合いがイマイチなところが多く、やはりモルドちゃんが侵食されちゃうのです。

あと武装が乏しく、AAMのアトールがついてません。(今回はフジミのミグやんから流用した)
ロケットポッドだけじゃ貧弱!貧弱ゥゥゥ!!

あらら結構不満が多くなってしまった。
ま、とにかくE〜〜〜〜キットであることには変わりがありません。



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