【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ 製作者:キクメン 「 MiG-21 SMT "フィッシュベット" 」 ◆◆◆
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◆◆◆ トリニツク・ガブリスキー元空軍少佐の憤激 ◆◆◆
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誰が何と言おうとも、この機体が一番である!
この無骨なスタイル。
贅肉を一切持たず、ただ、ひたすら任務追行のみを追い求めた機能美がここにあるのである!
必要最小限、それは裏返せば必要な物は必ずあるということである!
それゆえ、兵器コストは低く、
実際、世界で最も多くの国で配備された誉れ高き機体なのである!
やれ性能が低いとか故障が多いと良く言われるが、
それはきちんとした製品管理の元製造されていない機体のことで、
私の乗る愛機は品質管理が万全な工場で生産されたので大変優秀なのである!
ところで、何だ!あの敵の機体は!なんともハレンチ極まりないものである!
子供に夢を与えるアクロバットチームの機体というのなら十分納得もいくし尊敬もするが、
この神聖なる蒼き闘いの場所であのようなハレンチ極まりない醜態をさらすとは!
パイロットが技術と勇気を総動員して純粋に命をかけて戦う神聖な空を、
あのようなハレンチ極まりない機体で踏み荒らすのは許すわけには断じてならん!
許さん!断じて、我!許すまじ!正義の鉄槌を振り下ろしてくれようぞ!
二度とこの神聖なる空を荒らさないよう、私のこの愛する機体で葬ってくれようぞ!
もちろんこの、ガブリツキー元空軍少佐に文字通りガブリと食いつかれたのは、
伊達男「 ミエチャッタ・パンティーニ 」であることは言うまでもない。
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
フジミ製 1/72 MiG-21 SMT
恐らく 1/72スケールの MiG-21 のキットの中では最高のキットである。
モールドを見ているだけでもウットリするキットだ。
作りやすさや合いも十分良い。(80点くらい)
パイロットもパーツ分割されていてなかなか出来が良い。
(今回は乗せなかったけれども)
それにしても昔はこんな機体、あまり好きじゃなかったのだけれども、
今はこの機体は大好きになっている。
無塗装銀というのはあまり好きじゃなかったのだが、
最近のロービジの機体はカッコEと思う。
そして、そのシルエットだが、bis や、この SMT のように、
背中に燃料タンクを付けた機体は自分は好きだ。
ブサイクで不恰好になったという人もいるようだが、
自分はこのシルエット以降になってからの方が好きである。
とにかくフィッシュベット好きならば、
このキットは2つはストックしておくべきキットである。
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