【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ レストア隊 vol.2 ◆◆◆

ここは辺境ショッパイヤ高原。
その中でもさらに辺境の北東部地方には珍しい機体が今をも現役で飛んでいる場所があるという。
どうやらそこは中規模のエネルギウム採掘会社のオーナーが道楽でレストアした機体を飛ばしているのであった。



前回の話は コチラ

雑誌記者:うわーアレ、デモンじゃないですか?

社長:あ・・・やべ・・・

雑誌記者:え?うわっ!(急にブレイク)どうしたんですか!あれ、護衛の機体じゃないんですか!?

(無線の声):ちょっとアンタ!なによ、あのマリアって女からのメール!ちょっと待ちなさいよ!

社長:いやだから違うって!あれはスパムメールだってば!
うちの会社のホームページにオレのメールアドレスのっけてるだろ?
ああいうのはプログラムで自動的に送りつけてくる迷惑メールだってば!

(無線の声=社長の女房):うそ!迷惑メールくらい私にだって分るわよ!
でもあのメールには昨日のジンギスカン美味しかったねって書いてあったわよ!
実際アンタ昨日ジンギスカン食べたでしょう!服の匂いで分るんですからね!

社長:違うって!最近のメールはほんと巧妙で手がこんでるんだって、いやホント!こっちもエライ迷惑してて・・・

(無線の声=女房):だったらなんで逃げるのよ!ちょっと待ちなさいよ!この!(フォックス・ワン!)

雑誌記者:うわ!ちょ、ちょっと!撃ってきましたよ!マジでー!?

社長:おい!やめろって!いくらシケッて信管がダメんなってるからって当たったらどうすんだよ!

(無線の声=女房):うるさいわね!だったら降りてきなさいよ!この!(フォックス・ツー!)

雑誌記者:うわーーー!!キャ、キャノピー横切ったよ!お助けーーーッ!!・・・ガクッ・・・(気絶)

社長:おわー!!分った!降りる!降りるからもう撃つなって!頼むよもう!!

・・・



ここは辺境ショッパイヤ高原。
激戦続く最前線とは程遠いのどかな大地。

しかし約一名は昇天したようだった・・・



ちなみにモンゴルにジンギスカンはないと思います。北海道オリジナルの食べ物ではないでしょうか。



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 F3H デモン 」 ◆◆◆












◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

エマー製 1/72 F3H デモン



いやーーーどうです?機首下周りのラインはなかなか独創的だけどあんまりカッコE飛行機じゃないよねぇ・・・
キットがこれまたどうにもこうにもなキットでねぇ・・・
一応モールドはスジボリなんだけどすんごい太くて大雑把。パーツはすごく肉厚。
おまけにパーツ同士の合いがこれまた厳しい。とりわけキャノピーの合いが悪い。
この珍しい機体をどーしても今作りたいって人だけ買って作ったらいいレベルのキットであります。



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