【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 帰ってきたお坊ちゃま ◆◆◆

ボクの名は シャンペール・ドゥ・ボワール
歴史有るドゥ・ボワール家の男子だ。



この歴史有る名家、ドゥ・ボワール家を継ぐに値する強い男になるため、
ボクは自分を鍛えるために戦場に出たんだ・・・



↓↓↓ 彼の輝かしい経歴 ↓↓↓

シャンペールの輝かしい経歴その1

シャンペールの輝かしい経歴その2

シャンペールの輝かしい経歴その3

シャンペールの輝かしい経歴その4

シャンペールの輝かしい経歴その5

( 注:2003年以前のレギュレーションなので今のレギュとはちょっと異なる機体が登場しております )



その後、父さん母さんと約束した3年が経ち、ボクは家に帰った。

日々父さんの仕事を継ぐための勉強をしていたのだけれど、
何か心にポッカリ穴が空いたような気分になることが時々あった。

そう、あの日、あの頃・・・抜けるような空を駆け抜けたあの頃・・・
何もかもがあの空にあったあの頃の記憶がボクの心を空虚にしてしまっていたんだ。

そんなボクを察したのか、父さんはボクに素晴らしい余暇を与えてくれた。
( さすが父さん・・・ボクはいっそう父さんを尊敬した )

そう、それこそがこのドッグファイト・サーカスだ。

最初は模擬戦闘なんて・・・と、バカにしていたけど、
今ではこのゲームがボクの心に漂う空虚感を忘れさせてくれるようになった。

風を切るプロペラの音、必要最低限の計器、ジェットとは違うアナログな機体はむしろ、
空を飛ぶことをダイレクトに五感で感ずることが出来る気がする。

世界のどこにいても空は、空は、あの頃と変わらない・・・



と、机の上に開かれたままのシャンペールの日記をたまたま偶然に目にしてしまったシャンペールの執事、
セバスチャンは、ついついここまで読んでしまった。

還暦を既に越えたセバスチャンの目には熱いものがこみ上げていた。



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 D.520 ドボワチーヌ 」 ◆◆◆











◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

ハセガワ製 1/72 D.520 ドボワチーヌ

キット紹介記事は コチラ を読んでください。

かなり良いです。 モールドも、合いの良さも、組み立てやすさも。
足回りの接合ピンの形状など、細かい点で好感持てます。

残念ながらコックピットのデカールがなく、
その代わりなんと、紙の組み立て説明書に描いてあって、
そこを切り抜いて貼ってくださいとあるのには驚きました。

まぁ気になったのはそのくらいで、実に秀作キットだと思いました。



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