【 アホンダラ達の空 】

ショッパイヤ高原の激闘 の入り口へ戻る

アホンダラ達の空 の入り口へ戻る



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 A-4 スカイホーク 」 ◆◆◆









えー・・・・所属軍のマークを E にしてしまいました。

しかも気付いたのが次のスターファイターが完成した後ということで、
約一ケ月間全く気付きませんでした。

皆さんシンナーの吸い過ぎには十分チウイしてくらしゃい。



◆◆◆ 星の王子様になれなかった名も無きパイロットの最後の散歩 ◆◆◆

ここはラクでいい。
なんたって気分良く空を飛べるんだからな。

仕事もいたって簡単で、
無人の採掘機械やら採掘ロボットなんかを破壊すりゃいいんだ。

対空ミサイルも飛んでこなけりゃ、
厄介な敵迎撃機が襲ってくることもない。

哨戒任務で無人機械を発見したらそこんところへ爆弾放り込むだけでいいんだ。

あとはこの素晴らしく青く澄み渡った空を飛んでいられる。

慣れ親しんだこの相棒と一緒に。

まるで、昔のその・・なんつったっけかな「星の王子様」を書いた奴・・・

えぇと・・なんとかネグリジェがどうしたこうしたとかっていう奴も、
こういう気分で空を飛んでいたのかな。

( 正しくは「サン・テグジュペリ」です )

あぁ・・・空はいい・・・酒と女もいいもんだが、やっぱり空が一番だ・・・

このまま、ずっとこの空を飛んでいたいもんだ。

-------------------------------------------------------------------------

・・・・・・ しかし、

この名もないパイロットがノンビリ空を飛んでいられるのもこれが最後となった。

とはいっても、このパイロットの命が最後を迎えるのではない。

ただ、愛機を失うことにはなってしまったようだが。

愛機を失った彼の、その後を知る者は誰一人いなかった。

その彼に食いついたのは、もちろん ガブリスキー元空軍少佐 であった。


◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

フジミ製 1/72 A-4 スカイホーク

最初、模型屋でキットの箱を空けてモールドを見た時はかなりの好印象を受けたキットであるが、
実際に組んでみると、機首と胴体の機体の分割ラインが結構嫌な位置にあり、
しかもまた、この位置に給油パイプが干渉していて実に組みにくいキットであった。

これは恐らくメーカーが金型を使いまわして、
多くのバリエーションキットを展開することを目論んでいたためであろうと推測される。

また、マニアな方々からは機体のラインが実機と違うイメージであることも指摘されているように、
あまり「目利き」の効かない自分でも、確かに航空ファンやネットで実機写真を見るにつけ、
確かにどことなくあまり似ていないような気がした。

ともあれ、モールドはなかなかキレイで、プラの材質も結構品質が良いもので、
国産キットの良質さをそれなりに堪能出来るキットであった。

ところでこのキット、機首にいつも通り重りをいれたにも関わらず前輪が浮いてしまった。
車輪の位置が高いせいもあるが、重心位置はかなり後ろにあるので注意が必要である。



ショッパイヤ高原の激闘 の入り口へ戻る

アホンダラ達の空 の入り口へ戻る