【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ エリート vol.2 ◆◆◆
整備士A:おいおい、またスゴイのが飛んできたなオイ!
整備士B:ありゃオメェ、ラプターじゃねぇのか!?
整備士C:まさかよ、俺ら傭兵部隊にアメリアの正式最新鋭機なんか送られてくるわきゃねぇだろう。
整備士B:でも見てみろよ、ありゃどう見てもラプターだぜ?
整備士D(眼鏡をかけたちょっとインテリちっくな風貌):いや、ちょっと違うな・・・
整備士D:多分・・・あれは・・・YF・・22、YF-22だ、間違いない。
整備士A&整備士B&整備士C:YF-22?
整備士C:試作機だってか?
整備士A:また試作機か!なんだってまた・・・
整備士B:あ・・また・・・あの人じゃねぇか?
整備士A:あぁそうか・・そうだ、多分そうだ。
整備士C:またしかし、整備に難儀するモノを送りつけてくれたもんだなぁ・・・
整備士B:全くだ・・予備パーツなんてもんはないから、全部スクラッチだ、参ったなぁ・・・
整備士D:そうか?オレは嬉しいがね。こんな機体を好きにいじれるなんて、そうはないことだぞ。
整備士B:まぁお前はそうだろうけどよ・・
整備士C:さて・・・乗ってる奴はどんな奴だろうな。
整備士A:こないだの奴はなんだかえらく冴えねぇ奴だったな。
整備士B:あの人が送ってきたパイロットだから腕は立つんだろうけど、それでもなんだか冴えない奴だったな。
整備士D:ま、オレとしては機体を壊してこない限りどんな奴だろうと構わんがね。
整備士A&整備士B&整備士C:それもそうだな。
パイロット:ヘッキシ!
(ヘッドフォンで大音量のクシャミを聞かされた)管制官:!!!
パイロット:スマンスマン。
管制官:お前、まさか風邪じゃないだろうな!
(物の本によると戦闘機パイロットは絶対に風邪を引いたら操縦してはいけないそうです)
パイロット:いや、そうじゃないんだけど、急に鼻がムズ痒くなっちまって・・・
管制官:まぁいいや、とりあえず3番ハンガー空いてるからさっさと突っ込んでくれよ。
パイロット:了解了解。(下品だなぁ・・ま、これが傭兵部隊ってもんか・・・)
管制官:それにしてもまぁお前さんまでやっかいな機体に乗ってきたもんだなオイ、今頃整備士連中はボヤいてるぜきっと。
パイロット:んなことオレに言われてもなぁ・・・オレはただあの人からコレに乗っていけって言われただけだしよぅ・・・
管制官:まぁそりゃそうだわな。
パイロット:そうそう、そういやなんだかオレの後にも何か最新鋭の機体を用意してるって言ってたぜ。
管制官:何?まだ来るってか? ・・・そいつはひとまず整備士連中には黙ってた方がいいぜ。
パイロット:あぁそうするよ。
こうしてまた、新たなエリートが加わった。
果たして彼は仲間からの信頼を得ることが出来るだろうか。
◆◆◆ 製作者:キクメン 「 YF-22 」 ◆◆◆
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
トランペッター製 1/144 YF-22
製作過程記事は コチラ を読んでください。
では製作後の感想を書きます。
パーツ同士の合いがところどころ悪く、苦労したキットでしたが、
他にもっと苦労するキットを同時進行で製作していたのと、
サイズがサイズなだけに、すぐにカタチに出来ました。
前回に続き今回も塗装は1日で終了です。
完成後のサイズも置き場所取らずで非常にEですね。
ところでネットで調べてみたら、
YF-22とF-22ラプターって結構違うことが今回始めて知ることが出来ました。
当初YF-22とF-22がそこまで違うとは知らなかったので、
今回のトラペのキットは似てないし、カッコ悪いと思っていたのですが、
実際にロッキードマーチンの図面をネットで見たら、
結構似ているキットであることが判明しました。
でも正直あまりYF-22の方はカッコEとは思えませんね。
F-22ラプターの方はアメリカの次期主力制空戦闘機だから、
(しかも純然とした新型制空戦闘機という意味では恐らく最後)
そのうちキットは販売されるでしょうから、それまではおあづけですね。
取りあえず比較として書くならば、前回のYF-23の方が作りやすかったです。
しかもカタチもあっちの方がカッコEです。
とか書きつつ、やっぱり作り終えた後の姿を見ると、
しかも2機並べて眺めているとニンマリ御満悦であります。
やっぱりプラモはカタチにしてナンボです。
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