【 アホンダラ達の空 】
ショッパイヤ高原の激闘 の入り口へ戻る
アホンダラ達の空 の入り口へ戻る
◆◆◆ 古くたって壊れたっていまだ現役 ◆◆◆
ここは辺境ショッパイヤ高原。
とうの昔に現役引退したはずの機体に操縦士がいまだに飛び交う、時間の停止した辺境地帯。
あ、また壊れた。
もちろん敵にやられたんじゃなくて、経年劣化で。
高性能レーダーもない、第一世代型だから空対空ミサイルもない、あるのは機関砲とロケット砲のみ。
それでもマッハ2は出るし高度3万までのダッシュ力、
そして格闘戦能力じゃ最近の戦闘機にだってひけをとらねぇ・・・と、思いたい。
壊れたって大丈夫。
なんたって1万機以上も生産された驚異の大ベストセラー。
今のハイテク機みたいに融通のきかないデリケートなもんじゃないから、
ちょっといじりゃいくらでも部品の替えはきくってなもんよ。
アナログ世代の便利なところだな。
つってもなぁ、さすがに人間の方は部品のとっかえひっかえは出来ねぇんだよなぁ。
1日飛ばしてりゃ、首も痛けりゃ肩も腰もいてぇ、こんなんでいつまで飛べるかなぁ・・・・
ここは辺境、ロートル達が集う空。
機体がリタイアするのが早いか、操縦士がリタイアするのが早いか、
撃墜されることよりも深刻な悩みがそこにあった・・・・
◆◆◆ 製作者:キクメン 「 MiG-21F-13 フィッシュベッドC 」 ◆◆◆
おいおい何機目だよフィッシュベッド。っつーくらい作ったねぇ。
実際実物も、ものすごい数生産されたわけですが、なにもそれをトレースしなくてもいいだろうに・・・
とはいえこのキット、ナナニーの初期型フィッシュベッドの中じゃ最高傑作といってもいいキット。
全身にビッシリ入ったこのモールドにリベット痕!この表面ディティールだけでもシヴィれるし、
立体造形もまさに完璧といえるほどのカッコ良さ。
実在のヒコーキを作るのは久しぶりだったので、苦もなくサクッと完成するところまで持っていけました。
とはいえ全くマイナス点がないわけではなく、キャノピー前面、胴体と主翼に若干のスキマができるのと、
主脚に翼のパーツを取り付けるのが異様に厳しい作りになってたりします。
でもまぁ作り上げるとそれこそ素晴らしくカッチョイーバラライカ(ロシアでの愛称)がそこに現れます。
で、毎年恒例の干支の書初めですが、今年は申年ということでおサルさんを描きました。
最初はベローシファカかワオキツネザルを書こうと思いましたが、あまりにサルっぽくないのでやめました・・・
ショッパイヤ高原の激闘 の入り口へ戻る
アホンダラ達の空 の入り口へ戻る