【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ たまに飛ぶからいいという稀有な存在 ◆◆◆

ドッグファイト・サーカスの中でも、どちらかというと、あまり人気がないのがアーリージェットクラスだ。

ただ、マニアの間ではそれなりに人気があるようで、廃棄寸前の状態の機体でも、お金と時間をかけて、
丹念にレストアをした者達には賞賛が与えられるのであった・・・

とりわけ、アーリージェットはエンジンの特性からレストアが非常に難しいとされ、
マニア、いわゆる通の間ではパイロット以上にレストアを行った者に対して賞賛を称えるのであった。



一応 以前の話の つながりということで・・・

一部のマニアックな観客A:あぁ今日も貴婦人は飛ばないのか・・・

一部のマニアックな観客B:例え飛ばなくともあの純白の貴婦人の美しさには変わりがないのだ。

一部のマニアックな観客C:その通りだ。飛ぶ飛ばないはあのお姿の前にはどうでもいいことなのだ。

一部のマニアックな観客D:まったく完全に同意する。我々はただあのお姿を拝見出来ただけでも有難いと思うべきだ。

その会話をたまたま耳にした整備士見習い:なんというか、ファンってホント、有難いですね。

整備士の先輩:あぁ全くだ。だからせいぜいよーく磨いておいてくれよ。ちゃんと動くエンジンが届くまでは。

その会話をたまたま耳にした整備士見習い:そうですね。了解です。せいぜいよーく磨いておくことします。



碧空広がる大地のもと、今日も飛ばない純白の貴婦人は羨望の眼差しを受け、今日もたたずむのであった。



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 グロスター ミーティア F.8 」 ◆◆◆




















◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

え〜・・・ごめんなさい。以下丸々前回の製作後期の丸コピです。

エアフィックス製 1/72 グロスター ミーティア F.8

イギリスのグロスター社製のミーティアを作りました。(今回で2個目です)
箱を開けて取り出してみると、まるで簡易インジェクションのような印象のこのキット、
金型は1969年製のMk.3をベースにしてるようで、かなり昔のキットです。

と、思っていたらさすがネットの世界。
というよりも、こんなアホなページを見てくれている有識者がいるとはなんとも驚きかつ、
恐縮・感激なことに、有難い御指摘を受けました。
このキット、元ネタがしっかりありまして、チェコのMPMというメーカーのキットと同一だそうです。

元キットの方はエッチングパーツやレジンパーツが入っているそうですが、
エアのキットはオミットされています。
で、チェコというと他にもスペシャルホビーとかありますが、やっぱり簡イだそうです。

でもモールドは一応スジボリです(ところどころ消えかけてるとっても浅いモールドだけど・・・)
でもって車輪格納扉や翼の後端などがとても肉厚で、まるで戦車の装甲です。
もちろんキクメンは面倒臭がり屋なんでキットのまんま使っております。

簡イのようなすごく昔のキットのくせにパーツの合いはなかなか良好です。
パテいらずでございます。(垂直尾翼と水平尾翼の間にスキマが出来ますがキクメンはそんなの気にしない)

さて、この機体。Me262の登場から少し遅れて出た世界で2番目のジェット機だそうですが、
いまいち性能はパッとしなかったようです。
朝鮮戦争の頃には86セイバーとミグ15の前に、完全に負け組みだったようです。



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