【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 僻地の用心棒 vol.1 ◆◆◆

ここはミンゴル、ショッパイヤ平原。
大量のエネルギウムが埋蔵されているチョリとは違い、
大規模な軍事介入はされることのない、いわゆる偏狭・僻地と呼ばれる場所だ。
しかしそれでも今日もアホンダラな漢達は大空に舞い上がっていた・・・



オレの名は マイク・マクガイヤセキ、オクラホメの出身だ。
一時はアクロ・チームも夢見たが、いまはしがない偏狭の日銭稼ぎのパイロットだ。
オレの仕事はここでは「保険屋」と言われる仕事で、要するに攻撃機の護衛をしている。

こないだまでここいらじゃ攻撃機を迎撃する戦闘機がほとんどいなかったらしい。
だが、カンパニーも無人採掘ロボの損失額がバカにならなくなってきたってんで、
攻撃機にやられっぱなしにしておくわけにもいかなかったらしく、
ロートルやボロの、安価だがいちおうそれなりの迎撃機隊を編成したようだ。

そうなると今度はそれにあやかろうって連中があちらこちらからやってきて、
やれ価格競争とやらで、そこそこ程度のいい迎撃機隊までもが安価で配備されてくるようになってきやがった。
そんな経緯で最近じゃその規模が徐々に膨れ上がりつつあるってわけだ。

となると今度はこれまで天下だった攻撃機隊も護衛が必要になって、
こうしてオレのようなフリーで結成された護衛専門の傭兵部隊・・いや、護衛専門業者まで登場したってわけだ。
まぁ要するに少ないカネを求めてやってくるハゲタカどもってことだな。

今度の護衛はドンガメなA-10のお守りをしなけりゃならんハメになったが、
こりゃチト貧乏くじ引いちまったかなぁ・・・

だが、敵さんがエーロ軍だった場合、ちょっとした利点がある。
それはこの機体が敵さんとこのミラージュに似てるんで、
たまに混戦になったとき、敵さんが老いぼれとかヘボパイロットの場合、
オレを見方機だと一瞬勘違いするんだな。
これでこれまで結構助けられたこともある。

さてと、そろそろ支度するかね・・・



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 F-21 ライオン 」 ◆◆◆











◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

キット紹介記事は コチラ を読んでください。

イタレリ製 1/72 F-21 ライオン

左右のエアインテークと胴体に出来るスキマは相変わらずクフィールやミラージュの同社製キットと同じで、
パテ埋め修正は必須であります。

それ以外で特に難敵な個所はありませんでしたが、後輪の主脚に取り付ける主脚カバーの取り付けが点付けなので結構イライラしました。

完成させてみてクフィールよりも小さくて控えめなカナード翼がおちゃめでなかなかイカス機体だと思いました。

なによりも最近作ってきた連中と違って機体サイズがコンパクトで置き場所という点で大いに助かります。

ま、とにかくこの機体も実にカッチョEです。

そういや自分のこれまでの完成作でこれに似たデルタ機って結構ありますね。



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