【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ 製作者:キクメン 「 F-104A スターファイター 」 ◆◆◆
◆◆◆ White Knigt & Black Knight 前編 ◆◆◆
最近にわかにここ偏狭の地も物騒になってきた。
これまでは対地任務が主務のロートル対地攻撃機が、
この地の空を席捲していたのだが、
無人採掘ロボットの損失が無視出来ないものとなったため、
各基地とも次々と迎撃/戦闘機の配備を開始していた。
( 各企業の経理部長はかさむ経費に頭を悩ましてはいたが・・・ )
午後16時37分、第一報が届いた。
「 助けてくれ! 魚だ! 魚がいやがる! 」
第一次攻撃隊( といっても資金と規模の理由からたった2機の攻撃隊 )からの緊急無線連絡が入った。
もちろん魚とは MiG-21 フィッシュベッド のことである。
この地では、これまではそのような報が届くことは全くなかっただけに、
管制官達は戸惑い、手際も全く悪かった。
そこへ第二報が届いた、午後16時41分のことである。
「 第一次攻撃隊へ告ぐ! 20分・・・いえ、15分持ち応えられて? 」
「 15分!?アンタぁ誰・・・いや、分からん、分からんが、なんとか逃げてみる! 」
慣れない非常事態に困惑して何が起こっているのか理解出来ず、
そのやりとりを半ば呆け気味に聞いていた管制官がなんとか声を搾り出した。
「 誰だ? 誰が交信している? お前はどこの誰だ? 」
全くもって直接的で冷静さを欠いた管制官とは思えない返信であったが、
それに対する返答も普通ではなかった。
「 私は・・・そうね、白い騎士よ 」
「 し・・白い騎士ィ? 」
その声はこの辺りではなかなか聞く事の出来ない澄んだ通る声で、
どこか品を感じさせる流暢な発音であった。
彼女の名は ジュディ・ファースター。
名馬を数多く輩出してきたファースター牧場の一人娘である。
「 ゴーオン マイ サラブレット 、
ファースター家の名は伊達じゃないことを見せてちょうだい 」
碧空の空に純白の機体がコントレールを描き駆けていった。
その姿はまさしく白馬の騎士であった。
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
イタレリ(でもエッシーの金型) 1/72 F-104A スターファイター
実に組み立て易いキットでした。
この後の後に製作予定のハセガワの同機種よりも部品構成が単純で、
部品数も実に少なく、例えば主脚のパーツなどはシンプルで頑丈なので、(あまり繊細じゃないけど)
組み立てはラクチンでした。
なので、あまり細部を気にしない私のような適当君には、
もってこいのキットであります。
しかも恐らくこのキットは旧エッシーの金型のキットなので、(模型情報誌にそう書いてあった)
イタレリ金型とは思えない繊細なスジボリです。
(ちょっと浅くてうっすら消えかかっているところもあるけど・・・)
さて、今回白一色ということで、結構苦労しましたが、
4回くらい重ねてなんとか発色してくれました。
とはいえたった2日で塗り終えているので、相変わらずかなり適当です。
(リ−マンは忙しいんだってば)
にしても薄〜いデカール貼りの作業って本当にイラつきますね。
プラモン作ってんだか、精神修養しているんだか分かりません。
っつーことで六根清浄六根清浄!(用いる意味が違うけどまぁいいや)
あ、そうそう機首周りのデカールはキット付属のデカールを指定のまま貼ったんだけど、
この頃のマーキングって結構派手で目立つものなのね、
白地に貼ると(ちょっとうるさいかもしれないけど)とっても目立って良いアクセントになりますわ。
昨今のロービジ機に比べてえらい違いですな。
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