【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ 羊の皮を被った狼 ◆◆◆
機体もロートルならパイロットもロートル。
ここは辺境ショッパイヤ高原。
わずかな資源に群がる年老いた狼どもが集う場所。
この機体、最後のガンファイターなんて呼ばれたことがあったが、それすら随分昔のことになっちまった。
空対空ミサイルを搭載しない戦闘機が機銃だけでドッグファイトをし合うなんざ、
世界広しといえどこの空しかねぇだろうよ。
なんたって金がねぇカツカツな飢えた狼連中、それもロートルばっかりのこの空じゃ、
たとえ空対空ミサイルを積んでいても出所の怪しいお古の払い下げ品で、
まともに動作するようなもんじゃねぇ。
動作したとしても、お古の空対空ミサイルなんざ、こっちの腕一本でいくらでもかわしてやるぜ。
そんな戦いを出来るのはもうここだけなんだろうなぁ・・・
◆◆◆ 製作者:キクメン 「 F-8P クルセイダー 」 ◆◆◆
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
アカデミー製 1/72 F-8P クルセイダー
以前、つっても結構前になりますが、レビューのときにもさんざん書いたけど、とにかく素晴らしいキットです。
スジボリが美しすぎていつもなら垂直尾翼に描く干支のイラストも一番スジボリが掘られていない場所に描くことにしました。
さてこの機体、アメリカで設計開発製造された機体ですが、F-8Pと最後にPがついているのはフランス輸出版の型式です。
でもアホンダラではアメリカ産ということでキクメン軍に所属させました。
モノホンの写真も載せたので違いを探して見るのも面白いです。
最後の2枚がアメリカ海軍のクルセイダーです。
一番活躍していた古い時代の頃はもっと派手な塗装でしたが、アメリカ海軍の写真はオイラ好みの地味なグレー1色のバー塗りです。
エンジンカバー部までグレーでバー塗りしてるのが興味深いですなぁ。
ちなみに左機首横のポッコリしたふくらみは給油プローブを格納しているところなんですな。
毎年恒例の(ほんとに12年分続くのか?)干支のイラストですが、今回は結構ポップな感じのイラストがうまいこといって、
ほとんど一発勝負でサラっと描けてしまう自分に、我ながらやはり絵心あるなぁと自画自賛満足したとさめでたしめでたし。
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