【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ バディ・バディ vol.3 ◆◆◆
「コイツはまだアタマカタイ砂漠でも十分やれる。なのになんでこんな偏狭で飛ばさなければならないんだ。」
「仕方ねェだろ、あっちはステルス機能が当たり前なくらいの最新鋭機ばかりだからな。
俺らみたいのがノンビリ飛んでいられるような場所じゃないんだって。」
「ステルスなんかなくたってコイツのタフなボディなら対空砲なんかメじゃないぜ!」
「対空砲だけならな、だが敵さんの最新鋭の戦闘機からは逃げられないだろう?
しかも俺らみたいなマッハも出せねぇドン亀を護衛してくれる味方戦闘機だっていないだろうよ。
そもそもあっちじゃまだ制空権だって取れてないんだ。
あっちで飛べる攻撃機といやぁストライク・イーグルくらいなもんよ。」
「ケッ!あんなの!純血の攻撃機じゃねぇくせに!破壊力ならコッチの方が上だろうがよ!」
「お前なぁ・・・受け入れろよ、現実を。そもそもまだマシな方だぞ俺達は。
辺りを見てみろよ、ホラあれなんてとくに・・ブロンコだぜ?目の錯覚じゃないかって思うよ。
それに比べれば俺らの機体の方がはるかにマシってなもんだ。
しかも、餞別とかいって無理矢理かっぱらってきたマーベリックだってここじゃ貴重なんだ。
他の連中なんてシケッたMk82とかしかぶら下げられないってのによ。」
「そんなのと比較すんな、アッチじゃマベリックなんて使い放題だったんだ。」
「まぁまぁ、とにかく受け入れるしかねぇんだって。だからよ、まぁここでいっちょう暴れてやろうぜ?な?」
「・・・ケッ!面白くねェ・・・」
「ま、気持ちは分かるけどよ。でもな、アッチでやっていくよりはラクだと思うぜ?
とりあえずよ、派手に暴れて少しはウサを晴らしてこようぜ。そうすりゃちったぁ気分も晴れるって。
それにここで俺達の活躍が広まればひょっとしたら転属のチャンスだってあるかも知れないぜ?」
「ホ・・ホントか?」
「あぁそうよ、ココで一暴れしてよ、俺達の名を知らしめるのよ。そうすりゃ上の連中も考え直すって。」
「そうか・・・そうだな・・よし!なら大暴れしてやるか!」
「その意気だ!じゃ、俺は先に行くからいつも通りケツは頼んだぜ。」
「おう、まかせとけ!」
( フゥ・・・ヤレヤレ、乗せるのも一苦労だ。まぁ残念ながら転属ってのは正直ありえねぇ話だろうな。
とにかくあっちじゃもう俺達みたいなロートルの出る幕じゃねぇんだ。それでもまだ俺達はマシな方だ。
それが嫌なら・・・そうだな・・・空戦サーカスにでも出るか・・・ )
ショッパイヤ平原・・・
ここはアタマカタイのような最重要激戦区ではない、いわゆる偏狭の地である。
使われる飛行機は旧式でパイロットもロートルか二流かハミダシ者達である。
ここに来るパイロット達はさまざまな過去を持って今日もこの地にやってくる。
◆◆◆ 製作者:キクメン 「 A-10 サンダーボルト2 」 ◆◆◆
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
キット紹介記事は コチラ を読んでください。
アカデミー製 1/72 A-10 サンダーボルト2
っていうわけで、そろそろ古いからサイナラ攻撃機を作りました。
いやいやウイングスパンが長いから場所とりますよコイツ。
最近は爆弾満載ってのも慣れてきて、これくらいなら特にウンザリしなくなりました。
さて、キットを組んでての感想だけど、
タミヤ(イタレリ製)の同機種を作って見ると、やっぱりこっちの方がちょっとショボく感じる。
コクピットや主翼のパーツなどが特に目立った。
しかし良い点もあって、キャノピーとボディの合いはコッチの方がいいし、
全体的にシンプルな部品構成なので作りやすかった。
ただパッと見のカッコ良さはやっぱりイタミヤ(イタレリ・タミヤの俗称)の方がいいっすね。
それと要注意なのが機首に仕込むオモリの重さね。
もう、相当重くしないとしりもちつきますよ。マジで。
とにかく重くしてください。
相当重くしたつもりでもまだ頭浮きますから。
執筆から約5分後・・・
ヤベェ!せっかく塗った、翼端灯付けるの忘れてた!グワ〜!!
写真撮りなおすの面倒臭ェ〜!!!!!
えー・・・そのままにすることにします。
(キットにはちゃんと付けました)
もう一つ書き忘れてました。
今回コピックのブレンダーを使ってMAX渡辺氏のウェザリングを施して見ようとしたのですが、
ブレンダーを使ってたら下地の緑が薄くなってきたので速攻でやめました。
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