射撃位置 : 約10m(大体) | 銃口から的までの距離 : 9.65m(メジャーで正確に測定) |
射撃場所 : ベランダ(ほとんど無風) | 気温 : 約25℃(天気予報の結果:大体の値) |
射撃姿勢 : 座射 | 射撃方法 : レスト射撃 |
一枚の的には5発撃ち込む |
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感想: 〜注意!!〜 あくまでも私の主観的意見なので、参考程度に読み流して下さい。 最新鋭作品: P90 です。 気合入っていますね今回も。 標準でダットサイトだもの。 各部の構造もこれまでに積み上げてきた要素が随所に散りばめられています。 まずはバレル部の分解が容易であること。 これはかなり良い選択であると思う。 バレルクリーニングが容易というのは命中率維持には必須である。 (ただし、着脱を繰り返し行なってもガタが出ないことが前提だが・・・) 次、直接命中率とは関係ないかも知れないが、ボディ剛性が高いことも大変良い。 H&KのG3と違って、構えてもギシギシいわない。 これはアクティブに活動するサバイバルゲーマーにとっては大いに歓迎出来る点だと思う。 ボディ剛性が命中率向上にどれだけ直接的に貢献しているかは分からないが、 バレルやチャンバーまわりに余計な負荷がかからないので良いと思われる。 構えるごとに微妙にバレル、チャンバー、エアノズルの軸線が変わってしまっては、 命中率にとって良いとは思えないからだ。 ただ、この点に関して注意しなければならないのが、 上述した部分にからんでくるが、本体とバレル周りのレシーバーとの接合部の強度である。 何度もレシーバー部と本体部を着脱しているうちにガタつき、 メカボックス部のエアノズルとチャンバーとの間のクリアランスが狂わないかが、唯一の心配点だ。 命中精度以外の点での好印象といえば、 バッテリー収納部のフタの落下防止ロックであろうか。 賛否両論吹き荒れるダットサイトは、個人的には実はどうでもよいのだが、 AUGのように2パターン用意するというのも良いかもしれない。 思いついた順に書いているので話が前後して申し訳ないが、 (書いてるときの気分で文体が変わるのも申し訳ない) このコンパクト・ボディは大変よろしい。 それでいてファマス F1 よりも1ミリだけ命中精度が良いというのだから素晴らしい。 ただ、ファマスもそうだったが、やはりトリガープルはネチッこい。 APSのような精密射撃用のボルトアクションライフルではないのだから。 これは仕方がないことだと分かっているのだが、やはり気になる。 ところで今回300連マガジンを使用したのだが、1点だけ気になった。 エクセル弾を使用していたときはノントラブルだったのだが、 トイテックの真球弾使用時に2度程給弾トラブルが起きたということだ。 エクセル弾は若干他の弾と違って径が小さいのと、表面がツルツルしているが、 トイテック弾は表面がほんの若干、気持ち、ザラついているので、 給弾不良を起こすのではないだろうか? それ以外は全くのノントラブル。 ハイマウントでスコープが高い位置にマウントされるので、 200発撃ちこんでも首が疲れることはなかった。 (バレル軸線が高くなってしまうのは仕方がないが) 総論: これはかなりイケてるライフル(ではなくサブマシンガンが正解であろう)である。 コンパクトで剛性が高く、メンテもしやすく、命中精度も抜群。 これまでの蓄積が実に良く集積されている秀作である。 サバイバルゲームでその真価がいかんなく発揮されると思う。 |