【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 転入者 ― その理由 ― ◆◆◆

なあ、あの機体ってそんなに旧式だったっけか?

そうさなあ、確かに新しい機種じゃないけど、
あのタイプならまだ充分に第一戦で活躍できると思うけど・・・

時代の流れはそんなに激しいのか・・・



ずいぶんとのんびりした場所だな、おい。

まあいいじゃないか、大体、俺は砂漠なんて嫌いだったんだよ。
激戦地だけあって、やりがいもあったけどよ。

それだけに、変にエリート気取りな奴らも色々いたなあ。

そうそう、あそこにいた戦車隊の奴ら、主戦力は俺達だみたいに威張りやがってて、俺は気に入らなかったんだよ。

だからって、味方に向かってロケット弾撃つこたあないだろう。

違うぞ、そっちへ行くと危ないぞって、注意してやったんだよ。
・・・威嚇して。

味方に威嚇するなよ!

おまえだって、街へ行くのにトラックなんかトロくてやってられねえってこのヘリで行っただろ?
整備の奴らがおまえの機体がないって大騒ぎになったんだぞ?

街の中でも大騒ぎだったぜ。みんなの注目のマトだぜ?
まあ、憲兵なんかが来てうざかったけどな。

あっち行けって言ってたんだろう?

聞こえねえよ、コクピットにいるんだから。
聞いてやろうとして追いまわしてたら、みんな逃げちまったよ。ざまあみろだ、邪魔しやがって。

攻撃ヘリで街の中を飛ぶなよ!



どうやらこの機体がここに来たのは、旧式化した為ではなく、ほかに理由がありそうだ。



◆◆◆ 製作者: S.T 様 「 Mi-24 」 ◆◆◆











◆◆◆ S.T 様のキット解説と製作後記 ◆◆◆

タミヤ・イタレリ 1/72 ウォーバード Mi-24

かなりくたびれたキットだと思います。

(1)モールド

まあまあはっきりした凸モールドです。リベットなんかはクッキリしていていい感じ。
しかし、操縦桿のような細かいパーツでは、造形そのものが逝ってしまっているところが…

(2)パーツの合い

悪い!
結構な段差、隙間が出来ます。
リベットラインに継目がかかるとお手上げです。
あと排気管。内側のでかい段差&エッジ薄すぎ。
エポパテと粗いペーパーでざっと修正し、やすり傷は溶きパテを塗りたくって消しました。
真っ黒に塗ってしまうので丁寧にやらなくても目立ちません。
キャノピーの組合せも悪く、パテ必須です。
開閉選択可能なパーツ構成にするからだよ!
写真参照願います。






(3)全体の形

いい感じ
完成させた形は良いのですが、こんなのどうやって修正するんだよ!
と思いながらの、かなりなげやりな作業しか記憶にありません。
排気管とキャノピーはきちんと処理しました。
きつめのウェザリングでごまかしました。



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