【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 変更と変化 ◆◆◆

30年間、艦上攻撃機での空母勤務をしていたのですが、突然、海の無いミンゴルに配置転換されてしまいました。
さて、どうしたものでしょうか?

辞令を受領し即日ミンゴルまで愛機A-4をフェリーし、ミンゴルの航空師団に到着したのだが右も左もわからない。
宿舎を与えられ、数日経つというのに、地面に足がついているのが気持ち悪くてしょうがない。

ここは湿気に悩まされることも、狭いベットから落ちそうになることも無ければ、狭くて臭い集団生活を送らなくてすむ。
ミンゴル勤務のほうが人間的な生活を送っているのは間違い。

しかし、30年間で染み付いたものは直ぐに切り替わるものではないらしくどうにも落ち着かない。

A−4はたった6本のボルトを外すだけでエンジンを取り出せるなど整備性にも優れた機体だ。
30年間乗り続けた機体は、即座にミンゴル仕様となるため、給油ノズルが取り外された。
機体にはまだNAVYのマークと着艦フックが残っているが、いずれ、余計な部品がはすされ、ミンゴルに合った塗装になる。

愛機はすでにミンゴル仕様に変身しつつあるが、人間の方は・・・・

ただ一つだけ救いになることがある。
それは飛び立ってしまえばどこの空も、同じく自由だって事だ。




◆◆◆ 製作者:イシケン 「 A-4 SKY HAWK 」 ◆◆◆









◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

プラッツ 1/144 A-4 SKY HAWK

A-4はアメリカ海軍でもっともポピュラーだった艦上攻撃機です。

この模型は、食玩で人気を確認してから商品化する流れにのったのか、よく研究されてから発売されていると思います。

尾翼部分の段差が目立ちますが、作りやすい構成になっていますし、繊細なモルドも綺麗に整っています。
難点をいえば、キットの中に武装が一切用意されていないこと、これはちょっとさびしいですね。

イシケンとしては攻撃機らしく葡萄のように折り重なったような爆弾をパイロンに吊り下げたかったのですがそれはなりませんでした。

せめて、別売の武器セットから、どの武器をチョイスすればよいのかマニュアルが入っていればと思いました。

なお、写真にあるとおり、A-4の特徴でもある給油ノズルは作成上のミスで折れてしまったため、省略しています。
あと、モルドが繊細なため、上手く墨が入らないと思って墨入を省略したが、写真で見るとノッペリしてしまった。
墨入れしておけばと反省である。



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