【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ 新型機導入 ◆◆◆
それは、とあるアタマカタイのイシケン軍基地、朝のブリーフィング中の出来事だった。
みなさーん、新型機の導入が決まりました!!ハイ拍手!!
イシケン軍は、連日のキクメン軍の新型機導入に手を焼いており、
新型導入が熱望されていたのだった。
今日は新型機の説明のためにスホーイ設計局から担当の技師さんが説明に来てくれています、
それでは説明の後に質問の時間とさせていただきます。
え〜〜〜技師のオクライリ・トバナイコフです。
この機体は安心と信頼のパートナー、我が設計局が自信を持ってお送りする、第5世代汎用戦闘機です。
・・・・以上
質問がございませんようでしたらこれで・・・
たった10秒の説明で帰ろうとする技術者に呆気に取られていたが、
すぐに、怒りに満ちた質問が飛ぶこととなった。
性能はどうなってるんだよ!!
技:「第5世代戦闘機としての性能を十分満たしています。」
ステルス性能はどうなんだよ!!
技:「それは相手のレーダーの性能によりますね。」
実際何機配備できるんだよ!!
技:「アタマカタイ戦域で複数としかお答えできません。」
矢継ぎ早の質問にうんざりしたのか「最後に!!」と声を荒げると
「この機体は我が設計局の自信作です、大いに活躍していただけると信じています。」
技師は勝手に締めくくり、足早に部屋を出て行ってしまった。
廊下に出ると鉄の扉は閉められ、背中越しに聞こえた怒号が一瞬にして静寂に変わる。
数日後、機体受領が行われた。
機体は新品で完璧な整備が施されており、マニュアルも完備されていた。
カタログスペックは技術者が自信を持っているのがうなずける性能が記載されていたし、
テスト飛行を行ったパイロットの話でも高い評価を受けていた。
なお、経理部が見つけたカタログと一緒入っていた納品書とサポート契約書にはこう記されていたという。
「機体は無償提供とします、サポートは別途有償になります。」
そして、サポート料金欄には莫大な金額が書かれていたという。
◆◆◆ 製作者:イシケン 「 PAK FA T-50 」 ◆◆◆
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
ピットロード製 1/144 PAK FA T-50
ロシアの実験機PAK FAの模型化です。
製造はピットロード、精密1/144模型を作ってくれるありがたいメイカーです。
商品は上板、下板のシンプルな構成で単純なパーツなのですが、
上下のモナカはピタリと合い、鑢かけはほとんど必要ありませんでした。
基本デザインが直線構成で、キットも極端に少ない直線パーツを組み上げるれば完成する簡単なものになっています。
鑢を使わないので繊細なモルドが埋まることもありません。
ミサイルも露出していないので塗装さえしなければ作成時間は大幅に短縮できます。
キットが実機に忠実か?そう問われても情報が少ないのでよく判りません。
見た目は特撮物の戦闘機のようなデザインですが、結構格好いいと思います。
総じていうと、非常に作りやすくカッコいいということです。
フランカーの前にMig144やPAK FAが商品化されてしまい何か複雑な思いもありますね。
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