【 アホンダラ達の空 】
ショッパイヤ高原の激闘 の入り口へ戻る
アホンダラ達の空 の入り口へ戻る
◆◆◆ 元アグレッサー部隊員の失敗 ◆◆◆
ここ、ショッパイヤの空には色々経歴の持ち主が存在する。
ルーキー、ベテラン、元エース、そして某国でファイターパイロットの資格をとり
若くしてその技術を認められ、アグレッサー部隊に配属された男もその一人だ。
それはキクメン軍にスカウトされて1週間、ショッパイヤの空にも慣れてきたころだった。
定期のパトロール行動中にイシケン軍のMiG−21を発見した、
しかもそれは群れからはぐれたように単身で飛行を飛行を続けている、
いきなりのスコアチャンスに早速戦闘行動に入ることにした。
この愛機は絶対的なスピードではMiGに負けるが、機動性では劣らない、
そしてアグレッサー部隊でMiGを真似たことでその特性は十分に理解している。
男はアグレッサー時代の資料からMiGの死角を知っていた、
視界の悪くレーダー範囲外の後方に低空で忍び寄ると一気にMiGのケツに付くことに成功した。
何かの気配を察したMiGがインサイト直前に必死の機動を行い回避を試みようとしている、
しかし何度か初歩的なマニューバを繰り返すだけで引き離されることは無かった。
前の獲物はたいした腕ではない。
GUNを選択し射撃ポジションに入った途端、MiGさらに過激な行動を取った、
急降下し地面すれすれの引き起こしを敢行したのだ。
「無茶な!!」敵の技量ではとても危険な機動に驚き一瞬、唖然としてしまった。
部隊の訓練では危険な機動は禁止されておりまたMiGの無謀な機動は想定外であったからだ。
その一瞬が、全てだった。
急降下と引き起こしで加速したMiGはその後アフターバーナーを点火し更に加速を加え
ソニックブームを残して視界から消えていった。
「なるほど、これが戦場か、
ウサギに対しても全力を尽くす、そうでなければ戦場では生きていけない・・・」
彼のファースト・ハンティングは失敗に終わった。
しかし、彼の失敗から大事なことを学んだのである。
◆◆◆ 製作者:イシケン 「 F−5E 」 ◆◆◆
F−5系を並べてみました。
ドラゴン(緑)との比較です、レベルは芸が細かいです。
エアーインテークもレベルのほうが大きいです。
いわゆるカッコウ良い!!ということです。
◆◆◆ キット解説と製作後記
◆◆◆
レベル製 1/144
F−5E
キットレビュー
本キットは好評価を獲ている2000年代の商品では無くそれ以前の商品です、しかし、再販を熱望する良品です。
日本では人気のF−5系(F−20を含む)ですが世界的には只のオールドファイターなのでしょうか、一向に生産される気配はありません。
さて、F−5系はドラゴンが単座と複座を生産していました、比較した場合グラマラス且繊細なのはレベルであることは間違いがいありません。
左右モナカ+主翼の差込取り付けと従来の造りでドラゴンのそれよりも作成工程は多くなりますが、商品の精度が高いので苦はありませんでした。
グラマラスに絞り込まれた胴体からエンジンライン、胴体横のエアインテイクなどの芸も細かなF−5系最高の商品です。
まぁ、市場にはほとんど残っていませんがもし見つけたら一つ買ってみてください。
ショッパイヤ高原の激闘 の入り口へ戻る
アホンダラ達の空 の入り口へ戻る