【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 頭の良いお偉いさん 2◆◆◆

前回の話は コチラ



オウッ!俺様ァ泣く子も黙る海兵隊!・・・の、戦闘攻撃機パイロットでぃッ!

これから頭のいいお偉いさんが考えなすったすっげぇ作戦に参加するんで気合入りまくりよ!

その作戦ってのはよ、敵さんの滑走路を不意を討って急襲爆撃するって作戦よ。

え?それのどこがすっげぇ作戦だって?まぁいいから聞けや、こっからがすげぇんだって。

俺らの機体は軽くて小さい、しかも垂直上昇出来る世界で唯一の戦闘攻撃機なわけだ。

んでもって、コイツを夜間にこっそりと大型輸送トレーラーで敵陣近くまで輸送するわけよ。

そうすりゃおめぇ敵のレーダーにほとんど探知されることなく近づけるわけだ。

でな、夜明けと同時に襲いかかるって寸法よ。

いやしかし頭のいいお偉いさんは考えることが違うさね。


・・・・・・・・・・・

でもな、前回は戦果を欲張った為に機体重量を重くしすぎちまったんだ、畜生め

しかし、それは前回の話、今回はお偉いさんもしっかり考えた

ハリアーじゃ音速は出なかったしパワーも不足していた、だが今度のは最新鋭ピッカピカの新品の機体さ

空中戦だってバッチリだしレーダーにも映らないって話じゃないか

敵さんだって驚いて、写真撮りまくりのヤラレまくりってすんぽうよ!

前回との違いはもう一つ、今回接近するのは海からだ、コンテナ船に隠すなんて誰も考えない良いアイディアだ。

かーッ!さっすがお偉いさんはあッたまいいねぇー!

やっぱ海兵隊は海からだぜ、俺等海兵隊の腕の見せどころよ!まぁ見てろよ、暴れに暴れまわってやるぜ!!

明日が楽しみだなコンチクショーッ!!



・・・明けて翌日・・・残念ながらこの作戦は失敗に終わった。

急遽調達したコンテナ船では推力の上がった機体が上昇するには不安定すぎたのだ

発進に時間がかかっている間に敵警備艇に発見されイシケン軍に追われる事になったのだ。

船底に海水を入れるという現場指揮官の咄嗟の判断でX−35が敵の手に落ちることはなかったが、

隊員たちは海に飛び込みバラバラになって逃走し、無事に帰還した隊員たちは汗泥まみれで疲れきり、

足取りはとても重いものとなった・・・

尚、一矢報いる為に敵基地に向かった最新機だったがステルス性を優先した結果、

ペイロードの積載重量が少なく大した戦果は上げられなかったと言う。


◆◆◆ 製作者:イシケン 「 X−35B 」 ◆◆◆















◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

レベル製 1/144 X−35B

キットレビュー
2000年代のレベルの商品の評価は非常に高く今回の商品もお勧め出来る模型です。
ただし、難点をいえば実験機と言うこととステルス機と言うことで非常にシンプルな為
模型としての醍醐味には欠けると言わざるを得ません。

キットの合いもよく、モルドも繊細ですも十分にその雰囲気を味わう事が出来ます、
今回はシンプルな作りにしましたが、リフトアップ状態を再現する為に
上部ハッチが開くとファンが見えたり、下方にノズルを向けたパーツが入っています。
ディティールにこだわる場合はハッチオープン状態をお勧めします。

総評は先にも書いたとおり、シンプルな機体故に面白味は少ないのですが間違いなく良品です。
一つ買ってみてください。



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