【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ ストーリー前解説 ◆◆◆


いつ果てるともない戦闘は、誰もを戦闘の勝者となるべく努力をさせる。
ミクロでは肉体や技量の強化、武装の強化など物理的な努力を
マクロでは戦術、戦略の改善といった知性の努力である。

そしてチョリのある基地でもある新しい試みが行われていた。
確率統計学を取り入れて戦闘シミュレーションを確立させ
より有利な状況で戦闘を完了する作戦立案をしようと言うのだ。

そして、モスコワ大学で確率統計学の博士号を取得した
フルゾ・サイ・コロノフスキー少佐がアドバイザーとして派遣された。


◆◆◆ 戦闘は確率だ ◆◆◆

戦闘機乗りと言う奴はどうにも度し難い存在だ。
最新の機械工学、最新の電子工学の塊である戦闘機、
それを与えられる為には高い知能と、高い身体能力が要求され
正確な判断、精神のバランス、危機管理能力も要求される。
そして、その素材を最高の戦士にするた為の教育を施している。
結果、全ての条件を満たす者がライトスタッフとして最新機を与えれる。

有事に際しては現地徴用の形でいくつかの条件を欠いた者もいるが
大体の者は知能以外はその条件を満たしている。

しかし、彼らにはそれだけの知能がありながら何故か経験に固執するふしがある。
確率統計学で作戦の成否やキルレシオは想定できると言うのにだ。

さて、その例を挙げてみよう。
彼の機体性能と今回のミッション内容からすると
彼の帰還確率を想定すると75%と言うことになる。

25%の確率でこの機体は喪失されるのだ。
最悪の場合はパイロットの喪失もありうる。

当然、私は今回のミッションから彼を外すべきだと進言した、
私のボスも今ミッションの重要性から鑑み、損失のリスクを優先し、
ミッションから外すように努力をしてくれた。

しかし、パイロットはこのデータの重要性を理解出来ないでいる、
「私は大丈夫だ、今までだって生き残ってきた
このデータはインチキだ!不愉快だ!」そう言って強引に出撃して行った。

彼の知能指数や判断能力はパイロット適正を十分満たしている、
しかし、彼の選択はとうてい正しいとは思えない。

彼は、出撃前には怒りに我を忘れることなく、
コンセントレーションを高めて出撃して行った。
やはり彼はライトスタッフなのだ。

だからこそ私は思う、彼には無事の帰還して欲しいと・・・。
彼は戦術数値としてだけではなく人間として必要な数字だからだ。




イシケン作 イシケン軍 MiG−29です。












◆◆◆ キット 解説 ◆◆◆

レベルのMiG−29を作ってみました。

まず感想からいいますと、そりゃ〜もう酷いもんですよ。
それでいて、値段は1,000円超ですから、鬼悪魔の所業です。

っで、そういう物を買わないしましょうね運動が144ブームの起源でした。

さて、ではこの商品についていくつかの苦言を呈します。
1 エアーインテークの作りが複雑である。
2 レドームと機体の接合面のサイズが違う。
3 コックピットが無い(144はまぁそんなもんですが)
4 主脚格納の仕組みが再現されていない(と言うかよく判らない)
以上において、もうダメダメな感じです。

しかし、良い所もあったりします。
それは「プラスチック」の質が良いこと!!
さすが1,000円超だぜ!!・・・てそれは良いことか?
あと、インテークのハの字加減はナカナカ美しいですね。
デカールもレベルクオリティーなので綺麗なもんです。

ですが、総じていえば「買うな!!」と言うことになります。
どうしても欲しいと言うのなら
アオシマから同金型の商品が500円で販売されているのでそちらをどうぞ!



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