【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 引き継がれるもの ◆◆◆

キクメン軍イシケン軍の戦闘の激化で軍用機市場は世界的に活気がある
とくに中古戦闘機市場は正規メイカーのセールスマンや、怪しいバイヤーが入り乱れ
有名航空ショーとは違った、何とも埃っぽい活気にあふれていた。


喧騒の中、牽引車に引かれて一機の戦闘機がハンガーに運ばれてきた。

ビール片手になじみのバイヤーが牽引車に近づいて興味深気に尋ねてきた。
「お!タイガーシャーク売れたのかい?
しかし、こんな趣味の品物を買うなんて何処の飛行機マニアだい?」

「違うよアンドレアスさんだよ・・・」
ネット入札で決まりかけていたのを、2倍の金額出すってことで決まったんだ
まぁ、金塊で即払いだから文句のつけようも無いけどね。」
「紙幣なんていつ紙屑になるか判らない時代だから、全くありがたいよ。」

ひゅ〜・・・と画に描いたような口笛を吹いてバイヤーは驚いてみせた。
「しかし、中古のファルクラムだったら3機は買える値段だぜ、互換部品も無い
アンドレアスさん、レアアイテム・マニアにでもなったのかぁ?」

「さてね・・・でも、この機体に惚れこんでたのは事実だぜ、
かなり真剣に各部をチェックしていたから・・・何かたくらんでるんだろ?」


ハンガーにピタリと収めるやいなや、スタッフに指示が飛ぶ
「ヨーシ、コックピット周りを全交換して、直ぐに出荷だ、 アンドレアスさんの納期に間に合わせろよ!!」


この後、アンドレアスの手に渡りリペイントされた機体はミンゴルに投入される。

F−20の新たな飛翔の始まるのである。




◆◆◆ 製作者:イシケン 「 F−20・タイガーシャーク 」 ◆◆◆












ドラゴンのF−5EIIと並べてみました。
F−5の方はグラマーだわ・・・




◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

アリイ製 1/144 F−20・タイガーシャーク

日本でのみ人気の高い?F−20タイガーシャークです。
この商品はアリイの144の中でも傑作といえる良品です。

原型はLSでLSの清算後アリイに金型が引き継がれました。
(事実上そう思います・・・譲渡や所有権契約等は知りません)

そんな訳で20年以上も昔の金型から打ち出されていますが、まだ現役です。

今回の作成に当たっては、ふさがったエンジン口をぶち抜き
幅の広かったウェポンベイを細身にしましたが、それ以外はノーマルです。

値段も300円ともう大特価状態です。
実機は3機しか作成されませんでしたが、脳内で各種バリエーションを作ってください。

ところで、このタイガーシャークですが「黒」ではありません、
濃いブルーです、ネイビーブルーです。

外が寒いので筆塗りでペタペタ塗装しました。
もっと青ぽかったのになぁ・・・写真って難しいですね。



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