【 キクメンキョ 】

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2016年5月30日げつようび

〜 それは、あるとき、突然に 〜

有休消化の月曜日。

いつも通りのんびりアジトでプラモを作ろうと思っていたのだけれど、

何を血迷ったか、

突然自動車教習所に行って、
普通自動二輪(バイク)の入校手続きをしてきてしまいました。

昨日の昼までは行くつもりはなかったのですが、
急にスイッチが入ってしまいました。

朝イチで区役所にいって住民票とって、
そのままバスと電車で行ってきました。

場所はアジトのある両国から3駅先の平井駅から徒歩5分の江戸川自動車教習所。

とても近くて通いやすい場所にある教習所です。

悲しい独身オジンのキクメンは、大金持ちではありませんが、
多少のお金ってのがありまして、これが実にクセモノでして、
思い付きでいきなり入校しに行ってしまうことが出来てしまうわけです。

しかもさらに 良いことに 良くないことに、
バカなことはヨセ!と止めるヨメさんもいないわけです。

いや、え〜・・・、一応結構な期間考え悩んでいたんですよ。一応。

今から30年以上前、ワイが高校生の頃から実家を離れ上京するハタチ前くらいまでは、
そりゃあもうバイクにあこがれるガチなバイク小僧でした。

さすがにバリバリマシンは恥ずかしくて買っていませんでしたが、
月刊オートバイとか、モーターサイクリストとかもろもろ買っていました。

新聞配達してたんで小遣いがかなり潤沢だったので、
模型雑誌、エアガン雑誌に加え、バイク雑誌も多く買っていました。

インターネットどころかパソコン通信すらなかった時代なので、雑誌が一番の情報収集源でした。

フルカウルのレーシング・フォルムのバイクにあこがれておりました。

昔を書き出すと長くなりすぎるので割愛しますが、
そんでまぁ・・・あれこれ色々ありましたが、
とにかく上京してからというもの、一切プッツリと免許を欲する気持ちがなくなりました。

で、2016年上期に始まったアニメ「ばくおん」を見ていたら、少しづつ免許が欲しくなってきて、
仕事上の飲食の場で2日連続でバイク談義で盛り上がってしまい、スイッチが入ってしまいました。

そんなわけで教習所費用ぐらいならすぐに払える程度の蓄財のあるダメなオジンは速攻行動開始したわけです。

まぁ一応「ばくおん」が始まってから3か月近くは我慢してたんですが・・・

で、さっそく教習所にいって入校手続きをしてきたわけです。

手続き自体はすんなりあっさり終わりましたが、以下の2点でガッカリしました。

1、眼鏡使用はまぬがれたけれど、左視力0.4、右視力0.6まで落ちてたこと。

2、クレジットカードの暗証番号を全く覚えていなかったこと。(サインで済ましたけど)

さて、手続きしたその日から早速教習といきたいところですが、
翌日以降じゃないと教習は受けられません。

警察とか国とか都とかのコンピューターに申請登録処理とかをするんでしょう。

さらに、二輪が結構人気らしく、実技教習となると2週間先まで予約がいっぱいだそうです。

早く受講して早く免許が欲しい!とはやる気持ちを抑えつつ、
とりあえず次の土曜日を入校初日とし、学科教習を受けることにして、教習所を後にしました。

とまぁそんな感じでキクメン人生初の免許取得への道が、こんなにも安易な思い付きでスタートしたわけです。

46歳にして初めてのチャレンジです。さてどうなりますやら・・・


2016年5月31日から6月3日までのあいだ
〜 ネットってつくづく便利ね 〜

ひたすら「2輪 初めて」みたいな検索キーワードで情報収集。

動画としては「二宮祥平ホワイトベース」の動画ばかり見てた。

ウラで悪口批判もされているようだけど、ワイはこの人、この動画シリーズは好きです。

あとは「ネモケンのらいでぃんぐNAVI」を参考に見てました。

その他、白バイ隊員の講習動画や、ジムカーナの超絶テクを見ては、ワイもこうなりたいなぁとため息。

通勤時にスマホで学科試験問題をやってみたけど、
道路標識やら交通規則などとはほぼ無縁の46年間だったので、まー間違えること間違えること。

まったく受かる気がしないレベルだ。こんなんで大丈夫かね?


2016年6月4日どようび
〜 入校初日 〜

朝9時半集合。そっからオリエンテーション。まぁ要するに今後の説明ですな。

当然のことながら一番の最年長者はワイです・・・

でもってその後は一番最初の「第一段階 教習1(運転者の心得)」の受講。

続いて適正試験、なんつーか認識力テストと心理テストみたいなもんですな。

ここまでで午前の部は終了。



いったん教習所を出て、ぐるなびで調べた庶民的ステーキ屋のランチを食べに行った。

1000円の赤身肉だけどフツーにうまかった。

その後教習所に戻って缶コーヒー飲んで一休みしたのち、

第一段階学科教習、最後の9(安全確認、進路変更)と、10(免許制度と罰則)を受講。

以上全て終わったのは午後4時。

・・・・ウム、まずケツが痛い。

クッションのない椅子にぶっ続けで座っての座学なんて、30年以上前、学生の頃以来だ。

そして後半は眠かった・・・ビデオが始まると部屋を暗くするので余計眠かった・・・

そうだ、適性検査でひたすらAをキチンと書くというのがあったけど、
そもそも字を書く習慣が全くなくなってしまった自分は、字自体が絶望的に下手なのでマイッタ・・・

ところで学科教習は1番さえ最初に受講すれば、以後はどんな順番でもいいそうだ。

なので今日はいきなり第一段階最後の9と10の学科教習を受けたのだ。

で、明日も学科を受けに行く。明日は2と3の学科を受ける。

バイクに触れるのはさらに来週の土曜日。待ち遠しいぜ・・・・


2016年6月5日にちようび
〜 2日目の学科教習・・・そして 〜

昨日は第一段階最後の学科を先に受講することとなったが、
今日2日目は第一段階の教習2と3を受けた。信号についてと、200以上ある道路標識の出番だ。

免許の試験の主役といってもいいかもしれん。そしてまた紛らわしいひっかけ問題も多く出るやつだ。

さすがに全てを講習時間では言い切れないとのことなので、ここはひたすら自習して覚えるほかない。

講習後、フツーにテクテク道を歩いていても道路標識を意識するようになったな。

この日は日記にも書いたが昼ちょっと早くに錦糸町に行って讃岐うどんを食べ、
さらにもう一つの目的、超軽量で形状記憶で曲げに強いメガネをゲットしたのだ。



JINSとZoffの同系商品を比較しZoffにしたのだが、これがまた驚異的な軽さ。

でもって安いので、神経質に気を使って扱う必要もない。

普段の生活では今のところまったくメガネの必要性はないが、
さすがに運転するときは安全のため必要なので、作ってみたというわけ。

で、これを教習所に行く前に注文して、教習所の帰りに受け取って帰ったのでありました。

さてさて、これで今度の土曜日に初の運転教習に挑むぜ。


2016年6月11日どようび午前の部
〜 恐るべしOD式適正検査 〜

適正検査の結果が出たので出頭しろみたいに言われたので行ってみたら、結果が届いていた。

その結果、ワイは4のBという結果だった。




で、詳細な適正診断の結果、以下の文面のテキストにて、ワイの性格判定が書かれていたのだが・・・


表面は明るく、くったくのない性格のようですが、内心は案外デリケートでまじめなところがあります。

しかし、それを他人に悟られないテクニックを身につけているようです。

ただ、自分の世界に入りこみ、考えすぎや、反応の鈍さには充分気をつけてください。

恵まれた健康状態です。この点に関して運転するうえで、問題になるものは、まったくありません。

無理に背伸びなどせず、それ相応の自分を知っている人です。

細かなことにはとらわれない、ノビノビとした健康的な方です。

安全性についての注意点

少し頭が固く、考えが狭い範囲に限定されがちです。視野や思考にゆとりを持つように心がけてください。

物事をやや深く考えすぎて、適切な決断や行動を欠く傾向があります。

時々気分が大きく崩れることがあります。今日は調子がおかしいと感じたら、特に気をつけることが必要です。

じっとしていられない気分になることがあります。こんなときには事故を起こしやすいので注意しましょう。

いつも運転には十分注意して下さい。




・・・・・・・


・・・・・・・


恐るべし!恐るべしOD式適正検査!

コエー!これコエーよ!なんじゃこの分析結果、当たりすぎててコエーんですけど!

これはヤヴァイですよ、マジヤヴァイ。

ワイという実はみんなも知ってるチンケでゲスなヤツってのが赤裸々になっとるではないですか。

コエーーー、これコエーーー、感情や思考を悟られたくないとか、
物事をやや深く考えすぎるとか、マジパねぇな!そこバラさないでくれよ!

なんか超劣化版ルルーシュもどきじゃねぇかコレじゃ!

いやいやマイッタマイッタ、神社に参った、神社に参拝、キクメン惨敗だ・・・


2016年6月11日午後の部
〜 そして、前腕が疲れてシャレんなってねぇ・・・ 〜

いよいよ46歳にして初めてのバイク実技教習。

いやもう超ーーーー緊張しますよ。

ネットでいくらイメトレしたところで、実技経験ゼロ、
普段まったく運動などしてない日常をずっと送ってきてるから間違いなく運動神経は低レベル。

バランス感覚なんて相当ひどいレベル。

以前人間ドックに毎年M閣下と一緒に行った際など、
目をつぶっての片足立ちで、閣下は「もういいですよ」と言われるくらい、
いつまでも平然と立っているのに、

ワイはといえば20秒も立っていられず、

「もう一度やりますか?」「いえ、いいです・・・」

というくらい、ホントに、何かバランス器官に(脳とか・・・)、
問題あるんじゃねぇかと心配になる程、自分がとても情けなくなる程、
バランス能力が悪いです。自信があります!自信が!

実際問題オレって実は平衡感覚に問題あるんじゃねぇかって思うコトも多々あるよ。

まぁともあれ、初めての実技なので、結構早めに行っておっちゃんに教えてもらって、
全部貸し出し無料の胸部プロテクターとゼッケンつけて、
メットのオイニー予防の使い捨てヘアキャップを頭にかぶせてメットを被って、
エルボーパッドにニーパッドをつけて、グローブ(ただの軍手・・・)はめてスタンバイOK!

バイク小屋まで行くと細身でメガネをかけた明るい性格のあんちゃん(教官)が待ってたぜ。

包み隠さずまったくのゼロ初心者だと言ったら、
そんならまずバイク各部の簡単な説明からということで、一通り説明を聞いたのち・・・

出た!バイクの引き起こし!重量200キロ近い鉄の塊の引き起こしきました!

とりあえず二通りの方法でそれぞれ1回で成功しました。

一応ネットで予習してたので、頭では理解していましたが、
いやはや実際やってみるとマジで重いですな。

2回目の持ち上げのときは筋肉が固まって痛くなっちまいました。

歳とって運動してないと普段使ってない筋肉にエイッ!とチカラを入れるとまず確実に固まります。

いや実は筋肉がひきつって結構な激痛だったのですが、
性格診断にもあったように、ひたすらフツーを演じました。

そっからは発進練習。半クラからエンストせずにスムーズに走り出す反復練習。

当然ぎこちないけどそれほどエンストせずに出来ました。

停止練習も何度かやりましたが、前ブレーキの加減がどうにも苦手で難しい。

後ろブレーキは問題ないけど、前ブレーキをジワリとかけてピタッと止まるのがどうもうまくいかんかった。

って、ここまでバイクにふれて20分程度の素人なんでしゃあないでしょう。

そっからシフトアップ、シフトダウン、停止、発進を数度やったら、
初めてなのにかなりいい感じなので、もう8の字走行しちゃいましょうということになった。

多分言いなれてるお世辞でしょう。フツーの人ならこれくらいフツーに出来るんでしょう。

絶望的なまでにひどい下手くその人も、天才的なまでにスラスラ出来ちゃう人もいるんでしょうが、
恐らく自分はフツーの中のフツー、ザ・フツーなんでしょう。

で、クルクル走って、もうちょっと視点を遠くに〜とか、上半身リラックス〜とか、
ニーグリップ意識〜とか、8の字出口でチョイアクセル吹かしてみましょうか〜とか、
そんな感じでひたすらクルクル。で、1時間終了。

ワイはそのまま続けて2時間やるので、いったん休憩して、再度バイク小屋へ。

今度は超〜〜〜〜ぶっきらぼうな不愛想なおっちゃん登場。

じゃ用意して。じゃシルバーの教習者を押して。8の字やって。

オッホッホ、そうきたか〜まぁこういう人もおるわな〜。

まぁとりあえずグルグル8の字走る。

そしたらおっちゃんおもむろにバイクにまたがって走り出す。

お、後に続くのかな?と思ったらそのままどっか走り去る。

オイィィ!グルグル走りながらも目で追うと、車庫入れしてるようだ。

本日最後の時間割なので、オイラ以外のバイクを次々と車庫入れし始めたようだ。

そうして次々とバイクをしまっていき、あらかたしまった後、
じゃついてきて。の、一言。

とりあえずついて走る、低速でいろんな方向に進む後をついていく。

とくに問題なくついていくが、時々ぎこちなくなるのはご愛敬。

とりわけアクセルワークが非常に想像以上にデリケートでどうにもぎこちない。

で、この頃からもう前腕がシャレんならんくらい疲れてたまらん状態。

手のひらもかなり痛い。理由はもう100パー明からで、余計な力でリキんでいるからだ。

慣れてないから、恐怖心があるから、緊張しているから、
頭でリラックスリラックスと言い聞かせてるんだけど、まるでダメですな。

2時間もそんな状態なので、前腕が悲鳴をあげてます。音をあげちまってます。

そして今日の実技が全て終わった後は、変なところが疲労しまくってマジで疲れ果てました。


2016年6月12日にちようび
〜 手首痛ェ・・・ 〜

一夜明けて手首が痛い。ちょっとひねって力を入れるだけで地味にかなり痛い。

でも今日も実技教習があります。2日目、3時限目の教習をやります。

まずいきなり8の字をやるわけだが、1速だとトルクがありすぎてまったくダメだ。

遅すぎてバランス崩して足をつきそうになるのでアクセルを、
本人はいたって超微妙に、数ミリだけ開けてるつもりなのに、
グウォンとなってしまい、パワーがありすぎて引っ張られるので、
すぐアクセルを戻すと今度はガクンとエンブレがきいて前のめりになるという・・・

どうにもこうにもギクシャクしてダメダメだ。

当然2速にあげてやれば何の苦労もなくスームズに回れる。

クソー、1速の超低速走行ってこんなに難しかったっけ。

で、今日もひたすら発進停止と指導官の後をグルグル走る。

そんなこんなで、発進はちょっとだけ慣れたようなんだけど、
今度はどうにもブレーキがダメだ。

前ブレーキがどうしてもカックンブレーキになってしまう。

どっから効き始めてんのか感覚的に分からん。

遊び部分から効き始めたところでジワリと絞るという感覚がどうにも分からん。

スーッ、ピタッという停止がどうにもこうにも成功率低し。きわめて低い。

さすがに昨日の今日じゃうまくいかん。

っていうか3時間目で自分の中で何かをつかむって、この歳じゃムリ!

才能、運動神経、バランス、細かな操作感覚、ないのは重々承知だが、
それでも自分なりにスキルを総動員して試みているのだが、難しい。

こんなんで本当に、本当に、この先進めるのかはなはだ不安だ。

スラローム、S字クランク、一本橋、急制動・・・

そもそもウィンカー操作すらまったくおぼつかない状況。

もうそんな状態で全神経を集中して緊張していたせいか、
実技中は手首の痛さすら忘れていたほどだった。

まぁ一応手首を90度にしてハンドルを握るのではなく、
ある程度手首を外側に向けて角度をつけて握ることを意識したのが良かったようだ。






2016年6月13日〜17日
〜 もうホント手首が痛くて仕事もツライ 〜

いやもうね、ホントしんどいっすわ。

普段まったく使ってない筋肉に変なリキミを強いたのでマジでダルイっす。

でもって仕事やこうしてテキスト入力でキーボード操作するとマジで手首が痛いっす。

とりわけCtrl+C、Ctrl+V、Ctrl+Zなどの操作の際、手首に激痛が走ります。

職業的にも日常生活的にもほぼ1日中キーボード操作しているうえに、
趣味のプラモでのヤスリがけにエアブラシ塗装でさらに前腕を酷使してるので、
もう何から何までまったくアカンです。

しかもこうして教習所に通ってるということをひた隠しにするため、
通常の徒然日記も何食わぬ顔で書かないといけないという、しんどさ、愚かさ。

なんというか・・・我ながらバカですねぇ・・・


2016年6月18日どようび
〜 スマンなみんな、黙ってて・・・ 〜

今日は技能予約が満杯でとれなかったので、後輩が主催するDVD鑑賞に行ってきた。

(詳細はその日の徒然日記参照)

なんとそこで後輩TTMの免許取得の経緯を聞いている最中に、
同じく後輩のMEIちゃんも二輪を取得したかったと聞いてビックリ。

(通っていたけど、途中で断念。でもまた挑戦する意気込みだそうだ)

きっかけはWEB動画でバイク整備をする動画にココロときめいたという、
最初何を言ってるのか分からなかったくらい非常にレアな理由だった。

しかも乗りたいバイクはYZF-R3とか。マジか、やるな。



キクメン先輩もやっぱりどうですか?免許とりませんか?とか皆口々に言ってきたが、

適当にはぐらかしたのであった・・・

スマンなみんな、黙ってて・・・

オレ、今まさに、教習所通ってるんだ・・・


2016年6月19日にちようび、午前の部
〜 最悪な学科 〜

午前の学科中、突如腹の具合が・・・

昨日弊社のグルメ部活動でイタリアンのコースを食べたのだが、

(詳細は6月18日の通常の徒然日記を参照)

実はその数日前から「お通じ」がないので不安だったのだ。

(理由はダイエットで食事制限してたからだろうきっと・・・)

いや、マジでピンチだった。

授業中の退出は不可で、たとえわずかな時間であっても、
一度退出したらまた同じ授業を受けねばならないのだ。

ど!どうしたらいいんだ!ピンチ!大ピンチ!大便だけに!

だが、実はこの教室。こういうこともあろうかと、
教室内の後方にトイレが設けてあるのだ。

チクショー・・・恥ずかしいが、仕方がない。

つくづく自分の内臓の弱さにうらみつらみを抱きつつも、
助かったとばかりにトイレにいそいそと静かに向かったのだった。

しかし、トイレに入ってみると超ーーーーーー古い和式ではないか。

まったく改築されていない昔の古い昭和の便所そのものじゃないか!

でな、こっから非常ーーーーに汚い話をするわけだが、

(君たち覚悟したまえよ)

手首が痛いといってるにも関わらず、

こうして書くというんだから、オレもたいがいアレだとは思うんだが、

スゲーーーーーー臭いんだ、オレのウンコが!

臭いッ!臭いッ!アヒーッ!オエェーッ!ていうくらい臭い!100点満点中931点!

しかもいっぱい出たんだこれが!なぁオイ!見てくれよ!

そりゃもう山盛りドカ盛りてんこ盛りってなくらい出たぞコノヤロー!

もろ昨日のイタリアーノのウンコじゃねーかコノヤロー!

色々なスパイスやニンニク、オリーブオイルなど、
とにかくいろんな食材、調味料がかもしだす絶妙な臭さのハーモニー!

そこへきて、便が水没しない和式なもんだから、オイニーがモロに鼻にきて、キテハー!

クセー!ワイのウンコクセーーー!!ここ数年で最強の臭さやーー!!

クンカ、クンカ・・・オエーッ!

クーンカ、クンカ、クンカ、セイ、クーンカ、クンカ、オゲーッ!

(強力消臭剤が置いてあったのでいっぱいスプレーしました)

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

以上、出すもの出した後はスッキリして何の問題もなく、

単位を落とすこともなく授業を再開したのであった。

つくづくオレのガラスの内臓が憎くて憎くて仕方がない日であった。

(家に帰って速攻ウォシュレットでマイアヌスを洗ったのは言うまでもない)


続いて午後の部

出すもの出したら腹が減ったので、
錦糸町によって「おぼんdeごはん」で鶏肉のランチを食べた。



ヘルシーでそこそこ低カロリーで品数も多くていいですな。

その後いったん家に戻って一休みして、
夕方に実技教習を受けるため再度教習所へ戻った。

今日はいよいよ教習所コースの外周と内周を走るという日なのだが、
コレが意外とフツーに自然にイケた。

で、多少慣れたせいなのか、心に余裕が出来たからなのか、
ようやく自分の悪い癖に気が付いた。

アクセルをにぎるときの手首の角度が悪いのだ。

あ、ここで言う手首の角度っていのは、

これまでさんざん手首が痛い、手首が痛いと書いてきたのとは違う意味で、

低速時のアクセルワークが自分はミリ単位で微妙に加減しているつもりなのに、

ことごとくギクシャクワークになってしまう原因についての手首のことなのだ。

要するに手首の角度が浅いままアクセルハンドルを握ってるのだ。

そうではなく最初からある程度手首を曲げて、前腕を落とし、
これ以上手首を回せないくらいの気持ちの状態でハンドルを握るのが正しいようなのだ。

そうすれば余計にアクセルを開けることが出来ず、
アクセルをあけるときは前腕を使ってあけるので、自然と微妙に開けるようになるのだ。

実際体得すると確かにギクシャクワークが激減。

ちょっとフラつくとすぐブウォーン!となるのもなくなった。

免許取得後、バイクに慣れた後は、この手首の角度は不正解になります。それはまた後日。

でもって3速で外周をグルグルツーリングするのは実に気持ちがいい!

って、そうなんだけど、当然いいことばかりあるだけではないんだなコレが。

まず、どうもまだウィンカーになれない。

そしてバックミラーをみるクセが出来ていない。

いやそうはいうけど、正直そんなにいっぺんにまだあれこれ出来ませんて。

だって、まだバイクにまたがって4時間目なんすよ・・・


2016年6月25日どようび
〜 急制動と一本橋 〜

まずは外周を何周かグルグル。そしてきました、急制動。

結構多くの人が苦手で、転倒してトラウマになる人もいるという恐怖の急制動。

実際のところ結構自分もビビリ入ってたのだけれど、
これがまた驚いたことに急制動は思った以上に最初からよく出来ました。

あれだけ低速でのブレーキングがうまくいかなったのに、
急制動になるとうまく出来て、その後何度も急制動をしてもミスなくうまく出来た。

やっぱスピード乗ってる方が安定するもんなんですな。

あぁ・・・・それに反して一本橋。

一本橋ってホントにこんなにも難しいもんだったのね。

そもそもオレ自身ものすごく平衡感覚、バランス能力悪いから、最悪だった。

何回やったかなぁ・・・成功率かなり低かったなぁ。

でも成功したときは規定タイムを十分パスして、お釣りがくるタイムだった。

最後にスラロームを1回だけやったけど、これもバランスの世界なんで、苦手やねぇ・・・

で、今日はもうひたすらニーグリップしたので、
途中から内股が震えだしました。

結構尋常じゃないくらいガクブルしてます。

内転筋が、普段まったく使ってない内転筋がギブしたようです。

おまけに30度近い気温だったので汗びっしょりぐっしょり。

こんなに外で汗かくなんてもう何年もないので、身体がブルブルいってます。

こんなんでマジで一本橋クリアできるのか。

あ、そうそう、今日はようやくウィンカーになれてきた。


2016年6月26日にちようび
〜 クランク二尉ィーーーーッ! 〜

倍苦にのって6時間目です。

今日は一本橋、クランク、S字、スラロームと、
バランス感覚音痴のオジンにゃ厳しいバランス走行のオンパレードです。

それにしても二輪教習を始めてからというもの、
慢性的な手首、前腕、指の地味な筋肉痛に悩まされております。

しかもそんな状態なのに午前中はアジトでエアブラシ塗装していたので、さらに疲れております。

ちゃんとプラモを完成させて、教習所通いをカムフラージュしているというのだから、
バカとしかいいようがありません。

あ、そうか、バイクはバカにしか乗れんっていうのは本当だったのか。



じゃあいいや。

さてさて、先日一本橋にかなり手こずったので、
その後ずっとネット動画を見ては、一本橋のイメトレをしておりました。

そのかいあって今日は一本橋は全て規定時間で脱輪なくクリアしました。

発進時に割とおもいきり飛び出して、まずしっかり橋に乗っちゃうのを意識したからです。

そっからエンブレと、リアブレーキで速度を落としてアイドリング状態で粘りました。

しかしながら、今日の強敵は一本橋ではなくクランクであったのですよこれが。



あ〜確かにこんなオッサンは苦手だ・・・

いや、クランクは多分大丈夫だろうと思っていたんですよ。

ところがこれが予想外にてこずりました。

1回目はパイロンを倒して足ついて、2回目は遅すぎてエンスト、3回目も足をつきました。

4回目で1速でフツーにトロトロ走行したらやっとコツがわかって以後はこれでクリア。

うーん結構ムズかったなクランク。

続くS字はまったく問題なく、スラロームは1秒程規定よりも遅い状態。

スキーのウェーデルンみたいにかっちょよく小刻みにグイングインと行きたいんだけど、
さすがに初めてでそれはムリ。

2速でトロトロ走っておりました。

しかしここにきて自分自身とても驚いているのだけれど、
初日のぎこちなさがウソのように慣れてきています。

教習中、実に楽しくなってきました。

発進停止もかなりコツがつかめてきました。

とりわけ発進は顕著で、最初すぐ足をパッと乗せようとしたせいで、
クラッチとアクセルの加減もぎこちなくなってしまっていたけど、

今は急いで足をステップに乗せず、余裕をもたせることでバランスをとり、
クラッチから手を放していく感覚と、アクセルをじわりとあけていく感覚と、

エンストさせずにギアが「ノ」るという感覚が分かってきました。

ギアチェンジもスムーズに出来るようになりました。

たまにクラッチ操作で前腕が疲れてるときなど、
アクセルを短く早く戻すと同時に瞬時にギアチェンジすることで、
クラッチを使わずシフトしたり、
運転しながら左手を放して手首を振ったりもしました。

ネット動画などでこれまでいろいろとよく見たけど、
ここにきてようやく体感体得出来てきております。

頭の理解と、それを体得・体現するのには開きがあります。

若くてセンスがある人ならスパッと出来る人もおるんだろうけど、
バランス音痴のオジンにゃすぐには出来んのです。

それでもやはり動画や座学を見て学び、イメトレと実践を繰り返せば、
こんなオイラでも出来るようになるもんなんですなぁ。

いやはや楽しくなってきましたよ。

でも相変わらず実技後は前腕の筋肉疲労がハンパないですわ・・・


2016年7月1日きんようび
〜 初バイクシミュレータ 〜

えー・・・今日は会社から帰って私服に着替えて速攻教習所へ行きました。

初バイクシミュレーターです。シュミレータではありません。

趣味じゃあないんです。シミュなんです。

シミュレータなんで、部屋の中でやるものなので、
仕事の後で夜だけどまぁいいかということで行ってきたのです。

当然ヘルメットもプロテクターも軍手もしません。

そしてシミュレーター室には自分しかいません。

クルマ用のものも複数台入っているので、結構大きな部屋なのですが、
7月1日、1年の後半開始の金曜日ということで、だーれもいません。

今日の教官は性格的にもキャラ的にも好感のもてる相性のよい人で、
実にスムーズにコトが進んでいきます。

シミュレータマシンはなんか結構古めかしい筐体でした。

フォルムはマニュアルのネイキッドバイクで、
クラッチハンドルやシフトペダルもついているのですが、
オートマで動作するのでアクセルだけでいいですとのこと。

まずは操作に慣れるということで、しょぼいCGの市街地を走る。

車体がバンクしないので、ハンドルだけで曲がる。

まぁ特に何もなく走行して、操作になれたので課題に入る。

まずは急制動。

40キロ、60キロ、80キロでそれぞれ急制動をする。

その後は濡れた路面と砂利道で同じことをする。

実車感覚がまるでないので、濡れた路面の80キロとかでは転倒したが、
やり直しとか何もなくスルーしていく。

この転倒シーンってのが実にショボイCGな上に超スローモーだった。

アタリのゲームかっていうくらいショボかった。(いやそこまでひどくはないけどさ)

次はカーブ課題。速度は特に決まってないが、
ひたすらカーブが続くコースをグルグル回る。

で、途中から濡れた路面になったり、砂利道になったり、
マンホールのふたが横一列に4個もあったり、トラックが止まってたりする。

遅すぎない程度にセーフティライドをキープしたので、特に問題なくクリア。

最後は風景が結構変わるワインディングロードを走る。

やはりトラックが止まってたり、突然工事中の鉄板路面になっていたり、
橋の上で横風強風が吹いてハンドルがとられたり、
相変わらず横一列4個のマンホールが待っていたりと、いろいろ出現する。

途中動物注意とか落石注意とかの警告表示板が出てきたときは、
鹿とか飛び出してこねぇかなとか、落石落ちてこないかなとか、
内心期待したけど何も出てこなかった。

一番最初にカーブ中の鉄板の上で転倒したが、その後は転倒なしでクリア。

マンホールは全てその間をすり抜けた。

自分一人だけで、シミュレータ酔いもないので、時間がかなり余るとのことで、
様々なパターンで走ってみた。もう遊んでるようなもんだ。

しかし・・・大いに問題があって、先に書いたように、
バイクを倒して曲がるのではなくハンドルだけで回るというのと、
アクセルが結構鈍感なので、オンオフが忙しくて、右前腕がかなり筋肉疲労するのだ。

普通は3人くらいで交代交代でやるのだが、自分一人なので、
ぶっ続けで遊んだもんだから右前腕が恐ろしく疲労したのである。

普段実車走行するときは逆に左前腕が悲鳴をあげるのだが、
今回はクラッチを使わないので左腕はまったく疲れていない。

そんなこんなで全部クリアしても時間が余ったので、
次の400ccのビッグスクーターで気を付けるべき点を説明してもらった。

なんでも今日そのビッグスクーターで操作ミスした人が、
すっ飛んでいって前方のクルマに激突したとのこと。

実際ネットであれこれ見たが初心者の皆さん、
結構転倒しているようなのでちょっとイヤだなぁと思っている。

とまぁそんな話をしていたらチャイムがなって今日はサクッと終了。

これまでで一番緊張もなんもない拍子抜けした教習だった。


2016年7月3日にちようび
〜 記録的猛暑、しかも真昼に教習 〜

35度超えの晴天炎天下のバイク教習をオレは舐めてた。舐めきっていたぜ・・・

まぁ見てくれよ。



おしっこもらしたみたいで、すごく恥ずかしい。

長袖のパーカーを腰に巻いて隠したら、今度は尋常じゃなくビショビショに濡れたTシャツが露出。

濡れたケツをさらすよりゃマシかということで、濡れたTシャツのまま帰ったが、
こりゃ次からはマジで考えもんだぜ。替えのシャツとか持っていくとか、考えねば・・・

さて、今日は前回書いた通り400ccのビッグスクーター体験だ。

これが前もってネットで予習していたせいか、割とすんなり乗れた。

8の字を3週くらいしたら「あ、なるほど、こういうバイクなのか」とフィーリングはそこそこ分かった。

で、そのまま外周をちょっと走った後で一本橋。

って、うぉーーーニーグリップ出来ないから難しい!しかも前タイヤが見えない!

1回目は橋に乗ることすらできず。2回目は途中で脱輪。

3回目で「あ、やっぱ、まず速くてもいいから乗っちゃえ」で成功。

まぁ今回は体験走行なので課題でもなんでもないので、
気楽に楽しもうという気持ちで乗る。実際結構楽しいじゃないの。

クラッチがないので非常にラクだし、走行中のアクセルの開け方とかで、
あ〜なるほど、CVTってこんな感じで効くんだ〜面白ェーと遊んでた。

クランクで前を走ってたあんちゃんが結構派手にコケてパニくってたが、
こっちはゆっくりと落ち着いて停止して見守ってた。

いや実際慣れないとすごく難しいと思う。

そもそもバイクの構造上、低速での小回り操作に向いてない上に、
クラッチやギヤで動力を微調整出来ないので低速小旋回はかなり難しい。

だけど、意外に自分はクランクもS字もスラロームもそれなりに出来た。

クラッチ操作がないので、街乗りとか相当ラクなんだろうなぁと思ったけど、
でもやっぱバイクはマニュアルじゃないと面白くないねぇ。

その後はいつものマニュアル車に戻り、本日の課題教習、坂道の停止と発進。

まずは平たんな場所で後輪ブレーキを強く踏んで、半クラでアクセルを通常よりも開けて、
後輪ブレーキ解放とともにさらにアクセルを開放していきクラッチを徐々に放していくという練習。

それを数回練習した後、坂道へGO!

ところが前を行くあんちゃんが5回以上トライするも全部エンストして、
結局一回目はパスして指導員にバトンタッチ。

その間ずっと後ろでクラッチを握ったまま炎天下の中待ち続けてたわけだが、
いざ自分の番になると、まったく問題なしで一発OK。その後も一度もミスなし。

数回前に発進と停止についてはコツをつかんだので、自分的には実に簡単だった。

あ、そうだ。ビッグスクーターで遊んだ後、いつものマニュアル車に乗り換えた直後、
坂道発進がうまくいってそのまま低速S字に入ったときに、
操作を勘違いしてギクシャクして足をついてしまった。

あとやたらと教習コースが渋滞してたときに、一度エンストさせてしまった。

でも、楽しい!実に面白い!最初のときと大違いで、すごく楽しい!暑いけど!

それもこれも運転に慣れてきたからだろう。

おっと当然超初心者、一般道の経験値もゼロなので、
慣れたつっても恐らくレベル2とか3程度だ。

勇者ですら騎士ですら冒険者ですらない旅人レベルだ。

そして、カッコつけて慣れたとか書いてるけど、結局今日も右の手首が猛烈に疲れて痛い。

こうして長文をキーボード入力するとかなり地味に痛い。

これだけはまだどうにも慣れないなぁ。


2016年7月4日げつようび
〜 またしても手首激痛 〜

手首いてぇなコンチクショウ。

職業柄ひたすらキーボード入力するんでマジで痛くてまいる。

全然握力に力が入らないし、当然やすりがもストップだ。

薬用バブを入れた風呂でマッサージとストレッチをして自然回復をまとう。


2016年7月8日きんようび
〜 あぁ今日もスマン・・・ 〜

この日は会社の納涼会で、美味しいものを食べて飲んで、
仕事仲間と大いに語らったのだが、またしても・・・

そう、またしてもバイク談義に花が咲くわけだが、
今日もひた隠しに隠して話の聞き役に回ったのだ。

スマンな・・・スマン。今日も黙って隠し通したんだ。

手首については、さすがにキーボード入力で激痛というのはなくなった。

それでもまだまだ力を入れると痛くて、通常状態ではない。

でも明後日は朝イチで第一段階の見きわめが待っているぜ。


2016年7月10日にちようび
〜 第一段階見極め 〜

結果から先に書くとまったく問題なくOKでした。



教官の後を何度か走って、途中から自分が前を走って、
コケることもなく、一本橋で脱輪することもなく、
クランク、S字、スラロームでパイロンを倒すこともなく、
坂道発進でしくじることもなく終わりました。

最後の方で、丁寧過ぎるのもいいけど、
もう少し飛ばしていいですよと言われたくらいです。

つってもまぁ、まだギクシャクするところもあるし、
スラロームなんかまだまだ初心者ビビリ走りで、
理想とするライディングなどはるか遠い先にあります。

まぁでも今日のところはヨシとしましょう。

そんなわけで今日はすんなりと、
朝一番の教習で上で書いた通り見極めOKをもらったので、
そのまま第二段階の学科教習を受講開始しました。

座席は一番後ろ、大型クーラーの前に座り、
汗だくな状態を回復しようと思ったのですが、
2時限目の途中から冷えすぎて3時限目は超寒い状態になりました。

まぁそのおかげで汗も乾いてくれたのだけど、
これから暑さ本番なんで、ちゃんとした対策をしないといけないですな。

それにしても、ほんと二輪の教習予約が取れなくて、なかなか進めない。
乗車時間9時間を得るのにひと月もかかりました。

出来ればお盆休みに試験場に行けるように卒業出来ればいいのですが・・・

2016年7月11日げつようび
〜 定時後学科教習 〜

学科の12時限目。

以前、最初の頃に受けた適性検査診断結果シート、
まぁ要するに性格診断みたいなもんを使っての授業。

改めてOD式検査結果が自分の性格を的確に分析していることに戦慄すら覚える。

ところで、今日は手首は痛くない。

人間の順応性ってもんを感じるねぇ。


2016年7月13日すいようび
〜 第二段階技能教習開始 〜

つってもまたシミュレーター。

またしても前回と同じ愛想が良い教官。

そしてまたしてもオレ一人・・・・

今回は6回くらいコースを走った・・・一人で・・・

本来3人くらいが、一人1回とか2回やるものらしいのだが・・・

ま、ともあれ、またしてもゲーム感覚でプレイ。

突然後ろから迫る恐ろしい救急車に路線バス、
突然車道を走り出すジジィや少女、殺る気マンマンのトラック。

これらに跳ね飛ばされたり、跳ね飛ばしたりすることなく、
安全運転と危険予測と想像力で全て回避した。

で、余った時間はいよいよ卒業検定コースの覚書をする。

その日によって1コースか2コースかが決まるので、
よーく卒業試験コースを頭に入れておくようコース図を描いた。

いよいよ免許が近づいてきたっていう感じだった。

そして、前腕の筋肉疲労が最初の頃に比べてかなり和らいできた。


2016年7月16日どようび
〜 朝イチは試験コース1をひたすら走る 〜

外周回って、クランク、坂道停車&発進、S字、
交差点、一本橋、障害物回避、内周、踏切、パイロン。

卒験コース1をひたすら走る。

課題箇所は全て問題なし。コースも何度もイメトレしていたので余裕状態。

後は安全確認、大げさ頭ふり確認、ウィンカー出し、
メリハリのある速度、適格なタイミングでの路線変更。

これをさらに磨きをかけていけばまぁ問題ないだろう。

しかしそれよりもはるかはるか先の理想、
車体を倒してのスラロームや低速旋回など、
白バイ隊員やジムカーナ選手のような、
人車一体のようなライディングテクまでは程遠いぜ。

峠でバリバリ!バイクレーサーみたいに攻めるぜ!
ヒザスリハングオン!ウィリーにジャックナイフ!

そんな見栄をはるようなことや曲芸なんぞにゃまったく興味はないが、
安全運転のためにもなる人車一体ライディングテクは実に興味がある。

YouTubeで見た「ダンロップ ジムカーナ 第5戦 志賀選手 CBR600RR 第2ヒート」は
実に衝撃的でヒジョーにカッチョ良かった。

CBRそれも600ccをあそこまで自在に小回り効かせて走るとは、
なんというか猛獣を自在に操っているようで実にあこがれた。

あそこまでとはいかないまでも、バイクに乗せられている状態じゃなく、
ちゃんと乗れている、操れている、そんなレベルまでなりたいですなぁ。

〜 午後は3時限ぶっ続けで学科 〜

事故の悲惨さ、経路設計、高速道路走行を受講。

いやこれが、眠いのなんの・・・

最初はポッカコーヒーを飲んで、次にレッドブルを飲んで、
(エナジードリンクを飲むのなんて1年ぶり)
なんとか最後まで受講した・・・

めずらしく今週は残業続きな上、
教習所通いを秘匿するため、カムフラージュするため、
睡眠時間を削ってプラモも作り続けてるんだから、疲れもしますよ。

バカだな、ホントバカだな、これで50歳近いってんだから、度し難いバカだ。

我ながら呆れるしかないねしかし。


2016年7月20日すいようび
〜 初めてのナイトクルージング 〜

いや、ナイトライディングと書くべきか。

ともあれ定時後ダッシュで教習所に行き初めての夜間走行。

今日はシミュレータじゃなくて実車走行だ。

いや実は予約がまるで取れなくてあせっているのだ。

出来れば夏休み前に教習所を卒業して、
夏休み中に学科試験を受けに行きたいのだ。

しかしながら土日などは壊滅的に予約が埋まっていて、
空いてるのはもう夜ぐらいしかない。

おまけにこういう時に限って残業しなけりゃならん状況も重なる。

なので結構あせっているのだ。

そんなわけで、今日は平日夜間走行となった。

今日は検定コース2を走った。

まず3周程教官に続いて走ったけど、いやこれがかなり快適。

今日は割と涼しくて夜のライディングが実に心地よいのだ。

ところが・・・

じゃ分かる範囲で良いので先を走ってと言われ走ったのだが、
途中で道順と進路変更と停止箇所とウィンカーのことに注意し過ぎて、
なんでもない交差点で完全完璧な信号無視をしてしもうた。

まるっきり信号のことなんか覚えていない。

ってか、ないものとして走ってしまったので、記憶なんかあるわけない。

いやはやこれにはマイッタ。

続く一本橋で初日以来脱輪しなかったのに脱輪するわ、
坂道発進で初めてエンストするわで、いとも簡単に歯車が狂ってしまいました。

その1周だけおかしくなった後は切り替えて順調にいったが、
卒検だったら一発アウトだったと思うと、結構ガックリきたぜ・・・

まぁ今回ミスったおかげで貴重な経験値を得ることが出来たと、
前向きに考えて卒検に活かすとしよう。


2016年7月22日きんようび
〜 今夜もナイトライド 〜

スマホでも家でネットでもしょっちゅう空き状況を確認したおかげで
運よく週末に実技と応急救護を予約することが出来た。ラッキー。



ってなわけで、今夜も終業チャイムと同時に帰宅ダッシュ。

今日は東京の最高気温が22度くらいなので、そりゃもう非常に快適な温度。



さて、今日は8〜10の教習内容をやるわけだけど、
実際にやったのはひたすら検定コース1、2を走るというものだった。

自分先行走行で頭と身体にコースをインプットしていった。

前回ちと失敗したおかげで今日は一度もコースを間違えることなく問題なく進行。

ただいつものホンダのスーフォアじゃない古い別のバイクで、
もう見た目にもオンボロでバンパーはサビサビ、
アクセルスロットルもヘニャヘニャでどうにもイマイチな車体。

なんでもない箇所で2回くらいエンストさせちまった。

以後は、あ、これ結構開けないとエンストするなと分かったのでノーエンスト。

後半一本橋とパイロンでどこまでいけるか試してみたが、
見事に脱輪、そして初めてパイロンにコツンと接触して倒してしまった。

不必要にタイムに挑んで失敗して、検定一発不合格するのは愚かしいので、
今の自分はどこまでなら出来るのか、安全圏内を確認する上ではやってみてよかった。

そんな感じで今日は特にミスもなく涼しく快適に走っていたら、
ガッシャーン!という結構大きな音とともに、
腹筋開始のような姿勢でヘルメットに手を当てて地面に横たわっている人がいた。

今日は自分以外に20歳前後と思われる若い女性がいて、
教習最初の方の8の字を別スペースでやっていたようなのだけど、
大したスペースじゃないので多分10キロも出ないような速度のはずなのだけど、
何やらランプ類が派手に砕け散って、バックミラーもポッキリ逝ってた。

女性の方はピンピンして、
教習後は迎えに来た彼氏の元に走っていった程元気だったのでホッとしたが、
それにしてもここに来て初めて転倒するシーンを見た。

バンパーつきで、各種プロテクターもつけて、公道よりも安全な場所なので、
今のうちに転倒してみて自分の技量限界を知ってみるとか、
ダメージを受けにくくする転倒時の受け身を覚えておくとか、
今のうちにやっておこうかと、思わないでもないがやっぱりやだなぁ。

そんなわけで今日は快適なまま終了したが、
久しぶりに前腕が疲れた。手首が痛くなった。

まだまだ力み過ぎてるんだろうなぁ・・・


2016年7月23日どようび
〜 急制動ふたたび 〜

まず朝イチで2時限学科講習。

駐車と停車、けん引と積載の2科目だ。

その後1時間ほど待合室で待機して、
本日の実車教習「急制動」を行った。

結論から書くとやっぱり急制動は自分と相性が良いようだ。

前回第一段階の時とは違って、
今回は40キロまで速度を上げてから急ブレーキで停止するのだが、
やる前は結構緊張したけど、やってみると全く苦労せずクリア。

40キロ以上出して11メートルで停止どころか8メートルくらいで停止出来る。

何回やってもタイヤロックもなければエンストもなく、
いい感じでジワーッギューッとブレーキをかけられる。

実技前は教官があれこれ細かく長く説明し、
とにかくコケないように気を付けて下さいと言っていたが、
予想以上にうまく出来るので、初めて教官が親指立てて完璧と言ってくれた。

その後はこの急制動を加えた卒検コースを走って終了。

今日は完全にノーミス、ノーエンストクリア。

いやぁこの調子で卒検もうまくいくといいねぇ・・・

そうそう、前腕と手首の疲労だけど、
確かに疲労してはいるけど、以前のように、
キーボード入力すらままならない程の激痛はおきなくなった。

ホントに順応してるんだなぁ。



そうそうヨドバシのポイントがあまってたので、
ポイントを使って問題集を2冊ゲットした。


2016年7月24日にちようび
〜 午前の部:危険回避 〜

朝イチで実技教習。

今日は危険回避だ。

30キロで走って教官が挙げた手と反対方向へ回避するというもの。

3回ほど教官の後を走って練習してから、開始。

これもやる前は緊張したけど、まったく問題なく出来た。

ニーグリップで腰から下の体重移動で、
スキーのような感覚でクイクイッ!ってな感じで操るのが楽しい。

これがスラロームとかでも出来たらなぁ・・・

というのを教官に話してみたら、じゃやってみましょうよ、
ということになりスラロームの強化練習。

もっとハンドルきっても大丈夫ですよと言われたが、
そう、まさに問題はそこで、
どうしても低速でハンドルを大きく曲げることに恐怖感があるのだ。

というのも今から30年以上前、ワイが高校生の頃、
ムニャムニャなアレなアレで、ハンドルロックしてしまい、
宙を飛んだことがあって、肩は脱臼するわ顔面血だらけだわで、
心と身体に強くトラウマを刻み込まれたからなのだ・・・

なので、どうにも大きくハンドルを切ることに恐怖感があったのだ。

しかし教官に、いや普通にいけてますよ、
それなら3速でアクセルワークを全然しないでもタイム出ますよ。

と言われ、スラローム進入前の直線を3速で、
ハンドルをグイングインとこれまでにない角度まで曲げて、
蛇行運転してみたら、確かに結構サマになってうまくいった。

教官からも、全然出来てますよと言われ、その後何度かスラロームに挑んだ。

そのおかげでタイムは十分出るようになったし、
ハンドルを大きくきることの恐怖感もちょっと克服出来た。

でもって、今こうして教習後でもこれだけキーボード入力しても、
前腕や手首が、あー疲労してるなーと感じるけど、全く痛くない。

つくづく人間の順応性、適用性、汎用性ってのをひしひしと感じますなぁ。

いや〜今まさにバイク教習が楽しいです。


〜 午後の部:応急救護 〜



午後は4時間ぶっ続けで学科教習。

そのうち3時間は応急救護ということで、
二段階に入ったら即予約をして下さいと言われた科目。

その理由は実際に救護活動を実践するので、救護練習人形やAEDなど、
機材に限りがあって、しかも今の時期予約がいっぱいで取れにくいからだそうだ。

そんなわけで今日は胸骨圧迫と人口呼吸とAEDと止血を座学で学んで、
その後実際に実践となった。

いやーこれ、かなり勉強になったよ。

オイラの学生時代なんて30年以上前じゃん。

AEDなんてもんはないし、そもそもこういう体験学習なんてしたことないもの。

この歳になってようやくまた一歩社会人になれた感じがするぜ。今更。

ぶっ続けとはいえ、ずっと胸骨圧迫したり人工呼吸を5セット2回以上したりして、
忙しかったのであっという間に時間が過ぎた感じ。

不謹慎だけど、結構楽しかったぜ。

うーーん、なんかいよいよ卒業が近づいてきたって感じがしますねぇ。


2016年7月27日すいようび
〜 ナイトシミュ&ライド 〜

二輪の場合自動車と違って公道の路上教習がないので、
シミュレータで様々な状況を想定した走行体験をするようです。

ってなわけで、まずは恒例、やっぱり今日もワイ一人のシミュレータの開始。

今日はこの後実車走行もするので、プロテクターを装着して挑みます。

ちなみにシミュレータマシンは三菱製のものだということが分かりました。



ちなみにOSはなんとWindowsXP!(もちろんスタンドアロン)

で、今日も殺る気マンマン、体当たりマンマンのトラックやバイクなどが襲ってきます。

色んな交差点で100パーセント、事故を起こしたくて仕方がない状況が発生します。

5種類の交差点に挑みましたが、残念ながら彼らの思惑に反して全て回避しました。

といっても、フツーに止まってやり過ごしただけですが・・・

授業開始からここまで多分10分もやっていないのですが、
これにてシミュレータ教習は終わり、残りの時間はひたすら検定コースの1と2を交互に走りました。

さすがにここまでくると、もうまったく問題ない状況になってきました。

このまま卒検も妙に緊張しないでフツーに出来ればいいのですがねぇ。


2016年7月29日きんようび
〜 本試験に向けて 〜

今日はあらかじめ休暇申請していたので、
区役所に行って本籍が記載された住民票を取得して、
運転免許本試験場で必要な証明写真を撮影して、
錦糸町の丸亀製麺でうどんを食べて、
学科17(自動車の保守管理)を受講してきた。



学科は残すところシミュレータとセットになった21
(危険予測ディスカッション)を残すのみとなった。

学科を全て受講し終えたら卒業効果測定という
運転免許学科本試験の予行演習みたいなもんをする。

いよいよ免許が近づいてきたって感じがしますねぇ。


2016年7月31日にちようび
〜 最後のシミュと学科 〜

いよいよ最後の学科、それと最後のシミュレーション。

上でも書いたがシミュレータと学科がセットになった教習。

最後になってはじめて一人じゃないシミュレータ教習になった。

といっても自分ともう一人の二人で全員。

なかなか礼儀正しい茶髪のあんちゃんだ。

で、交互に様々な交差点を走るが、今日も殺る気マンマンカー、
ダイブマンマン爺に少女にチャリダーが突然襲い掛かってくる。

ワイは相変わらず公道じゃウザがられるであろう安全運転走行なので、
全てやり過ごしたが、あんちゃんの方は結構飛ばして走ったので、

大型トラックの死角から突然現れる右折車両に激突し、

4台近く縦列駐車している先頭の大型トラックの突然のドア解放に激突し、

停車中のバスを追い抜いた直後にバス前方からダイブしてきた爺を跳ね飛ばした。

実に分かりやすいワナに見事にハマっていくので、とても新鮮だった。

これまでただ一人で1時間たっぷりソロシミュレーションしていたし、
その間指導員の人と様々な会話をしていたので、その差が出たということだろうか。

そんなこんなで、あんちゃんが結構やらかしてくれたので、
あっという間にまず1時間が過ぎて、その後セット教習へと続いたのだけれど、
あんちゃんはその1時間で終了で、セット教習は結局またしても、
ワイ一人になってしもうた・・・

その時間、本来は危険予測ディスカッションということで、
複数グループによるディスカッションなのだが、
自分一人しかいないので、結局ビデオ映像を2種類見て、
その後は指導員と雑談して終了になった。

ちゃんと危険予測の真面目な話もしたけれど、
卒業したらどんなバイクを買います?みたいなバイク談義をした。

今日の指導員は初めてあたる人で、小太りでとてもきさくで社交的な人だった。

さて、これにて学科は全て終了。

全ての学科終了後はなるべく早く卒業前の効果測定を受験してくれとのことなので、
早速卒業前効果測定、いわゆる学科試験前の模擬試験を受けた。



(写真は自習用の画面だけど、実際に受けたのとほぼまったく同じ)

この2か月ほぼ毎日結構色んな問題集をやっているので、
満点目指して挑んだが、1問だけ間違えて99点だった。

間違えた問題は完全な覚え違いだったぜ。

路面電車の軌道敷内は24時間駐停車禁止だが、

路面電車の停留所は運行時間中のみ駐停車禁止というので、

路面電車は24時間だーめよって覚えてしまったのが悪かったようだ。

まぁともあれ、一発で効果測定も合格。

そのまま窓口に結果を提出すると、あと残り2つですねと受付の女性に言われた。

いやーほんと、いよいよ免許が近づいてきましたねぇ!

人生初めての運転免許が!




2016年8月6日どようび
〜 猛暑の中の波状路体験 〜

モノホンのバイクに乗るのは10日ぶりの実車教習。

しかも気温34度の猛暑。

さらに相性の悪いオンボロ車両。

どうにも出だしからギクシャクする。

とりあえず外周を二回りして、いざ波状路へ。

波状路というのは、はしごを地面に置いてそのうえを走るようなもんだ。

ようするにデコボコの上を立ち乗りでゆっくり走るというもの。

初めて挑んで結構ハンドルとられるのに驚き、
ちょっと横にはみ出しそうになったけど、
2回やって2回ともまったく問題なく完走。

ちなみにこの波状路は、普通自動二輪では技能検定課目ではないので、
あくまでもバランス体験走行というものだ。

その後検定コースを走ったのだけど、
今日はやたらコース内を自動車が走ってて、
炎天下の中、それらの車の通過を待っていると、
そりゃもう汗だくで朦朧としてくる。

で検定2コースで最後の道順を間違えてしまった。

あまりにも超スローペースで走る車が多くて、
これなら十分先に行ってもいいかと思ったけど、
待ってた方がいいと注意された。

あと停止中は後ろだけじゃなく、
前ブレーキもかけたままにしないと減点になるとも注意された。

とはいえ、今のままでも本番は全然問題ないでしょうとのこと。

明日の見極めでこの辺りを調整するとしよう。

とにかく猛暑で炎天下の中で汗びっしょりで、疲れた・・・

さすがに今日は替えのTシャツを持っていき着替えたので、
長袖パーカーをスカート代わりにして腰に巻いて、
おしりびしょ濡れ状態を隠してもOKだった。

しかし明日、最後の見極めの日も炎天下の真昼の中の走行だ。

そしておそらく卒業検定試験も炎天下の中になるだろう・・・


2016年8月7日にちようび
〜 本当に一発OK、最後の見極め 〜

昨日以上の猛暑。35度。頭もクラクラしてくる程の猛暑。

そして昨日以上に教習コース上は四輪に二輪に大混雑。

でもバイクはそこそこマシな状態のにあたった。

さて今日が実技教習最後の日、自分ともう一人、多分40代の小柄な女性、
こちらの方も見極めなんだけど、小型二輪、真新しいCBRの125で挑む。

で、ワイが先行して検定1コースを走ったんだけど、
女性の方が中盤で道順を間違えて、指導員から先走ってて下さいと言われた。

で、自分はそのまま1周走り終えて出発点で待っていると、
今度はそのまま検定2を走ってて下さいとのこと。

そっから先は孤独な一人旅が始まった。

2の次は1、そんでまた2と、ずーーーっと一人で検定コースを走る。

何台いるのか分からんくらいの四輪自動車や、
ちゃんと指導員の後を走るバイクが5台程いるなか、
自分だけ一人、教員に指導されるでもなく、延々ソロで走る。

これがまた自分的にはリラックスできてひじょーに楽しい。

おかげで全くのノーミスで何度も練習出来た。

結局最初の1回、それも中盤まで指導員付きで、
そこから最後まではソロ走行で、見極めOKをもらった。

残念ながら一緒の女性は見極めもらえなかったようだ。



さっそく卒検の申し込みをして下さいとのことで、
申し込みにいったら、希望通りの木曜日、
今年からできた祝日、山の日に1台分空きがあった。

うっし!ラッキー!こりゃいいぞ!この日で絶対決めてやるぜ!

とまぁそんな感じで、これにてすべての教習が終了。

なんか、最後はただ走っただけで終わった感があるけど、
炎天下の中、汗だくの疲れも吹き飛んだ気持ちの良い1日だった。

よォーし木曜日、絶対この日で決めてやるぜ!


2016年8月10日すいようび
〜 決戦前夜 〜

明日は卒業検定試験。

絶対に明日で決めたいので結構緊張するぜ。

そもそもこういう身体を使った検定試験など経験したことないし。

とりあえず今日は超久しぶりにかつ丼を食べてゲン担ぎした。

高得点なんかじゃなくていいので、どうかミスらず合格しますように。


2016年8月11日もくようび
〜 祝!卒業! 〜



受かりゃあいいのよ!受かりゃあ!

えぇーとですねぇ、昨晩なんですが、
久しぶりに深夜に激しい下痢をしたんですよ。

どうも昨日食べたセブンイレブンのかつ丼弁当に当たったようです。

もうホンッとイヤですよ、自分のこのガラスの内臓は。

その後昼前に教習所に着き、卒業検定試験手続をしました。

プロテクターをつけて準備万端だったのですが、
そこから今日の説明をするとのことで、2階にあがってみると、
プロテクターを付けてるのは自分だけでした。

そして、てっきり昼前に検定して、間に昼食タイムをとって、
その後合格発表だと思っていましたが、
説明を聞くと11時半から15時まで休みなしのようです。

昨晩下痢で腹の中のもの全て出しきってから、
何も食べてないので、ものすごく空腹です。

そうならそうと検定の前にあらかじめ説明して下さいよ・・・

で、説明から45分後くらいに1階に降りましたが、
本日の受験者4人に対してプロテクターセットが1着しか残ってなくて、
結局自分の着ていたのを2番目の人に渡しました。

その後通常教習を終えた教習生から速攻で、
脱いだばかりのプロテクターを受け取りました。

そんなにオイニーや汗ビショじゃなかったので良かったけど、
なんだかなぁって感じです。

さて、自分のゼッケンは4、つまり最後です。
また、今日の検定コースは1コースでした。

先行の3人を待ってる間ヒマなので、準備運動をしたり、
深呼吸をしたりして、緊張を和らげようとしましたが、
どうにもこういうことに耐性がないので、やっぱり緊張しましたねぇ。

そしてとうとう自分の番になりました。
何度もイメトレしたのに、ミラー確認を忘れそうになり、
エンジンかけてから確認というていたらく。

ちなみに検定前の練習走行、フリーランなどはなく、
いきなり一発勝負です。

そっから発進までは手順、目視確認ともに問題なく、
外周直線で30キロの法規走行しようとしたら、
仮免の4輪が超ノロで自分の前にいるではありませんか。

このままじゃ30キロ出せないじゃんと思いましたが、
その車もようやく速度を出してくれたので、なんとかなりました。

その後は特に問題なく進み、交差点、クランク、坂道発進、S字、
急制動、一本橋、踏切、一時停止などなど、全てノーミス。

ところが、最後の4回目の交差点で信号待ちからの発進時にエンスト。

その後スラロームに向かい、スラローム後半で、
無意識のうちに左つま先が下がりニュートラルに入ってしまう。

特にあわてることもなく普通に2速に戻したけど、なんだよって感じ。

全ての課題を走り終え停止したが、どうもいつもこの個体は、
サイドスタンドの位置が分からなくてイラっとする。

まぁでも後方確認も忘れず無事降車終了。

大きなトラブルはまったくなかったとはいえ、
通常教習時にうまくいったときのような走りは出来なかった。

しかし最初に書いたように、まずは受かりゃいいのよ、受かりゃ。

うまくなるのはそっから先でも十分。

公道で安全にスマートに走れるためのうまさは、
この先身に着けていけばいいのよ。

うんまぁ正直にゲロすると、合格発表までは実際かなりドキドキしました。

ちなみに今日の4人は全員合格です。いや良かった良かった。

指導員二人と自分の三人による検定結果説明で、指摘や注意事項は一切なく、

キクメンさん免許ホントに始めて?と言われ、生まれて初めての免許です、

といったら、まぁ公道はまったく違うから気を付けて下さいとのこと。

先行の3人は20代前半のようで、結構長くあれこれ言われていたけど、
自分は上のようなやりとりで3分程度で終了。

年齢的にも、社会人的にも、あれこれ背負ってるだろうし、

見た目や話の受け答えからも、中年暴走族でもなさそうだし、

ビビリのオジンだからまぁ大丈夫だろうと思われたのだろうか・・・

まぁとにかく、目標通り理想の日に一発合格ですよ!

この調子で、夏休み初日、来週月曜日に学科本試験も一発合格決めてやるぜ!

多分こっちは今日の実技よりもラクにいけるだろう。

多分・・・

とにかくまずは今日、今日!

6月から始めた、46歳(途中から47歳)のオジンのチャレンジ、
ひたすらアジトでプラモばっかり作ってる完全インドアオジンのチャレンジ。

そんなオジンが一度もコケることなく、補習もなく、
落ちることなく、日々のしんどい仕事も落とさず、めでたく卒業!

今日だけは素直に喜ぶとしよう。


2016年8月15日げつようび
〜 我が人生初免許! 〜


やりました!初免許!

47歳にして、初めて免許を取得しました!バンザイ!

では、早速今日のダイジェストを。

午前7時45分、江東運転免許試験場到着。

ちなみに電車移動時間わずか12分程度です。近い!便利!



大体こんな感じで既に並んでいたけど、
この後400人を超える受験生がやってくるという凄まじいことになりました。

自分は卒業時に教習所から印字記入済の申請書をもらっていたので、
ソッコーで受験料の支払い窓口に通してもらいました。窓口1番乗りです。

ちなみに7月29日にわざわざ住民票と写真をとってきましたが、
教習所から、入校時にとった住民票と写真が返ってきたので、
まったく必要なかったです・・・・

お盆時期で、続々と人がやって来たので8時15分には窓口開設しました。

通常は8時半だそうです。

その後視力と色覚検査を数秒で終わらせ、
3階に行って受験手続を済ませると、見事に受験会場1番乗りです。




ちなみに自分は1号教室でした。

教室内は携帯使用厳禁です。携帯用電波を通じなくする機械も備え付けられてます。

8時半頃には席に着いたのですが、そっからなんと10時10分くらいまでずーっと待ち続けました。

紙の本を持って行かなかったので実に実に退屈でした。

そしてそれ以上に冷房で冷え切ってしまい、寒くて寒くてかなわなかったです。

最初はガラーンとした試験場でしたが、ほぼ全部埋まりました。

第1会場は160人以上受験したそうです。そして隣の席の人はミャンマー人でした。

後ろに4人程自分よりも年上っぽいスーツ姿のグループがいて、
どうも会話から2種免許を受けるグループのようで、
試験内容についてあれこれ会話してたり、今日で絶対決めるとか、
落ちたらかなり洒落にならん的なことを話しておりました。

問題用紙は使いまわしで、セロテープで補強されていました。

えんぴつと消しゴムは試験場で配られたもののみを使います。

マークシート式答案用紙には普通自動二輪と書かれておりましたが、
問題内容は普通自動車とほとんど変わらんようです。

さて肝心の試験問題内容ですが、まったく不安材料なしでした。

前に買った問題集だけじゃなく、ネット上の問題集、MUSASHIやきおっくすで、
毎日毎日ずっと勉強していて、常に95点以上しかとっていない状態だったので、
まったくもって不安要素なしでした。ようするに簡単でした。

2回ほど回答を確認した後途中退出して、合格発表時にまた教室に戻り、
液晶画面に一斉に合格発表が表示され、自分の番号を確認したときは正直ホッとしました。

自分の後ろにいた4人グループですが、なんとゴッソリ不合格でした・・・・
全員無言で退出していったのがすごくその・・・アレでした・・・

どんどん教室から不合格で退出していく人がいるので驚きました。
今日は160人中60人程が不合格だったそうです。

しかし隣のミャンマーの人は合格で、
日本人ですら分かりにくい日本語のひっかけ問題とかあるのに、
スゲーな、と内心非常に感心しました。

そっからICチップ内臓免許証の確認用番号の登録と、写真撮影をして解散。

ここまでで1時近くまでかかりました。

試験員によると、お盆シーズンで受験者プラス免許更新者で、
試験場内はそりゃもうごったがえしており、遅れているそうです。

なので、免許交付は14時半からということになりました。

とりあえず4階の食堂に行って腹ごしらえと時間つぶしです。




カツカレーを食べました。まぁまぁの味でした。

待つこと1時間半、ようやく免許を受け取りましたが、
特に感慨もなくガッツポーズをとるでもなく、
その足でまたしても平井駅に向かいました。

その理由は・・・

続く!


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