【 ハンドガン実測データ 】

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− 東京マルイ : G26 ADVANCE −
完全ノーマル



射撃場所   室内(キクメンアジト)
射撃日   2004年2月1日
気温   20度
湿度   70%
銃口から的までの距離  5m (メジャーで測定)
射撃姿勢   立射
射撃方法   両腕(レストなしフリー)
標的   厚紙
射撃者   キクメン
使用弾   マルゼン:スーパーグランドマスター弾

詳細な測定風景は コチラ を見てください

平均 : 3.3cm
一回目二回目三回目四回目 五回目六回目七回目八回目
2.9cm2.8cm2.3cm2.9cm 3.4cm4.4cm4.0cm3.7cm

マガジンには20発弾を込めて、それを2回、計40発撃ち込んだ。

射撃開始前はもちろんバレルクリーニングをした。
(クリーニング液にはプロゲイマーズのアキュレイトアップを使用)

さて・・・

驚異的だ。

レストなしでここまで当たるとは・・・

ガスブロで、しかも競技専用マシンというフォルムではない、
ただのバレル延長モデルで、ここまで当たるとは・・・

それだけに後半五回目以降の成績が悔やまれる。

実に悔やまれる。

まず下の写真を見てもらいたい。



見て分かるかと思うが、今回は2マグ用意した。

そのほうが1マグ目の射撃終了後に、冷えたマグを暖める必要がないからだ。

ところがそれが今回仇となったようだ。

そもそも東マルのガスブロ全てに当てはまることに、
プチプチと弾を込めるのが少々手間がかかるというのがある。

これは敢えてそうしているのだが、樹脂製のマガジンリップが固いのだ。

今回、マルゼンのスーパーグランドマスター弾を使用したが、
なかなかプチプチサクサクと弾が入らず指先が痛くなった。

とりわけ2マグ目が実に困難した。

というより、弾を込めるのがかなりストレスになった。

2マグ目のリップはかなり固い、もしくは幅が狭かったのだろうか?

これが原因かどうかは分からないが、2マグ目の成績が悪い。

2センチ台がひとつもない。

射手の集中力低下によるものか、それともマガジンのせいか、これは分からない。

ただ、それを証明する方法として、次回に測定する時は、
先に成績の悪かったマガジンを撃ってから、成績の良かったマガジンを撃てばよい。

そうすれば、後半集中力が持続しなかったから成績が悪かったのかどうかが、分かるからだ。

ともあれ、よく当たった。

15m距離での野外測定でも極めて良好な成績だったのが、
室内でも証明されたことになる。




これだけの性能をマスプロダクツ品でたたきだすのだからすごい。
( あ、グラマスもそうか・・・ )

さて、ここまで良く当たるとなると、気に食わない点を書きたくなる。
( それだけ期待と愛着を注ぎたくなるからだ )

まずトリガーセイフティは取り払いたい。

これがフレームに引っかかる、というか「ゴリ」と触れるのですら、
集中しているフィーリングの妨げになるので嫌だ。

次にグリップのボコッとした出っ張りが嫌だ。

ストレートグリップにして欲しい。

こういうマンインターフェースが射撃中の集中力に非常に影響を及ぼすからだ。

とにかくこの出っ張りが自分のグリッピフィーリングの嗜好と合わない。

次、辺に格好付けたコンプなんかいらない。

コイツが邪魔でせっかくレールがついていても、
タイトにフレームを取り囲むマウントベースがつけられない。

というよりも、バレルはティルトダウンしているから、
バレル固定のコンプではないので、コンプは要らない。

つまり・・・

ストレートグリップのG17Lを出してくれ、ということである。

もちろんアジャスタブルのアイアンサイト付きならなお良し。

出来れば付属品で、スライド上部の穴をふさぐフタ付きで出して欲しい。

もちろん、普段遊ぶよう用のノーマルのG17も出して欲しい。

と、まぁ、これだけ当たるわけだからついついわがままを書いてしまうのである。

それほどにコイツは良く当たる。

これで不快な弾込めさえなければ・・・

というのも、最近出ているBB弾ローダーを使用すると、
弾込中にガリガリいって、弾が傷ついてしまうのだ。

電動の時はストレートに入れるのと、
リップはスプリングテンションがかかっているので、
スムーズに弾を傷つけることなく入れることが出来るが、
ガスブロやエアコキの場合は、クイックローダーの先端に、
ガスブロ、エアコキ用の給弾口を取り付けて、
これがスムーズに弾を送り出す妨げになり、
さらに、例のマガジンリップが待っている。

この二段構えの関所のおかげでせっかくの精密BB弾にキズを付ける事になるのだ。

だから、結局弾込めはデリケートに指で行うことになる。

この点に関しては、ウエスタンアームズの45口径版クーガーのマガジンに到底遠く及ばない。

ウエスタンアームズの45口径版クーガーのマガジンは、
ある種ガスブロの中で最高級に理想的なBB弾レールとリップを持っていると思う。

おっと、ただし落下させてリップが変形してしまうことをも考慮に入れれば、
樹脂製で別パーツの方式の方が、そこだけを取り替えれば良いということから、
その範疇ではないが・・・

この弾込めがストレスというのだけは、楽しくシューティングをする上での妨げとなっている。

ただし、弾さえ込めてしまえば、良く当たるので楽しい。

ううむ・・・なかなかパーフェクトな奴といのは難しいものだ。

だが、こいつは良く当たる。

弾込めに難儀したというのも、マルゼンのスーパーグランドマスター弾以外の弾ならば、
別にストレスなくプチプチサクサク入れられるものもあるだろうから、
それほど精密射撃にこだわらないのであれば、何の問題もないだろう。

撃っている最中は全くトラブルは起きなかったし。

とにかく実売価格を考えると大変コストパフォーマンスの良い性能の良い製品である。

一昔前のエアガンの性能を知っている身としては、つくづく良い時代になったと思う

<<< 弾込めについて >>>

その後、エアガン掲示板にて、
マガジンフォロワーをいっぱいにさげた状態で、
マガジンレールが若干幅広になっている部分、
つまり下から何の抵抗もなく弾込めができることを教えていただきました。

これはかなり便利です。

つまり上で書いた気に入らなかった点がなくなってしまいました。


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