【 昔に買ったプラモ在庫 】

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■■■ 宇宙航海日誌:記録日:2011/5/7:記録者キクメン艦長(馬鹿者!船長と呼べ!船長と!・・・って一番最初、原典は何のセリフだっけ?の巻き) ■■■



このように我がアジトは約5帖のサービスルームを全てプラモン管理部屋にしており、
これ以上在庫を増やすと通路スペースがなくなってしまう状況であった。
(詳しくは 「ココ」 参照)

が、これまで実家にて大事に保管していた昔のプラモを無謀にも全部配送してもらったところ・・・



ウム、見事本当に通路が埋まってしまった。

どうしよう?


まぁ気に病んでも仕方がない。とりあえず昔に買ったプラモンと再開することにしよう。




おお、まずはSF3Dが出てきたぞ。懐かしいなぁ。
今ではMaK(マシーネンクリーガー)などと名前を変えているが、
私の世代は間違いなくエスエフスリーディーなのだ。
(SF3Dのキットは当時の国産キットとしては珍しくシュリンクパックで包装されてたんよ)

この頃、小生は幾つだったかな?高校生くらいだったような・・・・

ともあれ、月の小遣いの金額では満足出来ず、新聞配達のバイトをして稼いだ金は全て自分の好きなように使っていたから、
一般庶民学生とは思えない程相当リッチな状態で、既にこの頃から保存用と作る用に2個買い必須だったようだ。
(ちなみにSF3Dのキットは当時の価格としては高額商品だったんよ。ましてや学生にとっては・・・)

思えば中学1年生の頃の毎週土曜日のクラブ活動で「模型クラブ」に入ったのが全ての誤りの始まりだったような気がするよ。



ちなみに、この18番と21番のキットは大変貴重なのだ。



何がどう貴重かというと、(18番は存在自体が貴重だけど)パッケージがミスプリントされているのである。



ホレ



ね?さかさまになっとるでしょ。左側面と上部側面の商品ロゴが逆さまになっとるのよ。
当時、SF3Dが連載掲載されていたホビージャパン誌にて、横山氏もコレについてはあれこれ書いておりました。
ミスプリに対しての(他にもパケ写真用作例の足が左右逆とか・・・)叱責よりも、将来貴重品になるから買っとけ的なことを書いておった気がします。
いや〜・・・・なんとも懐かしい・・・



最終的にSF3Dはまさかのニットー科学の倒産をもって絶頂期に終焉を迎えるわけですが、
その絶頂期直前くらいに1/6というスケールのSAFS(スーパー・アーマード・ファイティング・スーツ、昨今ではサフスなどと呼ばれておるようだが、父ちゃん悲しいよ)まで出まスた。
まさかの6分の1スケール!デカイ!やるな!バカだ!アホ過ぎる!そこにシヴィれ(略

GIジョー(或いはコンバットジョー)を中に入れられますって、今日日、そのGIジョー自体ねぇよ!



うわーお、ホントにデケー!無意味にデケー!こんなの・・・どうするよ・・・



他にも特製バインダーみたいのまで手に入れてたんだねぇ・・・



しかも最後の最後に悲しくもSF3D人気ナンバー1のファルケ(反重力飛行戦闘メカ)のカード付きで・・・

結局ニットーは倒産するし、版権かなんかしらんけど、何か問題が起きてホビージャパンからもSF3Dは連載終了するし、
すごい幕引きだったけど、時を越えること四捨五入しておよそ30年、
天下の航空機キットメーカーのハセガワから超絶ディティールで秀逸の出来栄えのファルケが出るとは思いもよらなかった。

って、オレまだファルケ1個も買ってNeeeeeeee!!お前死刑!即死刑!

スマン!許してくれ!俺にもいろいろあんだって!


まーこれまで日記に散々書いてきたし、この後も散々書くんだろうけど、今プラモ業界はおかしな状態で、
かつてのように子供の層はプラモを買わない・作らなくなったから(昔は携帯やゲーム機、カードバトル等々がなかったからねぇ)
売り上げはガタ落ちでどんどんメーカーは倒産、小売店は店じまいという状況なのに、
一部のオイラのような「ある意味終わってるヤツ」は大枚はたいて高額付加価値商品を買うので、
出来の良いキットならば高額でも買ってくれる層をターゲットに、過去の作品を現在の3DCAD設計とインジェクション・射出整形技術の粋を集めて、
当時では考えられないクォリティのキットを(高額ではあるが)製造販売するようになり(当然マスターグレードに代表されるガンプラの貢献が極めて大)
そりゃもう「え?あんなメカが?マジかYO!?」「世の中間違ってる!でもサイコー!」というアイテムがどんどん販売され、
挙句の果てにとうとうSF3Dというマイナーもマイナーだった世界まで脚光を浴びることになり、
そこでまさかの「ファルケ様!」が、それも1/20スケールで素晴らしい出来で販売されることになったのだ。

それ以外にもスナップキットなのに以前のキット以上に素晴らしい出来のAFSやSAFSも出てるし、
まったくもって、本当に今はオイラのようなプラモファンにとって満足至極悶絶至極狂喜乱舞ホーホケキョな時代世界なのである。


どんどん出てくるキットに、まったくもって手が追いつていないケド・・・


いや〜それにしてもねぇ、ホントこんなオイラの趣味に対する家族の人の寛大・寛容な理解力には大感謝ですよ、感動感激モノですよ。
今のようにバラエティ番組などで、オタク文化が認知されるはるか以前に既に理解してくれていた家族の存在は実に貴重な存在だとしみじみ思う。
実家の完全な建て替えの際にもしっかり大事に保管しておいてくれたんだから感謝、感謝、大感謝である。有難いのう、実に有難いのう。

まだまだあるよ、次のページへ


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