【 ガンプラ 写真館 】

ガンプラの部屋へ戻る


■■■ アッグへの道 ■■■

何故いきなりアッグなのか、
水中用MSとか一部MA(ザクレロとか・・・)はどうにも
リアルな戦争の兵器に見えず、
なんとなくミリタリーチックなものが好きなキクメンにとっては、
これらは全くのアウト・オブ・ガンチューだった。
もちろんそれは今でも変わらない、漢のポリシー、哲学なのだ。

では、何故、今アッグなのか。
それには深い、深〜・・・い(どうでもいいような)ワケがあるのだ。

数年前、友人が訪ねてきて、なんとなく何か
罠をしかけたかのようにニヤニヤしていたのだが、
彼の帰宅後何気なくプラモンを収めた段ボールの中を覗いてみると、
そこにはポツンと旧キットのアッグが入っていたのであった。
(他にもザクレロとかマゼラアタックとか・・・)

そのまま燃えないゴミに出そうと思い続けていたのだが、
その後、ガンプラの状況はこちらの予想を上回り、
当時は思いもよらなかった変化が訪れるのであった。

まずはHGUCの初代ガンダム、そしてザクの登場、
それと完全に反対位置に存在する超絶ディティールの
スタジオレックレスなどから出ている
1/144スケールのガレージキットのMS達・・・
そして決定的だったのが、ガンダム・イヴォルブシリーズの
フルCGのOVAから飛び出してきた、
EXモデルのマゼラアタックとヒルドルブ。

HGUC初代ガンダム&ザクが出たとき、
確かに当時のアニメのイメージを意識した作りだとは思ったが、
あまりにもアッサリしすぎて、酷い言い方をすると、
「ちゃちい」のであった。

そこへきて、EXモデルの同スケールのマゼラアタックや、
ヒルドルブとHGUCのザクを並べると、まるっきりザクが浮いているのである。
まさに子供のおもちゃの「ロボちゃん」と、
大人向けスケールキットの「戦車」を並べたかのような違和感なのである。

HGUCのザクはご存知の通りアッサリし過ぎているし、
かといって、EXモデルの素晴らしいデイティールのマゼラと
一緒に並べるのに足りうる同一スケールのザクはないので、
そこでピーンと、上で書いた、友人のいたずらの産物の
旧キットのマゼラアタックを思い出したのだ。
この旧キットのマゼラならば、
一緒にHGUCザクを並べても浮くことはないだろうと思ったのだ。

で、早速そのマゼラを作ろうと思ったのだが、
何故か、嬉しそうな人が寂しそうな目でこちらを見ているようだったので、
気が付くとマゼラの方ではなくて嬉しそうな人の方を手にしていたという、
恐るべし孔明の罠であったのだった・・・
うーんまさに「死せる孔明、生ける仲達を走らせる」だ。(まるでカンケーNeeee!!)

そんなわけで何故かアッグを作ることになったのだが・・・・

(上の写真は1/100スケール・・・ってか1/100があること自体・・・)

まぁ御覧の通りステキなルックスのロボちゃんなわけで、
どうにもこうにも別の意味でザクとは並べられないとは思う。

とはいえ取り出した以上、どんなものでも最後まで作るポリシーのおかげで
着手することになったのであった。

ちなみにアッグのことを私は 嬉しそうな人 と呼んでいる。

さて・・・・
普通にそのままテキトーに組めばいいものを、何を血迷ったかアモン、もとい、
何を血迷ったか、じーっとこのロボちゃんのお顔を見ていたら、

目の悪いキクメンにとってのコンタクトではないが、
ちょうど良い大きさのジャンクのクリアパーツを手にしておりました。

ここからがまさに血迷った行動で、
気が付いたらピンバイスを手に穴をあけておりました。

もう、元には戻れません。





と、まぁ御覧の通りで、なんとなくうまくいったようです。

それにしてもデジカメ(昔使っていた奴)のホワイトバランスってどうしてこう勝手に補正すっかねぇ・・・

次の工程へ



ガンプラの部屋へ戻る