************ ストーリー前解説 ************ |
◆◆◆ ドッグファイト・サーカス ◆◆◆ 世界の各地でエネルギウムを奪い合う 血生臭い空の死闘が繰り広げられる中、 純粋に人々の目を楽しませる空戦競技ショーがあった。 それがドッグファイト・サーカスである。 そして、 アンドレアス・キ・クメンが恩師に出会ってから数年の月日が流れた。 |
「 お前のせいじゃぁないよ、 もうオレも歳ということさ。 ジェットのGはきつくてな・・・ 」 恩師が身体の不調を訴える回数が増えてきた。 その時は自分が恩師の代わりに飛ぶようになっていた。 一歩間違えると死と隣り合わせの世界。 自分のようなズブな素人を教えるのは、 さぞや負担を強いていたのだろうと思えてならない。 「 お前を教えるのには何も苦労はせんかったよ。 」 恩師によると、自分はスジがいいらしい。 だけど、まだ一つ、最も重要な何かが欠けているらしい。 「 そうだな・・確かに、お前の腕はいい、 だがな、卒業証書を渡すにはまだ一つだけ、 クリアしなければならないことがある。 」 「 それは・・何ですか? 」 「 戦場に出て生きて帰ってくるということだよ。 」 数ヶ月後・・・自分、 いや、オレは青い空という戦場に出ていた・・・ |