【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ キャット空中三兄弟（次男） ◆◆◆
ドッグファイト・サーカスでも一二を争う程人気なのが、
艦上戦闘機による洋上のドッグファイトだ。
温暖なビーチで冷たいドリンク片手に大勢の観客がにぎわうこのショーは、
海と空の鮮やかなコントラストをキャンバスに、
激しく美しい空戦軌道が描くコントレールが大変に美しいショーである。
前回の話は コチラ
爺さん！爺さん！起きてホラ！もう飛ぶ時間だよ！
あぁ？なんだ？もうそんな時間か？
そうだよ！もうお客さん待ちわびてるよ！
そうかそうか、昼は軽めのものがいいのう。まだそんなに腹は減っとらんのう。
昼飯の時間じゃないよ！飛ぶ時間だよ！ほらもうペラ回さないと！
ああ？ペラだぁ？なんじゃもういくさは終わったんじゃないのか？
戦（いくさ）っていつの時代だよ！あ？いや、一応これもいくさか。ショーだけど。
とにかくホラ、早く乗った乗った！
なんじゃなんじゃ、年寄りはいたわるもんじゃろうて・・・
いいからホラ、早く乗った乗った！
おー今日もいい天気じゃて。どれ、そんじゃ一つ、今日も飛ぶとするかね。なぁ、相棒。
歓声とどろく洋上の空。
かつて大空を縦横無尽に飛び交った戦士は、年老いてもなおこの碧空の空に健在なのであった。
◆◆◆ 製作者：キクメン 「 F6F ヘルキャット 」 ◆◆◆
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
アカデミー製 72分の1スケール F6F ヘルキャット
今となっては結構古いキットになるんでしょうけど、
既にその時点でも国産キットにひけをとらない出来のキットです。
部品の精度も高く、作りやすく、しっかりフォルムも再現しております。
実機についての見識が深くないので、全体のアウトラインから、
詳細に至るまでの出来については詳しく知るところではないですが、
自分的には良いキットだと思いました。
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