【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 極東の用心棒 vol.2 ◆◆◆

ラスアそしてジャプンに近い太平洋沖に点在する一つの強大な航空兵力、
全世界を震撼させた反逆の最新鋭原子力航空母艦「ドナルド・レールガン」

そのレールガンに対し、表立って攻撃出来ないアメリアではあったが、
何も出来ず、ただ手をこまねいているだけではなかった・・・



背中のXの文字のファルコンに気をつけろだと?
そりゃ違う、違うな。
本当にヤバイのは背中にXのファルコンじゃねぇ。
オレじゃねぇんだ。
本当にヤバイのはウチの2番機だ。
アイツはマジでヤバイ。
容赦ってもんがねぇ。
そのくせ実に見事な・・・残酷なまでに美しい軌道を描きやがる。
ありゃオレとは違う。
オレとは違うなぁ・・・



あ?サイドワインダー?
イラネ。
アムラーム4発付けてくれや。

あ?お前ェ誰に向かって言ってんの?
接近戦なんかにゃさせねぇよ。
こないだまでオムツ付けて飛んでた連中相手に誰が近づけさせるってよ。

まぁ1万歩譲って、偶然相手が近づいてきたとしても、
そいつはウチの1番機に喰われるから構わないけどな。

なんたって、ウチの1番機は最高のインファイターだからな。
あの人にゃ絶対敵わねぇよ。

オレは本当はあの人に追いつきたくて必至で努力したんだが、
追いつくどころかあまりの差に愕然としたね。
あの人のアレはオレみたいのとは決定的に違うんだな。

だからオレは、さっさと近距離格闘戦には見切りをつけて、
中距離戦を徹底的に突き詰めたんだ。

ってなわけだから、いいか?
オレの機体にはサイドワインダーは付けなくていいからな。



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 F-16C ファイティング・ファルコン(ブロック50) 」 ◆◆◆












◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

キット紹介記事は コチラ を読んでください。

ドイツレベル製 1/72 F-16C ファイティング・ファルコン(ブロック50)

なるほど、ネットや雑誌で決定版といわれていただけのことはあります。
パーツのディティールがハセ以上に精巧です。
シートなどはハセのに比べると全然ディティールが上です。

しかし部品が細かすぎます。
切り出しにチウイしないと宇宙の彼方に飛んでいきます。
こんなパーツ別になくたっていいじゃんというくらい細かいパーツがあります。

で、残念なのが、複座型のキットと金型を共用させるためボディ上面が2分割されていることです。

技量が高く丁寧な人ならば大したハードルではないのだろうけど、
自分のような面倒臭がり屋にはチトイヤンな部品構成です。
でも部品の合いはなかなか良いのでストレスなく組みあがりました。

しかしまぁ・・・完成させたらやっぱり・・・

カッコEEEEEEEEEEEEEEE!

無駄無駄無駄ァ!

それ関係NEEEEEEEEEEEEE!


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