【 アホンダラ達の空 】
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◆◆◆ トム猫四兄弟(三男:暗灰色猫) ◆◆◆
ラスアそしてジャプンに近い太平洋沖に点在する一つの強大な航空兵力、
全世界を震撼させた反逆の最新鋭原子力航空母艦「ドナルド・レールガン」
そんなレールガン艦内にある機体格納庫では、
とあるパイロットと整備兵の会話が飛び交っていた。
前回の話は コチラ
三男:雑誌に載るとなるとやっぱこう・・・華がないとなぁ・・・
整備兵:せっかくのロービジ塗装なのに派手にですか?
しかし塗り直し、全塗装となるとかなり金がかかりますよ?
大体・・・コレ位はかかるかと・・・
三男:ゲッ!全塗装だとそんなにかかるの?
うーん・・・参ったなぁ、そんな金はないよ・・・
そうだ!派手な絵、ペイントマークを描くってのはどうだ?
それなら全塗装と違って大して金はかからないんじゃないのか?
整備兵:いや〜・・・その場合デザイン料と熟練のペンキ屋への支払いで・・・
・・・コレ位はかかるかと・・・
三男:えぇっ!そんなにかかるの?
整備兵:そもそも予算はどれくらいを考えてるんです?
三男:・・・コレ位かなぁ・・・
整備兵:それだと・・・そうですねぇ・・・
せいぜい何か所かのマーキングペイントを色付きにするくらいしか出来ないですよ。
三男:この際何もないよりはマシだから、それでいいや、せめて目立つ色でリペイントしてよ。
整備兵:了解しました。しかし・・・せっかく敵に目立たなくするロービジ塗装なのに、
いいんですかねぇ・・・
ここは洋上、反逆の移動航空基地。
人々の注目を集めると同時に敵の注目も集めることも厭わないエースが集う場所。
ちなみに雑誌社が取材に来るという予定は今のところ皆無であった。
◆◆◆ 製作者:キクメン 「 F-14D スーパートムキャット 」 ◆◆◆
◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆
フジミ製 1/72 F-14D スーパートムキャット
初めて作るフジミ製のトム猫先生です。
箱には堂々と「国産」とアピールしていた愉快なキットです。
プラの材質が柔らかくて、素材については今風の感じがしましたが、
まぁ別段これは最高最優秀傑作キットという程のものではないです。
なんとも複雑なパーツ構成で、パーツの合いが完璧ならその意味はあったかも知れませんが、
それには余程の工作精度、金型維持精度がないと達成できなく、
残念ながら却って手間がかかるキットになっております。
まぁそれでも十分にトム猫先生になってはおりますよ。
えーと・・・最近バイクにハマっているので、ますます手抜き工事で仕上げています。
せっかくの国産キットなのに、台無しですなぁ・・・スンマセン。
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