【 クレスト中量級 】
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足回りの稼動範囲も文句なしで、キャノンを構える時の膝立ちポーズもご覧の通り、バッチリです。
しかも、泣けるくらいカッコE です。
やっぱり見とれているうちに穴だらけにされてしまいそうです。
いやホントカッチョE です。自画自賛で申し訳ない・・・
このゲームにおいても、どうしてもチャンバラは避けられず、やっぱり剣を使います。
ビームサーベルではなく、レーザーブレードという設定だそうですが、
キットにはクリアパーツのサーベルはついてこないので、MGのVガンダムに付属していたものを取り付けてみました。
カッチョE からこの際もう許すことにします。
ってなわけでアーマードコアシリーズに手をつけてしまったわけですが、
こうして完成させてみると悶絶必死のカッチョ良さで大変嬉しい限りです。
ただ、ガンプラに比べると各パーツの精度がイマイチのため、完成までには相当手間がかかり結構手ごわいキットでもあります。
平面はほとんどのパーツにヒケが出来ているし、スナップフィットの合いが悪く全然パーツがはまらなかったり、
パーツの接合部にスキマが出来たりなど・・・
それでも、それらを乗り越えて完成させると、そこには悶絶モノのACが待ち受けているので、達成感と満足感が全てを払拭してくれます。
これはしばらく病み付きになりそうです。
今年もこのシリーズは続き、夏にはクレスト強襲型が出るそうでタマラン限りです。
出来ればAC3での初期配備の第二世代のショボイ機体もキット化して欲しいです。
なんといっても最初のルーキー時代の機体なので、非常に思い入れがあります。
これが出てくれるとさらに想像が膨らんで嬉しいのですが・・・
(でもAC3で最も活躍したのは最強防御力のタンク足にチェインガンなんですよねぇ・・・)
■ オレ設定&ショートストーリー ■
国という概念そのもがないに等しくなったこの世界では、
その代替概念として、企業という存在が取って代わった。
結局のところ、国同士の争いに代わり企業同士での争いに代わっただけで、
相変わらず人類社会は同種族同士で戦いを止めることは出来なかった。
この機体を駆るパイロットもその行為の渦中にあり、
その行為自体が日常化しているため、その行為自体に対し何らの疑念も持たずに日々を過ごしているのであった・・・
「あれからもう半年か・・・」
約半年前、ACパイロット選抜試験に平均的な点数で合格したオレは、晴れてAC乗りとなった。
当初企業から与えられたACは第二世代フレームの旧式で、新米AC乗り用のいわゆる「お古」だったが、
それでも従来の機動兵器や戦闘車両とは比べ物にならない性能で、それはもう大いに興奮した。
同期の連中と毎日のように模擬戦に励み、柄にもなく操縦や戦術を研究したものだ。
だが、実戦はそんなに甘くはなく、半年のうちに一人、また一人と同期の仲間は減っていった。
半年も生き残ったら、オレのようなまだまだ未熟なパイロットでさえ、既にベテランと呼ばれるようになり、
こうして自分のサラリーで新型量産機を買えるまでにさえなった。
確かにこれは嬉しいことなのだが、あの時、半年前に味わった喜びと興奮はなかった。
別に後悔や悲観、己の行為に疑問を感じるわけではないが、
いつまで続くのだろうという漠然とした不安がかすかに脳裏をよぎる。
とはいえ、明日はやってくる。
明日の作戦行動中にはそのような考えが入り込む余地は全くない。
そうして、日々の任務を過ごしているうちに日々というものはどんどん過ぎていく。
生きている間は・・・
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