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【ハンドガン実測データ】

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－東京マルイ： NEW コルトパイソン６インチ－
箱出しノーマル（240発慣らし撃ち済み）
測定１回目（１発目～４０発目）

射撃場所	室内（キクメンアジト）
射撃日	2004年2月21日
気温	23度
湿度	57%
銃口から的までの距離	5m （メジャーで測定）
射撃姿勢	立射
射撃方法	両腕（レストなしフリー）
標的	厚紙
射撃者	キクメン
使用弾	マルゼン：スーパーグランドマスター弾
マガジンには２０発弾を込めて、それを２回、計４０発撃ち込んだ。射撃開始前はもちろんバレルクリーニングをした。（クリーニング液にはプロゲイマーズのアキュレイトアップを使用）
詳細な測定風景はコチラを見てください

今回はオートのハンドガンじゃないので、
親指で毎回ハンマーを起こしてシングルアクションで撃った。

また、BB弾が傷つくのは測定上あってはならないので、
スピードローダーの使用は避け、指で1発1発込めた。

平均： 5.2375cm
一回目	二回目	三回目	四回目	五回目	六回目	七回目	八回目
4.9cm	6.6cm	5.8cm	5.7cm	3.8cm	5.3cm	5.2cm	4.6cm

東京マルイのNEWコルトパイソン６インチ。

新型V型HOPパッキンを搭載し、かつ、バレルとシリンダーに出来る隙間を、
チャンバーを前進させてインナーバレルと圧着させることにより、
極力隙間をなくす新機構をひっさげて登場だ。

各所で「これまでのリボルバエアガンとは思えないくらい結構当たるみたいだよ」と、
ウワサされていたのでそこまで言うなら試してみようということで、
購入し、早速200発測定を開始することにした。

さて、まずはその新型V型HOPパッキンとやらを見てみよう。

なるほど確かにVの字カットされている。
ホホウ、かなり興味が湧いてきた。

と、いうわけで撃ってみたのだが、まぁ残念というかやはりというか、
質の高いオートのガスブロにはかなわない。

というよりそもそもリボルバーというカテゴリーの中で、
火薬の爆発力で弾丸を発射する実銃と違い、
その外観を保ちつつ液化ガスを気化させることによって
得られる空気圧でBB弾を発射するというしくみを盛込み命中精度を追求するには、
リボルバーという実銃の外観デザインと構造は不利なのだ。

そのことを今回、深く再認識した。

自分はこれまで、コクサイのパイソンと、
旧作の東マルのパイソンと、
最近ではタナカのペガサスシステム搭載のS&Wのパフォセンカスタムを手にし、
（コクサイ以外は友人の所有物）実際に撃ってみたが、
これは、「このカタチとシリンダー展開ギミックを楽しむ」
という雰囲気を楽しむジャンルのものなのだ、と、位置付けした。

そしてそれは恐らくこれからもそうであろう物で、
トイガンという、エアー（ガス）ガンとしてのリボルバーモデルが、
命中精度において頂点に君臨することは恐らく今後もないだろうと、
いささか性急と思われるかもしれないが、結論づけるに至った。

このページにおけるトイガン紹介コーナーは、
管理者である自分が「バカのひとつ覚えのように」ひたすら命中精度にしか興味がないため、
それ以外の外観であったり、実銃の詳細な情報と照らし合わせて各部をチェックするということに、
一切の興味を持っていないため、普通の購買者層にとって何の価値もないかもしれない。

しかし、自分は自分が一番知りたいこと、それのみに純粋に、
「知りたい欲求を満たすためだけ」のことを行っているに過ぎない。

しかしそれなりに知りたいという欲求は満たされているわけで、
今後もそれは続けるであろうし、何よりこのおもちゃのジャンルがすたれない限り、
技術は進歩していくであろうから、その、時代の変遷と共に、
どこまで「たかがおもちゃの命中精度」が向上するのか今後も非常に興味があるのである。

なんだが話がしょうもない筆者の遠吠えに向かってしまったが、
取り敢えずコイツも200発は撃ちこんで見る。

ちなみに今回の射撃中、動作不良等のトラブルは一切なく、
スムーズの測定をすることが出来た。

それとラバーグリップのフィンガーチャンネルの小指の部分は、
平均的日本人の手にとってはまるっきり無意味な窪みであるように思えた。

リアサイトはアジャスタブル可能だが、
フロントサイトのサイトピクチャーがイマイチかもしれない。
オレンジなりホワイトなり着色すると良いのだろうか。

シングルオンリーで撃ったので、その点での感想だが、
トリガーフィーリングはガスブロのシングルに比べれば固いが、
キレはまぁ悪くはないものであった。

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