− マルゼン : P99(スタンダード) : イシケン所有 − | |
KM企画:TNパーフェクトバレル搭載 | |
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射撃位置から的までの距離 | : 15歩( メジャーで測って 12m ) |
射撃場所 | : 屋外( 無風 ) |
測定日 | : 2003年10月5日 |
気温 | : 気温 23 度 |
湿度 | : 湿度 48 % |
射撃姿勢 | : 立射 |
射撃方法 | : 両手保持 |
標的 | : 伊藤園のミルクコーヒー350ml缶 (胸の高さに吊るした) |
その他 | : 50発射撃ごとに次の人と交代した。 |
キクメン→イシケン→キクメン・・・ | |
射撃者 | : キクメン |
射撃数 | : 100発 |
使用弾 | : 東京マルイ 0.25g |
命中確率 | : 27% (100発中27発命中) |
--- キクメン の 実射インプレッション --- | |
同じくワルサーP99を測定しました。 ただし、今回のは、スタンダードタイプにKM企画のTNパーフェクトバレルを搭載した個体です。 結果としてはちょっと残念な成績でした。 これはホップを最弱にして撃ったので、15歩(12m)の距離を正照準で狙うと弾はドロップしたためです。 ドロップする弾道の当てにくさの理由を、もう一度同じ事を書いて説明します。 ドロップする弾道では、銃や自分の腕がブラインドになって、 リード射撃が極めてしにくいのです。 もちろん片目撃ちでは完全なブラインド射撃になるので、両目撃ち必須です。 HOP弾道は銃や自分の腕がブラインドになることもないため、 目で弾道を追えるので、リードはし易いのです。 これはあくまでも固定サイトだからであります。 固定サイトであるがゆえ、的の上部を狙わないといけないのです。 そうすると、実際に的に到達する時の弾道が効き目とは違う目で見ないといけないので、 弾道補正位置が分からなく、それ故狙いにくいのです。 ただそんな中で一つ感じた事があります。 それは、この銃HOP調整したら結構いけるかもしれないということです。 というのも左右への弾の散り具合が結構少なく感じたからです。 射撃時のインプレッションですが、タクティカルと全く同じく、 100発消化においてのトラブルは全くなく、ストレスはありませんでした。 結構低めの気温でもスライドストップは確実にかかりました。 グリップフィーリングも良いです。 不満点は、初弾時のトリガー位置がちょっと不満です。 (指で微妙にシングル位置まで引きますが、暴発しないか少しだけ不安でした) また、フロントとリアのサイトの隙間が結構あってちょっと狙いにくいです。 ただ、余計な凹凸もないし、コンパクトで見た目も未来的デザインで格好も良く、 値段もなかなか良心的なのでオススメの一丁です。 是非とも今度はHOP調整をして測定したいです。 いくら劇的な効果はないとはいえ、一応カスタム・バレル搭載なのだから、 HOP調整すればまだもっと当たるんじゃないかと思うのです。 | |
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射撃者 | : イシケン |
射撃数 | : 100発 |
使用弾 | : 東京マルイ 0.25g |
命中確率 | : 30% (100発中30発命中) |
--- イシケン の 実射インプレッション --- | |
本日は珍しく、イシケン所有の銃のトライアルをしてみました。 この銃をお外で撃つのはえーと・・・ そんな感じなので、トラブルでまくりでは? と思ったのですがさすが、ダイキャス一体マガジン ガス漏れ、パワー不足、スライドストップがかからない等のトラブルもなく 快調に撃てました。 しかし、当たるかとなると話は変わります。 今回のこの銃は、結構集弾性のいい銃ということになっていました。 キクメンHP参照 しかし、面白いことにノーマルの状態だといい結果にはなりませんでした。 理由としてあげられるのは、標的に対して照準があっていないということです。 実銃の世界とは違い、エアーガンでは照準に対する、弾の行方を確認し 補正する作業を行います。 このとき、弾が銃身(フレーム)に隠れてしまうと補正ができません。 今回、HOPがあまりかかっていなかったのか、弾の沈下率が高く 見事に弾道がフレームに隠れてしまいました、よって 今回のP−99はその補正ができないままの結果です。 ただし、キクメンの測定は箱だし状態ということが前提なので HOPをかけてしまえば違う結果になったと思います。 よって、今度は調整を行ったP−99を試してみたいと思います。 射撃の感想ですが、ちょっとトリガーストローク、遊びが長い感じです。 グリップは丸みを帯びていてダブルカラムのマガジンを搭載するわりには 非常に薄く握りやすく思います。 弾道沈下率が高いと書きましたが、初弾と終弾のパワー差も大きいようです。 すなわち初弾と終弾で弾道が違うことを意味し、 補正をかけながらの射撃ではかなり扱いづらいことになります。 過去に行われたキクメン室内テストでは5発を1サイクルとしていたのでこの差は大きくなかったようですが 20発1サイクルでは大きな差となって現れるようです。 過去に採ったデータを見ると初弾と終弾の差は1割ぐらいのものでした。 MAX MIN 68.2 65.6 69.2 63.4 66.2 61.6 64.2 61.4 64.5 59.1 63.1 58.9 これはやはり、HOPを調整して再挑戦が必要ですね。 さて、カスタムバレルを使用したのになぜ当たらないのか? これも先に書いたのと同じことです。 しかも、カスタムバレルのほうはHOPのゴムすらはずした、 まったくのノンホップです。 弾道はさらに沈下しフレームの影に入ってまったく行方が見えませんでした。 ところで、ノーマルとTACTIALで差はあったのか? ごめんなさい、そんなに大きな差を感じることはできませんでした。 |