【 ハンドガン実測データ 】

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− タナカ : グロック17( 固定スライド ) −
完全箱出しノーマル状態

射撃位置  : 5m
銃口から的までの距離  : 約4.3m
射撃場所  : 室内( 無風 )
気温  : 約25℃
射撃姿勢  : 立射
射撃方法  : レスト射撃
一枚の的には5発撃ち込む

30発撃った平均グルーピング : 3.7cm
14.7cm測定日:2002/7/21
24.1cm
34.0cm
43.1cm
53.3cm
63.0cm


〜 感想 〜

( あくまでも私の主観的意見なので、参考程度に読み流して下さい )

この銃の気に入った点は、

・ なし・・・

気になった点は

・ 重いトリガープル

久しぶりのエアガン測定です。

で、久しぶりの復活第一弾は、タナカの意欲作、
固定スライドのグロック17です。

ガスガン界ではガスブローバックが全盛の中、
敢えて固定スライドをリリースしてきたということで、
かなり興味を持っていました。

しかも、バレル後退型ではなく、
以前のウエスタンアームズの固定スライド・ガスガンが、
用いていたのと同じシステムであったため、とても期待していました。

さて・・・結論から先に書くと・・・

ダメでした・・・

とはいっても、このガンに対する自分の使用目的と、
それに求める要求が間違っているのも事実です。

つまり、コンペティション向きでは決してないのです。

とにかく、トリガーが重いです。

マルシン・マキシのダブルアクション並ではないですが、
それでもあちらはまだ、ハンマーをコックして、
シングルで撃つことにより多少プルの重さを緩和することが出来ました。

しかし、このグロック17はダブルアクション・オンリーのため、
それが出来ないのです。

もっと詳しく書きましょう。

まず、装弾数を5発にして撃った場合、
それほど重くなく、スムーズに撃てます。

ただし、トリガーを引ききった後にトリガーの戻し方が悪いと、
次弾装填がスムーズにいかずトリガーがうんともすんとも動きません。

これはネットでいろいろな方が言われていることと全く同じでした。
ネットで発表されていた皆さんのインプレは正しかったのです。

何度かトリガーを引く努力をしてなんとか、発射出来る状態になった場合、
その時は2発発射されます。

次に、20発装填した場合、
さらに上記の状況が顕著になります。

すぐに給弾でひっかかるようになります。

これだけでもう指が痛くなってきました。

第一、ガク引きにもなるし、シアーが落ちる瞬間を感じるなど、
不可能で、とにかく結構思いきりが必要になります。

野外でサバゲなどをやる場合ならとにかく、
精密なターゲットをじっくり狙うのにはまったく適していないと思います。

サバゲ使用が前提であっても、
( 説明書にはエクセル弾使用推奨、と、書いてあります )
やはりフル・リロードした場合はかなりのコツがいります。

でないと、弾が2発同時発射されるか、( これならまだいいほう )
トリガーがうんともすんとも動かなく、
いざというときはかなり致命的になるかもしれません。

と、ゆーことで、あまりオススメの銃じゃありませんでした。

とにかく撃っては、ハァ・・・もういいや、
と、テンションが下がっていく銃でした。

実に残念です。


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