− 東京マルイ : G26 ADVANCE vs G26 − | |
写真は コチラ | |
ADVANCE の方は箱出しから、バレルクリーニングも一切ナシの状態で、いきなり測定開始 | |
射撃位置から的までの距離 | : 15歩(きっちり 12m : 20mメジャーで正確に測定) |
射撃場所 | : 屋外 (ほぼ無風) |
気温 | : 約25℃ |
射撃姿勢 | : 立射 |
射撃方法 | : 両手保持 |
測定日 | : 2003年5月4日 |
標的 | : 伊藤園のミルクコーヒー350ml缶 (胸の高さに吊るした) |
その他 | : ADVANCEの方は 2マガジン射撃ごとに次の人と交代した。 |
: G26の方は 5マガジン射撃ごとに次の人と交代した。 | |
キクメン→イシケン→キクメン・・・ | |
使用弾 | : 東京マルイ0.25g |
射撃数 | : 100発 |
射撃者 | : キクメン |
命中確率(G26 ADVANCE) | : 55% (100発中55発命中) |
命中確率(G26) | : 39% (100発中39発命中) |
--- キクメン の 実射インプレッション --- | |
まずはアドバンスから。 え〜・・・当たります。 もう、ほぼ評判通り、いろんな掲示板などで書かれている通りの命中精度です。 12 メーターで 55% はかなりです。 とはいえ、今後測定する機種はもっと当たるポテンシャルを持っている連中ばかりですから、 まだまだぬか喜びで気が早いですが・・・それでもやっぱりエアコキとの違いを見せ付けられました。 確かに今日は前回の測定時と違って無風の絶好のコンディションでしたが、 それでも見せ付けられました。 しかもコッキングしなくてもいいから測定に要する時間も早い早い。 コッキングと違って毎回コッキングの度に照準線を変えずに済むのも利点です。 だからリード射撃時のリカバリーショットも容易です。 おっと、この銃のインプレをしなくては。 ・・・といっても、あまり書くことがないです。 サイトの見やすさも良好、あまり強くないリコイルショックのため次弾の射撃も安定。 (実銃の雰囲気を楽しみたい人にとってはかなりマイナス要因かな?) イシケンと野外で200発撃っても(しかも慣らしなしの全くの箱だし状態!)、 全くノントラブルで消化出来た安定性。 重箱の隅をつつくようなことを書くと、弾込めの時、プチプチ装弾するのがメンドイくらいでしょうか? ただ、ガスブロの面白いところで、10発前後からだんだん弾が落ちてきます。 しかし、これがまた一度弾が沈んできたな〜と思ったら、 その落ち加減で安定し始めるのだから面白いのです。 とにかく良く当たります、当たってナンボの銃です。 さすがだな〜東マル。 次、G26。 結論:やはりある程度のバレル長は必要だ。 って、だけど、それでもエアコキの PC356 とほぼ同じ結果とは、恐れ入る。 (イシケンにいたってはエアコキ PC356 のほぼ倍の命中確率!) まぁアドバンスとの実射比較は写真を見ても一目瞭然で、酷なことではある。 マガジンもまた、短いが故の欠点も含まれている。 ガスの充填がイマイチつかめないのだ。 すぐに生ガス逆流して、入ってんのか入ってないんだか、イマイチよくつかめないのである。 撃っていると夢中になるもので、 グリップの下部がボコッと膨れてちょっと握りにくそうに感じていた フィーリングはどこ吹く風で吹き飛んでしまっていた。 さておき、こちらも200発ノントラブルで消化できて、改めて東マルの生産精度の高さを実感した。 確かに携行性はバツグンでデコボコも少なくコンパクトだから、 持ち歩きは全く苦にならないであろう。 コンシールド・キャリー(パッと見、バレずに銃を隠し持つこと)はマズイけど・・・ この銃の特長はこの短さでの、この命中精度ということなので、 ロングマガジンと合わせて併用すればなかなかにあなどれない奴だと思う。 | |
使用弾 | : 東京マルイ0.25g |
射撃数 | : 100発 |
射撃者 | : イシケン |
命中確率(G26 ADVANCE) | : 48% (100発中48発命中) |
命中確率(G26) | : 42% (100発中42発命中) |
--- イシケン の 実射インプレッション --- | |
まずは、G26アドバンスです。 イシケンはグロックのゴテゴテしていないコンセプトが好きです。 欲を言えば、グロックはシンプルであれば最高なのですが、今回のはアドバンスは結構ゴテゴテです。 しかし、持った感じは、そのゴテゴテを感じさせないものでしたし、 ロングマガジン&ロングバレルの装備重量をも感じさせないものでした。 さて、実射感覚ですが、このグロック、結構(スンゴク)いいです。 HOP のかかり具合もちょうど良く、狙ったところに素直に弾が飛んでいきます。 (0.25g でちょっと撃ち下しの感覚)左右のぶれも少なかったです。 コレがロングバレルの効果でしょうか? トリガーストロークも短く、トリガープルも非常に良いです。 カチッとした引っかかりがあり軽すぎて暴発するようなこともないので、扱いやすく 自然にトリガーを絞ることが出来ました。 今回はブローバック機構ということで、ブローバックの強さも意識しましたが キックバックは非常に軽いです。この軽さが定められた狙いを狂わすことなく 次弾を撃つことが出来、命中精度に貢献するものだと思いました。 ガスガンの問題点は、ガス室の温度変化とガスの残留量によるパワー変化です。 この銃もその傾向がやはりあり、フルチャージ状態と20発目では狙点がかなり変化します。 20発を連続で撃つのなら変化が見えやすいのですが・・・。 続きまして、ノーマルのG26です。 コイツは楽しいですよ!! まるで、手の一部です。イシケンは手が小さいのですが、それでもまだ銃の方が小さいと感じます。 アドバンスと基本は同じなのですが、マガズィンのホールドがないので本当に小さく感じます。 トリガープルやキックバックもアドバンスと同じく軽快そのものです。 コンプがない分銃身が跳ねるかと思いましたが、銃をしっかりホールド出来るので、ブレもありませんでした。 しかし、銃身の短さは命中精度には致命的なようで、上下左右へ撃ち出し時にブレが発生します。 また、マガズィンが小さいため、パワー変動がアドバンスよりも大きく出ました。 では、このG26でガスをフルチャージしたら何発撃てるのでしょうか? 今回、命中精度とは別に試したところ弾が発射されブローバックを完全に出来るのが約60発でした。 その中で、パワーが安定していたのが20〜50発ぐらいの間でした。(イシケンの感覚で) (フルチャージよりはパワーがない状態で安定・・・) ガスガンはこの美味しいところが気候や使用条件で変わるので厄介です、 特にマガジンが小さいと変化が大きいようです。でも60発も撃てるとは・・・ 総評・・・グロックは基本的な部分はキチンとしているのでブローバックの楽しみと射撃を 快適に楽しめる銃だとイシケンは思いました。 的当てゲームをするなら、アドバンス、見た目重視ならノーマルG26をオススメします。 |