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− 東京マルイ(電動ハンドガン) : G18C −
箱出しノーマル品
ならし期間



射撃場所   室内(キクメンアジト)
射撃日   2004年12月18日
気温   21度
湿度   55%
銃口から的までの距離  5m (メジャーで測定)
射撃姿勢   立射
射撃方法   両腕(レストなしフリー)
標的   厚紙
射撃者   キクメン
使用弾   マルゼン:スーパーグランドマスター弾0.3グラム

詳細な測定風景は コチラ を見てください



え〜・・・何から書けばいいでしょうか・・・
・・・
・・・
いや、失望しているのではありません。
その逆の意味ですごすぎて書き出しが浮かばないのであります。

・・いや確かにガスブロと比較して「らしさ」を追求したら、
このトイガンはガスブロには到底太刀打ち出来ません。
なにせブローバックはしないし、
コッキング時のシャキーンという音も楽しめないし、
シャープでカッチリした(シアーを開放するのが分かる)トリガープルでもないし、
リアルサイズマガジンでもないし、
実銃に近いフィールドストリッピングも出来ません。

しかし、自分はこのエアガンを大絶賛します。
久しぶりに感激した「おもちゃ」のエアガンです。
書きたいことが多すぎて、何から書けばいいものやら整理がつきませんが、
全部書くのが面倒臭いので、それはおいおい書いていくこととします。

さて、昨日2004年12月17日に初期ロットのコイツをゲットしました。
早速取り出し手に持ってみると、なんとも良い感じのソリッド感。
バッテリーを搭載した時の重量バランスはかなりいい感じのズッシリ感です。
(といっても678グラム、実銃よりもちょっとだけ重いそうです)
でもってこのバッテリーの着脱がすごく楽で感激します。
グリップ内にメカボが入っているからマガジンはいわゆるワリバシだけれども、
これがまた機能的には全然悪印象になるものではないものでした。

で、最初の10発は銃口を下に向け、ゴミ箱に向けて撃ちました。
チュタンッ!という電動おなじみの発射音であります。
某情報では、2ないしは3回ほど充電放電を繰り返すと、
バッテリーがいい感じになって、
このチュタンッ!という、
引き金を引いてから発射までの時間は結構短縮されるそうです。
(事実、2回目の満充電後のフルオートで既にかなりの発射サイクルになりました)

次の10発はフルオートでやはり銃口を下に向けてゴミ箱に向かって撃ちこみました。
こりゃ面白い。実に面白いです。
ガスブロのフルオート(3点バーストも含めて)を何丁も撃ってきたから、
フルオート初体験ではないのですが、初弾から終弾までサイクルが変わらないというのが良いです。

で、1日明けて本日2004年12月18日、
今度はいつも通りのターゲットを用意してならし撃ちをしました。
本来ならばならし途中のターゲット画像は載せないのですが、今回は載せます。
載せたくなるほどとんでもない結果になったからです。




さて、ターゲットに向けて撃つ最初のファーストコンタクトであります。
あくまでもならしなので、バレルクリーニングもなんもなし、
まさしく箱出しでHOPすらいじらず、ただバッテリーを充電して撃っております。
弾はスーパーグラマスなので、狙点から下に着弾しております。

ちゃんとした測定のときは1回当たり5発しか撃ちこみませんが、
あくまでもならしなので10発撃ちこみます。

これまでのガスブロのクセで無意識で常にリカバリーフォローをとろうとしますが、
10発撃つまでにその必要がないということと、ガスブロとは違うことを、
なんとか身体と感覚にインプットしていきます。
(なんだか妙にかっこつけた表現だ・・・)

で、次の10発を撃ち込みます。



ガスブロの時は一球入魂ならぬ、一弾入魂で結構神経をすり減らしますが、
あくまでもならしなので、あまり深く考えずトリガーを引きます。
しかもブローバックしないので、リカバリーがほとんど必要なく、
トリガーも固定スライドガスガンのダブルアクションに比べて比較にならないほど軽いので、
10発を10秒かかるかかからないかのスピードでコンスタントに機械的に引き金を引いて全弾消化しました。
で、ターゲットに近づいてみると、信じられない状況でした。

いや、まさか、マグレじゃないかと思い、もう一度同じペースで撃ち込みました。



・・・
・・・
次からターゲットペーパー捨てないでおこう・・・



ということで、ならしにもかかわらず、測定し始めました。
10発撃ちこんでも全弾信じられない範囲におさまります。
結果、上の写真の一番離れた2点間の距離(A-B間)は2.6センチでした。

しかも全弾撃ち込むのに10秒かかるかかからないかの速さであります。
別に意識して速く撃っているわけではないのですが、
この銃ではおのずと(自分にとっての自然なペースが)このペースになるのです。



次、3.0センチ。



次、3.3センチ。



次、3.8センチ。
あまりに当たるので緊張してリキんできたか?



次、2.9センチ。

ってなわけで最初のゴミ箱に向けて撃った20発を含めて100発消化しました。
もちろんまだならし撃ちしますが、何発でならし終了にしようか思案にあぐねております。

さて、ターゲットに向けて80発撃ちましたが、
射撃中のストレスは一切なく、純粋に弾を撃ちだすという点においては、
この上なく理想的な作動であります。

パワーはガスブロ以下なので、野外でのシューティングでは風の影響を大きく受けそうですが、
室内お座敷近距離シューティングにおいては理想的なパワーであります。

とにかく、これはちょっととんでもないものが出たような気がします。
今後ラインナップが進むにつれて、さらに磨かかれ熟成されていくことを考えると、
目が離せないジャンルになりました。



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