【 ハンドガン実測データ 】

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− 東京マルイ : NEW デザートイーグル −
箱出しノーマル
測定2回目(41発目〜80発目)



射撃場所   室内(キクメンアジト)
射撃日   2004年2月8日
気温   20度
湿度   58%
銃口から的までの距離  5m (メジャーで測定)
射撃姿勢   立射
射撃方法   両腕(レストなしフリー)
標的   厚紙
射撃者   キクメン
使用弾   マルゼン:スーパーグランドマスター弾
マガジンには20発弾を込めて、それを2回、計40発撃ち込んだ。
射撃開始前はもちろんバレルクリーニングをした。
(クリーニング液にはプロゲイマーズのアキュレイトアップを使用)

詳細な測定風景は コチラ を見てください

平均 : 2.8375cm
一回目二回目三回目四回目 五回目六回目七回目八回目
3.5cm2.8cm1.7cm3.1cm 2.7cm4.5cm2.1cm2.3cm










そろそろ当たりだしてきた。
こいつの潜在的ポテンシャルが表面化してきたといったところか。

今日も3回目で神が降臨してきた。

確かにこの命中精度(3,5,7回目の最小グループ参照)を目の当たりにすると、
シビアに測定を行っていない普通の人でも、
「オレのはワンホール最高4649」と言いたくなるのも分かる。

こうなってくると面白い。

本日の40発平均結果を見ると、箱出しマスプロ製品で、
ここまで当たるガスブロってのは他にないんじゃないか?という気になってくる。

ガスブロでグラマスに肉薄出来る物を作るというのも案外夢物語じゃないのではないか、
と、思う気にさせる。

とはいえ、ガスブロは液化ガスにおける気化熱問題は避けられないので、
さすがに安定したパワーソースを供給するエアコッキングにはこの点では敵わない。

ガスブロはブローバックするから銃口がブレるじゃん、と、
思う人もいるとは思うが、競技専用ということで、遊び心を廃すると、
ただの次弾給弾だけの最低限のリコイルだけにすればよく、
そうするとたかだか0コンマ何グラムのものをチャンバーに送るためのブローバックなど、
ほとんどショックがないものにすることは出来るだろうし、
それ以前にガスブロはトリガーを引くだけで弾が発射されるので、
毎回コッキングする度にサイティングをやりなおす必要もなく、
それどころか、着弾や弾道を見て次弾のサイティング調整もかなり精度の高いものになる。

つまり結構有利な点が多いのだ。
パワーソースと、シンプルな構造における不安定要素の軽減という点を除いては・・・

話はそれたが、ここまで当たると実に面白い。

気合を入れて集中して撃てばコイツはそれに応えてくれるので、
構えて撃つ時、本当に当ててやろうという気にさせるヤツだ。

しかし・・・
しかし・・・
やっぱりデザートイーグルなんだよな・・・

これが、ブローニングハイパワーとか、Cz75とかだったら、
グロック17LとかシグマとかSIGP226とか、
ハイキャップガバとかだったら最高に嬉しいんだけど・・・。

今後に期待したいが、
HOPチャンバー、HOPパッキンの仕様を見ると、
DEはこの大きさだからこそ、電動に近いものを搭載している。

そういう意味では他のオートには搭載不可能と思えるので、
DE並みの命中精度を持つのは大きさ的に難しいかもしれない。

しかし、パイソンのVパッキンのように、
違うアプローチで不可能に果敢に挑戦して欲しいものだ。

・・・と、たかがおもちゃにそこまでを要求するのもおかしな話だが、
メーカーがちゃんとそれに応えてくるので、思わず期待してしまう。

まぁそもそも対象年齢18歳以上で、価格も1万円以上する、
大人のおもちゃなのだから、それくらい要求してもいいのかな?



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