− 東京マルイ : AUG − | |
バレル実験 その1 | |
射撃位置から的までの距離 | : 20m (メジャーで測定) |
天気・風 | : はれ・無風 |
気温 | : 約24℃ |
湿度 | : 約52% |
射撃姿勢 | : 座射 |
射撃方法 | : 両手保持 |
測定日 | : 2003年11月3日 |
標的 | : 350mlのジュースの空缶 |
下の写真はトンファーではありません。 AUGのバレルユニットです。 | |
射撃者 | : キクメン |
射撃数 | : 100発 |
使用弾 | : エクセル 0.25g |
命中確率 | : 41% (100発中41発命中) |
--- キクメン の 実射インプレッション --- | |
今回からAUGを使ってバレルを数種類用意して実験してみます。 第一回目の今回は、アングスの内径6.05ミリ、テフロンコーティングバレル、 しかもMP5用の、AUGのノーマルのインナーバレルに比べて極端に短いものを用意してみました。 理由と理屈はこうです。 ネットやエアガン雑誌などで紹介されているように、 タイトな内径のインナーバレルと広めの内径のバレルを用意して、 BB弾の周りに均一な空気の膜を通して、 不規則スピンをなんとか生まないようにしようキャンペーン実施中です。 奥さん急がないと売り切れますよ。 じゃなくて、いわゆる整流効果っちゅうやつですな。 やっぱり狙いはBB弾のまわりにきれいな空気の膜を作って直進性を高めようということです。 結果からいうと前回よりも若干命中精度は良くなったようですが、 その代わり恐ろしい代償も生まれてしまいました・・・ 時々すんごい変化球が出るのです。 イシケン曰く「江川の落ちて曲がるカーブ」だそうです。 スコープから覗くといきなりまずBB弾がいません。 そんでもって20m先の空缶辺りから突然表われるかと思ったら、 スコープを斜めに横切るのです。 或いは、BB弾発射されたのか?といぶかしげに思っていると、 突然地面の落ち葉が跳ね上がります。 もちろん射手の後ろに立って見ている観測者には何が起こったのかが全て分かっています。 イシケン曰く「江川の落ちて曲がるカーブ」が起きているのです。 さて、理由は推測に過ぎませんが、ごくまれに粗悪な弾がまじっていて、 (或いは給弾時に傷ついた)恐らく下の図のように発射開始位置からスピンがかかり、 (或いはタイトなインナーバレルのどこかでスピン) さらに内径の広いアウターバレルに出た途端さらにそのスピンに拍車がかかり、 結果として内径が均一なバレル以上にスピンが増して、 さらにあちこちぶつかってBB弾に不規則な変化を与える、しかもより強く。 と、まぁ、こんな感じではないでしょうか? 或いはそれとは違い、内径の広いバレル内部で、スピンが偏ったまま、 片一方の方だけ空気がどんどん流れてさらにスピン加速が増したという理由。 まぁ理由はどうあれ、結果としては平均命中確立はあがりましたが、 とんでもない「あさって弾道」を産んでしまったので、 この組み合わせはイマイチっぽいと思いました。 | |
射撃者 | : イシケン |
射撃数 | : 100発 |
使用弾 | : エクセル 0.25g |
命中確率 | : 26% (100発中26発命中) |