【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 製作者:TAK01様 「 AH-1W スーパーコブラ 」 ◆◆◆









◆◆◆ 「続・北方の混迷」 ◆◆◆

アメリア軍特殊部隊の降下で始まったレトロフ島の制圧作戦は順調に推移していた。
虚を衝かれたゲリラの反撃は散発的で、上空で待機していたコブラは難なくこれを撃破していった。

部隊の第一陣が主要拠点をあらかた確保した頃、今度は部隊長率いる第二陣が上空に現われ、
それまで直援についていた戦闘ヘリ隊も第二陣に随伴の部隊と入れ替わろうとしていた。
しかしその時、突然先頭を降下中のブラックホークが轟音とともに炎に包まれた。
前衛のコブラが慌ててRPGの火点を掃射したが、部隊長を乗せたブラックホークはすでに燃え盛る鉄屑と化していた。

二週間後、部隊長の戦死という思わぬ損失を出したものの、アメリア・ジャプンの連合部隊は北島部のゲリラをほぼ制圧しつつあった。
にわか作りだった監視哨もヘリパッドやジャプンの短SAM部隊の配備などで着実に基地化が進んでいる。
アメリア軍の情報集積所には続々とレールガンの動向が入っていた。
レールガンは近海へ近づいている。
司令部は本日中には完成する簡易滑走路から明朝、索敵機を飛ばすことを決定した。

ところがその夜、基地に忍び寄る二つの機影があった。
そう、これこそがレールガンから放たれた刺客。A−6と先導のプラウラーなのである。
二機は超低空でジャプンの短SAMとアメリアのレーダー網をかいくぐり、まんまと基地の上空へと到達、
全速で飛びすさるその刹那に必殺の一撃(クラスターの爆雨)を降り注いだ。

こうしてレトロフ北基地は壊滅的損害を被り、アメリア政府のレールガン拿捕計画は暗礁に乗り上げてしまったのである。



◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

AH-1W スーパーコブラ
1/72 イタレリ(タミヤ ウォーバードコレクション)

ウォーバードコレクション。パッケはタミヤン、中身はイタレリのあのシリーズです。
いや、別に難癖つけるつもりはないです。

このキットはキクメンさんからのありがた〜い頂き物です。
いや、別に難癖つける事はないです、ハイ。
実際、大したストレスも無くサクサクと形になりました。
難点は機体やキャノピー周りなど、大きいパーツの接合面に結構なスキマが出まくったことくらいです。(コレか?コレのせいなのか!?)
もとい、そこはなんとか伸ばしランナーを埋め込み接着して解決できました。というか誤魔化しました。
他には特にこれといってありません。単なる素組みです。

また、もともとブラックホークとセットで登場させるつもりだったので、塗装もそれに準じております。
「でもぉ、戦闘ヘリだしぃ、単色ってのも味気ないよねぇ〜。」(誰だお前!?)
ということで徒然につや消しブラックをムニャムニャっとやってみました。
しかし、これがまた意外と渋く仕上がった(自称)のでなかなか気に入っています。

これが今年のシメの作品となるので、気合15.2%増し(当社比)で仕上げました。

◆◆◆ キクメンの頼まれもしないコメント追記 ◆◆◆

とりあえず背景にエイリアンvsプレデターとコンボイ司令・・・?でさりげなく狙っているのはEとして、
まずは御苦労様でした。

難癖つけても全然OK、それどころか、後に続く人へのよいアドバイスになるので、
逆に率先して難癖つけちゃって下さい。

それはさておき、スキマ埋めに伸ばしランナーを埋め込み接着というのは、
素晴らしいアイディアです。

パテと違って、そのまま成型色は活かせ、かつ、同じプラを溶かし表面をならすため、
実に良いタクニック(TAK01君のテクニックの略)であります。

今後も32スケールも含め、いらねーやっていう調査して欲しいキットを送るので、
ヤイ、覚悟しろ!4649023(よろしくお兄さん)



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