【 アホンダラ達の空 】
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『 双発の騎士 』
イグニッションスイッチを入れエンジンに火を入れる・・・
両翼のエンジンが咆哮を上げ甲高いハーモニーを奏でる。
素早く計器版に目を走らせチェックを済ます、後はスタート合図を待つだけだ・・・
今日の相手は手強い、ノーコンテスト、しかも無差別級だからとは言え、
相手の機体は限りなく現用機に近い物だ。
対する我が愛機は大戦中に活躍したメッサーシュミット262・・・
同じジェット戦闘機とは言え分はあちらにある。
否! 祖父から譲受しこの愛機、我が祖国のエンジニアとマイスターが、
心血を注いで造り上げたこの傑作機を駆る事が出来るのだ、何を恐れる事があろう?
己の技量とこの機を世に送り出した先人達の魂と共に戦えば、
幾等相手がテクノロジーにおいて優位であったとしても勝機は見出せる筈だ。
貴族の家系に生を受け、相手に背を向ける事は末代までの恥となろう、
正面から堂々と戦いを挑んでこそ、真の騎士たり得るのだ・・・
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な〜〜〜んちゃって、ま・相手はドッグファイトに持ち込もうと躍起になってるだろうからな・・・
ケツまくって逃げるのは癪だけど、相手が悪いや・・・・
『ザー・・・ガガー・・・あ〜此方エントリー7番、腹が痛いから棄権しま〜す♪』
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な、なんだよ? 最初の意気込みはどうしたって?
じっちゃんの愛機黙って持ち出したんだよ、ぶっ壊す訳ニャいかないだろ?
お家の恥さらし? 関係ないね、だって俺、気楽な三男坊だモン♪
END
え〜・・・今回もペパモです、ネタはメッサーシュミット262、御存知双発ジェットです。
入手先は海外のペパモ販売会社様、そちらのフリー配布のキットです、
パーツ数が少なく、其れでいて特徴が良く出ている良キット・・・・
此方のサイト様のキットはこれで3作目と成ります。
レタッチ無しでの製作、キッチリ仕上げればとても良い見栄えと成りましょう、
今回は針金を用い飛行中の姿を再現してみました
(実は脚の部分を破綻させてしまった、此処だけのナイショ)
久しぶりのジェット機です
背景を入れた方が良かったでしょうか
相変わらず詰が甘いです(汗
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