【 アホンダラ達の空 】

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************ ストーリー前解説 ************

辺境の戦場ではロートルの機体と戦争を生業にしている者達が集まってくるという。
正規軍の奴等に言わせると余った兵器と戦争好きの社会不適合者の処分場という事らしいが
ここはそんなロマンチックなもんじゃない。

ここにも人間ドラマが存在し、システマチックで計算高いビジネスが存在するのだ。
正規軍と違ってここには戦闘以外にも生きるためにやらなきゃいけない事が多いんだ。
世界最大の金融街と同じように、狡猾で切れる奴しか生き残れない。

余程、休暇と戦闘だけを考えていれば良い、正規軍の方が気楽だと思うのだが・・・


傭兵をただの気ままで群れるのを嫌う一匹狼だと思ってもらっては困る。
特に航空部隊は独りでは何も出来ないのだ。俺は人間嫌いでも変人でも無い。

飛んでいるときは独りでも地上に降りたら機体の整備、武装の取り付け、
部品の調達、雇い主との契約、etc・・・
誰かがそれをやらなければならない、だから俺は自分のチームを率いて戦場を転戦している。

それぞれの基地には雇い主の用意してくれてた地上要因もいるが
やはり自分の命(機体)は見ず知らずの奴には任せられないのだ。

この戦場には、時折MIGが出現するらしい・・・
そしてそいつを撃墜しようと躍起になっている奴等もいる。

しかし、俺はそんな事に興味は無い、MIG-21とF-105では勝負にならないではないか。
それは、この機体の全盛期にペチョナミュの空で証明されている一体何機やられたかも・・・
チームマネージャーが持ってきた契約は基本的に爆撃だ、だから、装備の爆撃、攻撃用のものだ。
空戦なんて事になったら、増槽を捨ててとっとと逃げる事にしている。

もし、俺が撃墜されたら、残されたチームスタッフの給料は何処から出るんだ?
チームマネージャーは考えているだろうが、機体を失えば代りを買うにも困る事になる。
だから、俺は決して無理をしない、これが俺達の商売だからだ。
俺たちはチームで動いている、誰一人欠けてはいけないスタッフ達だ。

だから、決して無理はしない。



イシケンの キクメン軍 F-105 THUNDER CHIFEです。












◆◆◆ イシケンのキット 解説 ◆◆◆

商品名F-105 THUNDER CHIFE
メーカーARII
スケール1/144
購入場所近所の模型店
価格¥300円
備考この商品の金型は元々はオオタキという
メーカのものだったそうです。
その頃から凹モールドだったなんて凄いですね。

コックピットは無く武装ももうチョット付けてくれるといいのですが・・・
しかし、ベトナム空中戦読者には欠かせない一品です。

 今回のサンダーチーフですが、元々はキクメン軍に参加させるつもりはありませんでした。
 このキットと前回登場したMIG-21は、イシケンが昔読んだ事のある
 「ベトナム空中戦」(光文社文庫・ミリタリーイラストレイテッド)と、TAK01さんが模型写真館に寄せていただいた
 F-4ファントム(ベトナム迷彩)に触発されて、イシケンの「ベトナム空中戦」のために購入したキットでした。
 機体自体もそうとう古い機体なので、キクメン軍の機体として使えるのか?
 といわれると、チョット無理があるかもしれません。

 しかし、リパブリック社最後の戦闘爆撃機という歴史を語る意味であえてキクメン軍に参加させてみました。
 今回、地味になってしまいましたが、キクメン軍マークとマーク、⇒をマイクロソフト「Word」で自作してみました。
 キクメン軍マークは見難いので失敗ですが、マークは試作品としては成功したと思います。
 もう少し煮詰めれば、意外といけるのではないでしょうか?・・・でも段差は気になりますね。






 迷彩塗装ですが、もっと資料と睨めっこしなくてはいけないですね・・・
 迷彩風味で終わってしまってます、今度はもっと入り組んだ曲線を引けるように努力します。

 そんな訳で、今度はイシケンの「ベトナム空中戦SET」でリベンジです。

さーて、次は何を作りますか・・・
ヒント
スウェーデンの鉄鋼技術は高いらしいよ・・・


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