イシケンの大空

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◆◆◆ 目薬代は経費になる ◆◆◆

レールガンで一番の働き者は？
その答えは簡単だ、目にクマを作っているやつを見つければ良い。

ホークアイを駆り哨戒任務から戻ってきたクルーたちの目は赤く充血し、目の下にしっかりとクマができている。
彼らは戻るやいなや、売店の目薬と目を暖めるアイマスクを買い、個室に消えてしまった。

実はこのレールガン、戦闘機や攻撃機は充実しているが偵察、哨戒任務に当たる機体とパイロットは極端に少ない。

レールガンに搭載されているＥ－２Ｃはたったの２機・・・
これでレールガンに対する脅威を事前にチェックできるとは思えない。

馬鹿みたいにはしゃいでいるファイター共は気がついていないだろうがレールガンは丸裸同然なのだ。

とはいえ、給料面ではファイター部隊のほうがよい為哨戒任務に就きたがる奴は殆どいない。

自慢の鷹の目も疲労で霞むようになってきた、電子機器との睨めっこも肩がこる仕事だ。
そろそろ潮時か・・・そう思ったところで艦内掲示板に目が留まった。

なに？「ボーナスポイント査定の見直しの実施」だって？

「この殺さない程度に働かせるやりかた、大将やってくれるぜ・・・」
結局、金には逆らえない、当分はここで稼がせてもらうとしよう。
付け加えると、今回の査定変更によって目薬やアイマスク等は経費として認められる・・・そうだ。

◆◆◆ 製作者：イシケン「 E2C　ホークアイ」 ◆◆◆

◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

レベル製 1/144 E2C　ホークアイ

１４４も世界的に認知度が高まり、だいぶん良いアイテムが製造されるようになりました。

ホークアイなんてよくまぁ商品化してくれますなぁ。
早速作ってみましたが、物としてはさすが２１世紀金型のレベル商品といった良作です。
（キットの合い、作り、デカール等の評価であり、実機と比較ではない）

組み立ててみて、エンジン周りのシンプルさに物足りなさを感じますし、どうせなら翼をたたんだ状態も用意して欲しいところでした。
とはいえ、最初にも触れたように良品に間違いはありません。

また、ホークアイの評価をするなら同スケールで発売されているエレールのホークアイとも比較したいところです。

最後に、写真を撮った後の反省点ですが、アンテナ線は作り込んでも面白かったですね、エレール品ホークアイではぜひチャレンジしたいと思います。

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