【 アホンダラ達の空 】

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************ ストーリー解説 ************
ミンゴルのキクメン軍前線基地「ベース04」に配備されて半年、
大きな戦闘にも参加せずに何となく空を飛んできた。

今日もそんな日になると思っていたし、異変の予定は入れてなかった。
いつものように定時パトロールの任務をこなし
帰ったら爆撃チームとのサッカー対決で勝利するつもりでいた。

定時パトロールのコースが変更になったのは
出発1時間前のブリーフィングでの事だった。

前日に前線の無人レーダーが故障した為に、
その地域のカバーを定時パトロールの最後に組み込んだのだった。

レーダーの故障に対しての対応の遅さがミンゴル流ということなのだが
これがイシケン軍の工作員の仕業だと思わないというのは大問題だ。

僚機と共に定常のパトロールを完了し、今朝組み込まれた地域に立ち寄って帰還する
その後はサッカーこれが変更後の本日のスケジュールだった

高度2万フィートで問題の地域上空に達した時は何事も無いように思えた
しかし、帰還コースに入ったときに僚機からラジオが入った。
それが今日の予定外の本当の始まりだった

曰く「低高度で移動する航空機を目視した」とのこと
自慢じゃないがこの機体のレーダーでは地上を這うように飛ぶ物体は捕捉出来ない
機体をバンクさせ地上をを除き込む
「確かに・・・機数は10?否もっと14・15・・・16機 4個小隊」
ミンゴルでは信じられない大編隊だ

高度差がありすぎて機種の確認は困難だった為、少し接近を試みる
「尖った機首とデルタ翼、いや可変翼だ・・・MIGだ23、27?」

ラジオで作戦部に目視確認した編隊の位置、速度、機数などの詳細な諸元を伝えた
「攻撃型の27か戦闘型の23か判らないがベース04に向かっている」

ラジオ越しに作戦部のの慌て様が伝わってきた
マズイ事に、この位置からだと基地までは10分とかからない
前線基地のレーダーを即座に修理しなかった漬けが100倍になって帰ってきた

独り言を終えぬまに、僚機から攻撃するか?との提案があった
「止めておけ、手持ちのミサイルじゃ、地上の赤外線に反応して誘導できない
それに16機も相手にしたくないだろ?」

地上すれすれのポジション取り、そして編隊を乱さないテクニック
かなり腕の立つパイロットに違いない、
こちらが手を出さない限り相手にする気は無いようだ
このまま追跡して数が揃った所で一斉に仕掛けるのが得策であろう
「さて、スクランブルで何機上がれるだろうか・・・」





イシケン作 キクメン軍 F−5Eです。



























◆◆◆ キット 解説 ◆◆◆

1/144のスタンダードモデルメーカー「ドラゴン」のF−5Eです。

ドラゴンオリジナル金型の商品です
この商品はアリイやレベルと違って上下分割の構成になっています。
上下分割構成だと接着面を消したところも目立たないため非常に作りやすい構成です

上手く撮影されていればいいのですが繊細なモルドでなかなかの良品です。
ただし、ドラゴンさまの商品は良いところと悪いところの差が激しく
いたる所に手抜きのようなバリや整形不良個所があったりします。

また、コックピットの穴とシートに座ったパイロットは用意されていますが
毎度毎度のドラゴン「ボウリングピン」パイロットです。

翼下面には武装を装備できる窪みがあるのですが、武器は入っていませんでした。

良いも悪いもユーザー次第のドラゴンですがイシケンの中では「○」だと思います
ただし、入手が困難です、購入は通販を探してみてください。


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