【 キクメンライダー 】
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2016年10月22日どようび
〜 3回目の走行で1000キロ突破 〜
2016年10月22日どようび、現在時刻午前9時10分前・・・
さて、私は今どこにいるでしょう。
なんと、航空自衛隊浜松広報館にいたりします。
え〜・・・距離にして片道およそ260キロです。
朝5時半にいつものガソリンスタンドで給油して、
霞が関入口から首都高に入り、その後東名高速をノンストップでぶっ飛ばしてきました。
初めての首都高、初めての東名高速道路。
そりゃあもう色々あれこれありましたよ。
なんたって首都高に東名高速ですからねぇ。
フェラーリとランボルギーニに囲まれて、もう笑うしかない状況もありました。
しっかしディアブロって間近で見るとホントに車高低いのな。
車載カメラで撮ったら相当視聴回数がいきそうな動画になっていたでしょう。
いやもう皆オービス手前以外は信じられないようなスピードで走るんですよ。
早朝なので覆面もそんなにいないからなんでしょうか?
自分もちょっと流れにのって走ってみたら、
かつて教習所で目をつむって話すおっちゃんのあの・・・
死ぬかと思ったのでさすがに付き合いませんでした。
それでも一般大衆国産車のフツー集団の流れについていった巡航速度でも、
こないだ父ちゃんがムニャムニャの速度よりもムニャムニャ・・・
もう空気抵抗がシャレにならんことになっていて、
首は痛い、手首も痛い、ヒザも痛い、ケツも痛いで、マジでヤバかったのですが、
静岡手前あたりでタンクローリーが合流してきたので、
十分車間距離をとったうえで、その後ろを走ることにしました。
みんなバンバン抜いて飛ばしていきますが、
おいおいタンクローリーは高速道路の法定最高速度で走ってるぞ。
その頃はオレもおかしくなってて100キロは遅くて安心だな〜とか感じてます。
おかげで疲れもかなり軽減されました。
今回はかなり本格的に厚着してきたので、100キロ走行ならば寒さは平気でした。
途中駿河湾沿いを走ったときは実に気持ちが良かったですねぇ。
で、まぁ到着しました。一番乗りです。
土日はかなり混むそうですが、朝9時のオープン直後なので、ほとんど人はいません。
いきなり入口奥にF104スターファイターがいまして、
そりゃもう突撃しないわけにゃいきませんよ。
バッテリーの位置は右舷「日の丸」の右ななめ下
へぇー、そういうのは日本語できちんと書くのか。
何が面白いって、本当に注意書きが日本語と英語、入り混じってんのな。
あと、この機体に限ってはパネルラインはほとんどツライチになっててツルンとしてる。
当然その方が空気抵抗が少なくなるので良いことなんだけどね。
それにしても古い機体の屋外展示にも関わらず状態が綺麗だ。マメに手入れしてんだろうなぁ。
そんでは館内にゲートイン!
F2のテスト機はさすが(一応)国産なだけに、注意書きはほぼ日本語ですな。
次はF1支援戦闘機。退役した古い機体とはいえこの公開サービスっぷりときたらどうよ。
知ってることとはいえ、各所に危険と書かれているのがニヤリとしちゃいますねぇ。
アレスティングフックとか、カタカナで書いてるところがいいですな。
普通に着陸フックとかフックと書けば短くてすむのにね。
でもわざわざ白地に赤文字で書いてるんだから、
それくらい目立たせないといけない程キケンなんでしょう。
そういう意味では長い文字で赤くアレスティングフックと書いた方が目に留まるか。
しっかしホントに見どころ満載ですな。
人もいないので、ひたすら最高だとか、面白れぇなぁとか、楽しいなぁとか、独り言連発でした。
さ〜、いよいよ展示格納庫に行きますよ。
ウヒョー!あるある!いっぱいある!
いずれも退役した古い機体だけど、全然そんなの構わない。
なんたって、目の前に実物(ゼロ戦とかモックアップもあるけど)があるということだけでも最高!!
えっ?デ・ハビランド・バンパイアって、自衛隊持ってたんだ!
国産ジェット練習機T-1(T1F1)の技術研究用として、
1956年にT.55型(輸出向け練習機型)を1機購入したんだって。
へぇー知らんかったなー!
いや、色んな機体があって、楽しくてしょうがない。
こんな機体も調達してたのかと感心しまくり。
ブルーインパルス!キタコレ!
この後たくさん人が来るんだろうけど、まだ誰もいないもんだから、
もうほとんど独り占め!最高ッ!
しかもほぼすべての館内勤務のおっちゃんのサービスの良いコト良いコト。
ウヒョー!コクピットに座り放題!写真撮り放題!このサービス最高!!
ノーズ上面は光を反射してまぶしくならんように、つや消し黒に塗ってるぞ。
日本語の説明書きがまたいいねぇ。
ハチロクセイバーのブルー、この小型の機体もいいねぇ。
空気取り入れ口を見てたら、おっちゃんがライトを持ってきて点けてくれて、
その中身を見せてくれた。この神対応は実に素晴らしい。最高ですな。
このビッシリと存在するアナログメーター。
レトロな機体ならではのこの見た目。雰囲気バツグンですな!
もうね、マジで最高。
見て下さいよ、自分以外ほとんど誰もいないっすよ。
あまりにも楽しくてノリノリになって「回せー!」とか言ってたら、
おっちゃん達も集まってきて笑って、もっと腕を伸ばせとか、
もっと身を乗り出せとか言って、写真を撮ってくれました。
さすが。自販機もこうきたか。
いや〜コレだけ楽しめて入館料タダですよ!
週末にも関わらず朝イチで行ったからまだ人が混んでない状態だったので、
そりゃもうかなり独り占めで満喫できました。
館内案内役のおっちゃん達との話も実に楽しかったです。
霞が関からノンストップでぶっ飛ばしてきた疲れも、それこそぶっ飛ぶくらい楽しかったです。
いや〜来てよかった。
もっとゆっくりして、全天周スクリーンの上映放送を全部見たり、
フライトシミュレーター体験とかしてもよかったんだけど、
東名で渋滞とかマジ勘弁だし、次のお楽しみもあるので、
見るもんみたら速攻戻ることにしました。
ハイ、次のお楽しみ、富士川サービスエリアです。
うーん残念!富士山は頭のてっぺんだけちょっと見える程度でした。
現在時刻11時ちょっと過ぎ。
バイクもこれくらいいました。
で、お楽しみのお目当てはこの「桜えびのかき揚げそば」
信州そばにこのかき揚げのボリューム。
当然揚げたて、しかも金網の上にのせてサクサク感を損なわないようにしてる。
いつも朝食抜きなので、腹ペコな状態で食べたもんだから、実にうまかった。
食べる前は量が少ないかなと思ったけど、かき揚げのボリュームがかなりあり、
完食後は十分満腹、満足でした。
いや〜うまかった。最近うどんフィーバーだったけど、そばもいいねぇ。
身体も中からあったまったし、外気温もちょうど良い暖かさまで上昇し、
さすがに昼になったので、クルマの流れも早朝のような速度じゃないので、
ラクラク快適最高なクルーズでした。
そんななか黒い外国製RV車が結構かっとばして、先頭単独トップを走ってたら、
覆面パトが猛烈な勢いで追いかけて、御用になっていました。
他にも様々なことが起きて、今回も多くの経験値を得ることが出来ました。
そんなこんなで、初めての首都高、初めての東名高速でしたが、
事故、トラブルなく、無事生きて帰ってこれました。
朝のシャレになってない速度と、行きのノンストップ弾丸走行、
50歳近い運動不足オジン、それも走りなれてないビギナーライダー。
そりゃもうね、身体は満身創痍っすよ。もうあっちゃこっちゃ痛い。
こういうときこそ家の近くでホッとしてコケたりするので、
それもアジトの駐輪場に入る前には段差を乗り上げないといけないので、
本当に最後の最後まで気を抜かずに気力を振り絞りました。
定位置に止めてしっかりサイドスタンド出して、ようやく一安心。
で、今日の走行距離を確認しますと・・・
祝!1000キロ突破!
そしてガソリン残量は1メモリ!
なんたって往復で500キロ超えなんで、
当然行き帰りでガソリン満タンにしましたよ。
レシートにはしっかりと、墨田で朝5時半、浜松で10時となっております。
バカですねぇ。やっぱりバイク乗りはバカなんですねぇ。
虫アタックもありましたよ。結構大き目の虫が当たって、
プチャァッ!って音がしましたね。
ホント、コレばっかりはしょうがないとはいえ、イヤですねぇ・・・
とまぁ、そんなわけで目標の1000キロ突破です。
これで初回点検を受けたら慣らし運転終了です。
とはいえ、サーキットで走るわけでもないし、排気量650ccもあるので、
5000回転以上の高回転域でぶん回すことはそうそうないでしょう。
しかしまぁこうして振り返ってみると、公道ですらろくに走ってない、
免許そのものが初めてのビギナーが、いきなり3連続高速道路走行、
それも最高速度・・・いや、巡航速度ですら・・・なわけですよ。
まー我ながら無謀というか、明日なき暴走というか、よくやるよと思いました。
で、次からは少しづつ下道を覚えて行こうと思います。
どんどん寒くなっていきますしね。
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