【 そっくりさんコンテスト、予選落ち 】

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皆さん今日は、楽しい高等数学のお時間です。
今日は枕草子を学びましょう。
枕草子は「人間は考える葦である」と説いたことで有名で、
さらに三権分立を考案し、最後にはコンプトン効果とファンデルワールス力を発見したことでも有名な釣り名人です。

そういうわけでミコヤンさんとグレビッチさんの名前をとったミグさん家の三男坊のやすし君を徹底比較します。
では早速見てみましょうか。





向かって左からフジミ、イースタンエクスプレス、ハセガワのファルクラムですよ。
ちなみにタミヤン(中身はイタレリ)のキットはこのバカページにて完成品を掲載しているのでそっちを見てくださいね。

それと、エアフィックスのキットも用意すれば良かったのですが、残念ながら、というか、
なんでそんなにいっぱいファルクラムばっかり買わねばならんのやってぇことで用意してません。
なかなか手に入れにくいキットでもあるしね。
ちなみに、エアフィックスのキットは出来は悪いけどカタチはなかなかいい線いってるそうです。

んではハセガワさん家のやすしを見てみましょうか。
















真上から見たり、遠巻きに見ればなかなかいい線いっているように見えるかもしれませんが、
それは二次元映像のワナです。

実際に3次元の物をこの目で見るとさすがにあまり造詣の深くない、要するにワカランチンのキクメンですら、
こりゃ似てねぇなぁ〜ってのが分っちゃいます。

飛行機プラモン初心者の皆さん、だまされてはいけません。

とりわけ機首周りが怪しいです。
キャノピーを乗せると良く分りますが、ポコッとキャノピーが高く、おかしなラインを描いております。
ここが決定的に似てなさを強く印象付けるのです。

でも仕方がありません、このキットが開発された時は旧ソ連の時代で、
まだまだ情報公開(グラスノスチ)される前の産物なのです。
だから、図面を描く人もある部分は感性と想像によって描かなければならなかったのです。

他にも機首の後部にあるサメのエラみたいな空気取り入れ口がなんじゃこりゃって感じの垂直スリットです。
最近のガンダム先生の胸のダクトのスリットの方がはるかにマシです。

さらにエンジンノズルの形状が樽のように前後で絞られておりましてこれもヘンテコ君です。

コックピットがこれまた愉快で、シートの形状がまるで銭湯においてある安楽マッサージ椅子のようです。

そりゃこれよりももっと出来の悪いシートのキットも世にはありますが、
一応国内大手メーカーなんですから例え情報不足で分らなかったとはいえ、
もうちょっとなんとかしてもよかったんではないの?って思っちゃいます。

でも、まだまだ序の口です。

次はイースタンエクスプレスのキットです。



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