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記述日:2003年8月2日

今日の比較はイタリア空軍の戦闘機「フィアット」を買うならどれだ?についてです。
要するにフィアットキットのベストバイはどこのメーカーか、ということをやります。

とは書いたもののこれを読んでいる人で、どれだけこの戦闘機について知っている人がいるのか、
その数は僅かなことでしょう。

ちなみにキクメンは数年前に 「 佐貫 亦男 」 著 「 飛行機のスタイリング 」(グリーンアロー出版社)
という本で著者がこの機体のスタイリングを絶賛していたのを読み、
純粋無垢で素直なよいこのキクメンは、それほどいうなら是非とも作ってみようと思っていたのです。

興味のある方はGoogle検索エンジンで 「 イタリア 戦闘機 フィアット G.91 」 などと打ち込んでみてください。
結構優秀な戦闘機だったようです。(いまだにショッパイ国や地域では運用されているそうです)

それでは今回用意・入手出来たキットを紹介いたしましょう。

といっても、1/72のスケールで現在流通・店頭で入手出来るキットは自分の知る限り(ネットでも調査)
2社しかありません。(1/100でタミヤも出していましたがあくまでも今回は1/72限定です)

その2社とは恐ろしい恐ろしいエアフィックスと、
場合によっては値段で痛烈な思いをするドイツ・レベルであります。

それでは早速画像をば。





このキットはかなり希少価値のあるキットです。
今から20年以上も前のキットです。

エアフィックスという海外メーカーのキットを、日本のプラモデル用塗料などを出している、
「グンゼ産業(現在の社名ははGSIクレオス)」が販売代理をしていた頃のキットです。

ちなみに先月(2003年7月)にこのキットを入手したのですが、
プレミア価格でぼったくられることもなく、500円で入手いたしました。
(箱絵を見ると当時の定価は200円だったようですね)






またしてもエアフィックスのキットです。
こちらはパッケージアートも新しく1999年製のキットです。
値段が300円という大安値だったので即効買ってしまいました。

また、組み立て説明書は12ケ国語で書かれています。





最後にドイツレベルのキットです。
このキットが一番箱もデカく、値段も高いものでした。
なんと定価は2500円もします。
しかし自分は運良くセール期間中の店で1600円で入手出来ました。




一応箱の比較写真を載せました。

さて、これらのキットはいずれも国産品ではないため、
シュリンクパックされて、中身を見ることが出来ません。

そのため、中身を見るまではどういう物が入っているのか、
想像に任せるほかありません。
(あらかじめ模型情報誌やネットで情報を仕入れておけるなら話は別)

そういうわけなので不安と期待(ほとんど不安・・・というかあきらめ)
が入り混じった複雑な思いと、それでもひょっとしたら?というかすかで憐れな望みを抱きつつ、
ちょっとしたワクワク感でキットを購入しました。
(このあたりはイシケンがかなりの先駆者)

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