【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 汚れた英雄 ◆◆◆

激戦続く荒涼な大地、アタマカタイ砂漠。

今日もこの地では名のある者・名もなき者達が砂と油に汚れた機体を駆り、闘いの空へと飛び立っていった・・・



前席パイロット:「どうにもこうにもそろそろコイツじゃキツくなってきたなぁ。」

後席パイロット:「キクメン軍もイシケン軍もどんどん新型を出してきやがるからな。
           いまやタイフーン(ユーロファイター)の援護なしじゃとてもじゃないが飛べないぜ。」

前席パイロット:「あぁ、おまけにこの砂だ、まぁアフリケ(=アフリカのアホンダラ名称)ほどじゃないが、
           それでもこの砂にまみれりゃ機体もガタがくるってもんよ。」

後席パイロット:「確かに・・・実際翼を前進後退させるときにジャリジャリ鳴ってるような気がするよ。」

整備兵:「砂まみれになるたびに油で落してるからますます汚れもこびりついていきますしねぇ。
           でもまだいいですよここは、海に近い方の基地じゃそれに加えて塩風でサビてきますから。」

整備兵:「この環境じゃ新型も旧型も関係なくキッツイですよ。砂や塩風にゃ新旧なんて関係ないっすからね。」

前席パイロット:「確かに、結局どんな新型でも飛べなければ意味がないからなぁ。」

後席パイロット:「まぁコイツも砂と油で汚れた旧式になりつつあるのかもしれないが、
           こうして飛べるうちは頼もしい相棒ってことなんだな。」

前席パイロット:「センチになるわけじゃないが、汚れた英雄ってトコか。
           ま、飛べるウチは頑張るべ。」

整備兵:「そう言っていただけると自分も整備のしがいがありますよ。」



激戦続く荒涼な大地、アタマカタイ砂漠。

砂と油にまみれた機体に夕日が差し込んだ姿はまさに汚れた英雄と形容するに足る頼もしいものであった。



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 トーネード GR Mk.1 」 ◆◆◆












◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

ハセガワ製 1/72 トーネード GR Mk.1

キットレビューは コチラ

ってなわけでトーネードを作りました。

部分部分ちゃんと丁寧にすりあわせた個所がありましたが、非常に合いの良い良質国産キットでありました。

作っててほとんどストレスはなかったです。

クレームあげるとすればキャノピー後端の合いくらいなもんかな。

で、それはさておき、今回 ココ とか ココ とか ココ を見て、
「ホホートーネードちゃんは、このトレードマーク的な大きな垂直尾翼のここが汚れるんのねー」
というのが分ったので自分もちょっと汚してみました。

給油プローブの先端部をシルバーで塗るのを忘れてしまいましたが、なかなかカコイイ闘うお化粧が出来て本人だけ御満悦であります。



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