【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ アイ・ライク・カンジ vol.1 ◆◆◆

どこまでも続く緑の草原、そして抜けるような青い空、ここは辺境ショッパイヤ高原。
時代に取り残された風景にふさわしい旧式機と老兵が未だ活躍する処・・・



ドゥ・ユゥ・ライク・カンジ?
オウイエス!イエズスカイ!アイライクカンジ!スメルライクスルメ!

雇われメカニックとしてここに来て早や2年。いまいちまだ英語のヒアリングに慣れない。
何を言ってるのかどうにもよく聞き取れないが、となりのアメリア人パイロットはオレの故郷、ジャプン文化好きらしい。
さかんに漢字がどうしたこうしたと言ってる。
同じジャプンのパイロットに聞いたところ、結構ジャプン文化に詳しいようで「干支」まで知っているそうだ。

その後、彼の機体を整備することになってハンガーに行ってみると、彼の垂直尾翼に蛇のマーキングが描かれていた。
で、どうもさかんに反対側に蛇の漢字を書いてくれと言っている。
まぁチップをはずんでくれるというし、昔はたまにペンキ塗りもしていたから、書いてやることにした。

達筆とは程遠いが、それでもかなり喜んでいるようだからいいか。

ちなみにそれ以外に、機首に「炊事洗濯」とか「掃除当番」とか書いてくれと頼まれて、
意味分かってるのか?と聞いてみたら「分からないがネットで見てカタチが気に入った」と言った。

さすがにそこまでは詳しいわけではなかったようだ・・・(その後ジャプンパイロットに意味を説明されて取りやめた)



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 RA-5C ヴィジランティ 」 ◆◆◆





















◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

トランペッター製 1/72 RA-5C ヴィジランティ

おしりの繭のような形状の部分が分離して核弾頭を投下するという物騒な艦載機です。こんなにデカイのに艦載機!!
東西冷戦ってのはこんなトンデモ機も産み落としたんですねぇ・・・

で、今回イシケンとオイラで「お題」として作ったのは偵察機タイプの方の機体です。

トラペの今回のこのキットは出来が大変よろしく、パーツの合いもバッチリです。
キャノピーなんて接着してません。プラの弾性だけで保持出来るのでオープン状態も再現可能です。
全身にビッシリ彫られたスジボリが素晴らしく美しく、非常にスミ入れのしがいがあるキットでした。
脚回りなども組み立てやすいように凹凸が造型されてるし、とにかく特に非の打ち所がないキットです。
出来と関係ない泣き所としてはデカくて収納する箱に困ることくらいです。

で、え〜・・・またしてもイシケンには E 迷惑なんですが、ついしょうもないネタのアイディアが思い浮かんでしまい、
今年から年明け最初の「お題」のヒコーキには干支の絵を手書きで描くというルールを作ってしまいました。
イシケンには申し訳ないですが、これを毎年恒例にすることにします。

来年は・・・・ウ・・ウマかーーー!!



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