【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 過ぎ行く歳を拒む者 ◆◆◆

ここは偏狭、極東の大平原。
わずかばかりのエネルギウムに、儲けを企む企業がこぞって群がるところ。



オレは昔ナイフランド紛争( = フォークランド紛争のアホンダラ名)で初めてこの垂直上昇、いわゆるVTOL機ってのに乗って戦った。

長大で良く整備された滑走路を必要としない、極端に言えば場所を選ばないで飛び立つことの出来るコイツは戦局を大いに変えた。

祖国から遥か遠く離れた地での戦闘では、まさにこの機体こそが必要条件だったのだ。

その後オレも歳をとり、正規軍の軍規では年齢制限からこれ以上パイロットとしての任務をすることが出来ず、
地上勤務に配置されるということになった。

地上勤務なんてまっぴら御免だったオレは、知り合いの雇われパイロットからココのことを聞いていたので、さっさと除隊した。

これまでの功績で出た、そこそこいい金額の除隊金は全てこの中古のハリアーの購入資金に充てた。

・・・そして今、またしても祖国から遠く離れたこの草原の大地でいまもこうして飛んでいる。

オレの時はあの頃のまま止まっているのだろうか・・・



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 ハリアー GR Mk.3 」 ◆◆◆












◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

キット紹介記事は コチラ を読んでください。

ハセガワ製 1/72 ハリアー GR Mk.3

古いキットで、中古屋で260円だったので買いました。

プラの材質は硬く、モールドも消えかかっている個所がありました。
また、経年劣化で変形したのかボディの合いが悪く、余ったランナーを使って調整しました。( ココ を参照 )

同キットはもう1個プレゼントでもらったものを持っています。
そっちの方はプラの材質が柔らかくなり、消えかかっていたモールドもそこそこ復元されています。

幾個所かスキマが出来たのでパテにてスキマを埋めましたが、
とくに手間取った印象はありません。

ただ、キャノピー後部にスリットが入っていてそのままでエアブラシ塗装すると、
コクピット内部に塗料が入っていってしまうので、そこもパテで埋めました。

このハリアーは鼻先が延長されていて、
なんだかイルカのように見えてイマイチ精悍さがなく、
乗り気じゃなかったけれど、さすがキクメン、いつも通りの自我自賛で、
完成させてみたらカッチョE!!さすがオレ、センスがいいぜ!!
などと喜んでおります。

この自己至上主義は死ぬまで直らないでしょう。

うわ!今気が付いた!
機首に貼った数字マーク!左右で違うぞ!!



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