【 アホンダラ達の空 】

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◆◆◆ 国別対抗大会・ダイツ代表チーム(ドイツのアホンダラ国名) ◆◆◆

ドッグファイト・サーカスの中でも最大のイベント。
それが4年に1度開催される、国別対抗大会だ。

開催期間中は最前線の戦闘すら中断することがある程の人気ぶりで、
世界中の人々が熱狂する一大航空祭りとなっていた。



前回の話は コチラ

事情通の観客:まぁこの辺りの機体ともなると、後継者問題とは無縁だわな。

普通の観客:どうしてだい?

事情通の観客:そもそもまともに飛ぶ機体がないもの。

普通の観客:そりゃまたどうして?

事情通の観客:この辺りの機体になると戦争も末期で、
コイツなんぞ確か終戦までに35機しか作られてないハズだ。
そんなんだから、まともに動く機体も少なけりゃ部品取りに使える機体もほぼないと見ていいだろう。

普通の観客:なるほどねぇ。

事情通の観客:こういう機体ともなるとほぼ展示だけの参加だから、
後継者なんか必要ないってわけだ。
そもそもエンジンかけてプロペラ回した姿を見たのなんていつの大会だったことやら・・・



いつの時代も終わりがやってくる。

そうした終わりを迎えた鋼鉄の猛禽がそこにはいた・・・



◆◆◆ 製作者:キクメン 「 ドルニエ 335 プファイル 」 ◆◆◆



















◆◆◆ キット解説と製作後記 ◆◆◆

上海ドラゴン製 72分の1スケール ドルニエ335プファイル

2つのエンジンを前後に配置、プロペラも前後に2つ。
この何とも異形なデザインに25年以上前に心惹かれました。
きっかけはアドバンスド大戦略についてきた小冊子の兵器ファイルだったんですけどね。
そんなわけなので結構このキットは買い漁りました。

しかしやはりまだこの頃のドラゴンのキットの出来はイマイチです。
まぁ比べるのが最新の国産キットとかなので厳しい評価なのですが。

一応カタチはしっかりプファイルですが、
機首周りのパーツの合いがいまいちなのでパテ埋め必須ですし、
パーツに掘られたモールドもダルイし、パーツ表面もツルツルではありません。

とはいえ72分の1スケールでのこの機体のキットは希少なので、
商品価値は十分ある製品です。


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